4.2.1. 競技時間は最大10分とし、10分以内にロボットはコースを完了する。競技時間は審判が計測する。
レスキューの競技は最大で10分ということです。 スタートから10分を過ぎてもゴールできない場合は、時間切れリタイアとなります。
ジャパンオープン大阪からは「マルチチーム」というルールが加えられており、一回の競技を2つのチームが協力して実施することになっておりました。 ジャパンオープン大阪の場合は、先行のチームがスタートしてから30秒以上空けて後のチームがスタートします。 競技時間は先行のチームがスタートした時から計測されます。 例えば、後のチームが先行チームがスタートしてから2分後にスタートしたとすると、8分間しか競技時間が無いことになります。 しかし、2チームのスタートの間隔を短くすると、先行のロボットが競技進行停止になったりすると、途中でぶつかってしまうかもしれません。 それらを考慮して、どちらを先行させるか、どれくらい間隔を空けるかが重要になりますね。 (お互いに、よく話し合うことが必要ですね。)
A2. 双方のロボットは競技コースの最初の部屋(「黄色のゾーン」)の入口の同じ位置からスタートしなければならない。動きが速いほうのロボットを最初にスタートさせ、少なくとも30秒置いてから、遅いほうのロボットをスタートさせること。
アトランタの世界大会の特別ルールとして、上記のものがありました。 しかし、予選1日目は、先行チームがスタートしてから、15秒後に、後のチームをスタートさせていました。 (予選後半には、自由に2台のロボットのスタート間隔を選べるようになりましたけど・・・。)
さらに、途中でリタイアを宣言すると、「タイムは10分になっちゃうけどいいの?」と質問されてました。 そのときは「え~そうだったっけ?」と思っていました。 まあ、これも「お祭り」ということで。
注2012.10.5
現在は、マルチチーム(SuperTeam)は、世界大会のみのイベントになってしまいました。
チーム同士の協力を推進するためにも復活を望みます。
ところで、競技を途中終了すると、記録時間が10分になるというのは、現在では普通のことになっています。(現在のルールでは8分)
早くリタイアしたチームより、何度もリトライして頑張ったチームを優遇したいという教育的な配慮だそうです。