Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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運命の出会い

2007-07-28 | RoboCup2007

2007年1月13日

杉並区科学館主催のロボットコンテストの練習日が2回ありました。昨年までは、練習は各チームが予約して競技台を占有して使用させてくれるものでした。 今年からは、やり方が全然違うようです。 合同練習会ということで、土曜日に2回、日程が組まれておりました。 その一回目が本日です。

杉並区の科学館に行ってみると、競技台を囲んで長机が置かれており、そこが各チームの調整場所のようでした。 Mは土曜日は通常の授業があるため、今回はY一人で参加しています。 時間になり、中島先生の挨拶が始まりました。 中島先生の両隣に若いお兄さんが立っています。 今日のアルバイトの人かな?と思っていたら本当にそのようでした。 うーむ、ちょっとマニアックな感じかな、というのが第一印象(すみません) で、Img_9514中島先生の紹介では「ロボカップジュニアで世界大会に何回も出場した選手です。分からないことがあれば、何でも聞いてください。」ということでした。 中島先生は適当なところで帰ってしまったので、このお兄さんたちだけで大丈夫かな?と思っておりましたところ・・・すごいです、本当に世界大会レベルの技術屋さんです。 ライントレースもおぼつかないようなチームのロボットも、お二人の指導のおかげで、なんとか進むようになってきました。 

Img_9531Yもここぞとばかりにいろいろ質問して教わりました。 このお兄さん達(「P1」、「P2」の二人共都立高専の生徒さん)は、恐らく自分達が蓄積してきたノウハウや技術を惜しげもなく出してくれていました。 ライントレースと銀色の人発見までは、なんとか自力でやってきたYも、ギャップの越え方、障害物の越え方、そして一番の疑問だった緑色の人の発見方法を教えてもらいました。(教え方も、答えをズバリというのではなく、ヒントを与えて考えさせて、正解に導かせるところがすばらしいです。)

 

 

このお二人との出会いがなければ、「M&Y」がロボカップで勝ち進むことは出来なかったと断言します。 「P1」、「P2」を「M&Y」の育ての親に(勝手に)認定させていただきました。 本当にありがとうございました。

この練習会の最後に、各チームのロボットで模擬競技会を実施しました。 朝はじめたときはライントレースも出来ないようなチームが多かったのですが、Yのロボットも含めて、結構競技会になっていました。 お二人の指導はすばらしかったです。 練習会がもう一回あるので、今度は学校を休ませてでもMに来て欲しいと思いました。

 

ちなみに、2回目の練習会ですが・・・さすがにMも学校は休まなかったのですが、学校が終わってから科学館に駆けつけました。 一通り練習はできたのですが、せっかく「P1」「P2」が居るのに、人見知りが激しいMは話すことができません。 最後にやっと、ヒントをもらいに行きました。 

 

Mのロボットは、被災者を発見したあとに、同じ被災者を何度も発見してしまい、誤発見と間違われてしまいます。 これを防ぐ方法を相談したそうです。 この時の回答が「銀と緑の発見のアピールを変えてみたら」と「被災者を発見した直後は被災者を発見しないようにしたら」というものでした。 この2つのアドバイスは、世界大会での「M&Y」のプログラムにそのまま生かされています。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
2回目の公開練習のことは書かないの? (M&Y 母)
2007-09-14 19:59:35
2回目の公開練習のことは書かないの?
「M」がどうにか駆けつけたのを・・・
返信する
「ちょっとマニアックな感じかな、というのが第一... (M&Y 母)
2007-10-20 13:48:43
「ちょっとマニアックな感じかな、というのが第一印象(すみません) で、」
失礼です。特にP2は細かいところにおしゃれです。
返信する

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