ロボカップ ジュニア・ジャパンのHPにタイトルにあるように、理事会の議事録が掲載されていました。
https://www.robocupjunior.jp/office.html
一般社団法人ロボカップジュニア・ジャパン 2020年度第3回理事会議事録
早速、内容を確認してみます。
今回は Zoom によるWeb会議ですね。
コロナ禍の中では仕方がないし・・・交通費や時間を考えたら、今後もこれで良いのではないでしょうか!?
ちなみに、この理事会が午前にあって、午後にはブロック長会議があったようです。
内容ですが・・・相変わらず、議事録だけで、提示資料が無いので討議内容はよくわかりません。
最初に、ロボカップジュニアの競技会への参加人数(チーム数?)の報告があったようです。
WLではサッカーオープン、シミ ュレーション、OnStageに減少傾向が見られる
シミュレーションというのは、おそらく Rescue Simulation のことだと思います・・・が・・・そもそも、情報(参加チーム数)を提出していないブロックがあり、正しく分析するためのデータが揃っていなかったようです。
文章の後のほうに、
上位リ ーグであるMAZEの減少は顕著であり
と書かれていて、減少ではなく、そもそも Rescue Maze への参加チームは少ない、ということでしょう。
元、Rescue Maze チームのメンターとして、なんか残念です。
でも、Rescue Line と Maze は上位下位ではなくて、それぞれやることが違うので別の競技と考えたほうが良いと思うのですが・・・
で、次に大きな話として、これまでは、ノード大会、ブロック大会のエントリーをそれぞれのノードやブロックでやっていたのを、ジュニア・ジャパンが一括してエントリーをまとめる。(≒全国のノ-ド大会/ブロック大会のエントリーをジュニア・ジャパンのシステムで一括して行う)という構想があるようです。
できるのかなぁ・・・!? (できるのであれば、やったほうが良いと思いますが・・・)
これは、ブロック長会議でブロック長の意見を聞いてみることになりました。
2020年は世界大会が無くなりましたが、2021年のボルドー世界大会でも渡航制限などがあった場合に、推薦をどうするのか・・・については・・・(いつもの通り)外務省の渡航情報に従うようです。
(これまでは、確か「レベル1」以上だと推薦しない・・・だったような)
あとは・・・2021年のジャパンオープンは予定どおり 2021年3月26日~28日で開催予定のようです。
ただ、ノード大会やブロック大会ができなかった場合に、ブロック長に推薦してもらう・・・らしい。
ノード大会もブロック大会もできないなら、ジャパンオープンに参加しない・・・というのが普通だと
思うのですが。
じゃあ、次・・・
国内では実機とシミュレーションが別になっているので、今後一体化する方向で検 討していきたい
これだけ読むと何のことだかわかりませんが・・・ジュニアのRescueリ-グの中で、技術委員会が2つに分かれているので、今後は Maze/Line/Simulation を合わせてレスキューの技術委員会を一つにまとめませんか・・・ということでしょう。
それから・・・
2021年の世界大会では、(2020年の世界大会の中止の余波で)2020年に世界大会に参加することが決まっていた選手に限って、ジュニアの年齢制限を超えていても、2021年の世界大会に参加することが認められています。(つまり、2021年の世界大会には19歳を超えて20歳の選手がジュニアの競技に参加する可能性がある)
ただ、日本では、ジャパンオープンが開催されず、2020年の世界大会への参加チームを決定しなかったため、この緩和措置は関係ありません。
しかし、2021年のジャパンオープンには、(2020年のジャパンオープンを開催しなかった関係で)20歳の選手も参加可能になっています。(広報済)
これにより、2021年に20歳の選手は、ノード大会、ブロック大会、ジャパンオープンには参加できるが、世界大会には参加できない・・・ということになりました。
最後に
ジャパンオープンが開催されなかった場合の世界大会への選抜方法について質問がなされた。
ブロックから各1チーム推薦してもらい、その中から世界大会への選抜をしてはどうか
ジャパンオープンが開催されなかったら・・・世界大会への推薦無し・・・でしょう・・・