前に記事はこちら 産技祭2019に行ってきました
産技祭2019での未来工房報告会の続きです。
(J2)メカナムホイールのサッカーロボットへの応用
研究者はロボカップジュニアのサッカーチームのメンバーのようです。ジュニアのサッカーのロボットは、全方向に進めるように、普通はオムニホイールを使用するのですが、(オムニホイール搭載のロボットを凌駕する)メカナムホイールのサッカーロボットを作る研究でした。
研究成果を期待してたのですが・・・メカナムホイルーを作ったところで、今回の研究は終了でした。
作成したメカナムホイールがジュニアサッカーで有効なのかどうかを是非聞きたかったのですが・・・
私は、サッカーにはメカナムホイールは「あまり有効ではない」と考えています。
(しかも、この研究チームでは、サッカーロボットの大きさ制限をクリアするために、メカナムホイールのバレル(斜めのローラー)を小さくしたようです。そうすると、駆動力がさらに小さくなってしまうと思います・・・)
(J3)レーザーカッターによる素材加工技術の研究
素材の材質や厚さなどを比較して、制度の高い加工をする研究です。
弱いパワーで何回もレーザーを当てるべきか、強力なレーザーを当てて回数を減らした方が良いのか・・・
発表も上手で、なるほど・・・と聞いていました。
(J5)自律型ロボット開発環境の構築
研究者は高専ロボコンのチームメンバーのようです。
今年の、洗濯物を干すロボットの製作をしているなかで、自動制御ロボットの製作をしているようです。
面白かったのは、「今はまだ、自律型ロボットでなく、自動制御ロボットです。」で、自律と自動を分けて説明してくれました。
ロボットい装備されたセンサーで、判断して行動を決めるのが自律、というような説明でした。
なるほど、そうだよね・・・
(J6)ゲーム機はパソコンとして使えるか?
PS4にLinuxを導入して、性能試験をしてみる・・・そのうえで、PCとのコストパフォーマンスを比較してみる・・・
なかなか興味深い研究です。(笑)
できれば、その環境を使って、この発表のレポートを作ると、面白かったのにねぇ。
(J8)ピタゴラ装置
サンドイッチを作るピタゴラ装置です。
それほど複雑ではないので、なんだか一瞬で終わってしまうような感じでしたが・・・
3つの装置がちゃんと動くまでに、何時間もの調整が必要だったようです。
こんなところですが・・・なんとなく、創意工夫展と同じような、ワクワク感があります。
また、来年も・・・聞きに行っちゃうと思います。
最後に・・・
ここに・・・ロボカップの横断幕が無いのが悲しい!