今回のお題は「経路」です。
1.3 Path
1.3.1 Walls may or may not lead to the entrance/exit. Walls that lead to the entrance/exit are called “linear walls.” The walls that do NOT lead to the entrance/exit are called “floating walls.”
1.3.2 Paths will be approximately 30 cm wide and may open into foyers wider than the path.
1.3.3 One of the outermost tiles is the starting tile, where a robot should start and exit the run.
1.3.4 The starting tile is always a checkpoint.
1.3.5 Walls may be removed, added or changed just before a run starts to prevent teams pre-mapping the layout of the fields. Organizers will do their best to not change the length or difficulty of the maze when introducing these changes.
1.3 経路
1.3.1 壁には、出入口につながる壁と、そうでない壁があります。 出入口につながる壁を、リニア壁(輪郭壁)と呼びます。 出入口につながっていない壁を、フロ-ティング壁(浮き壁)と呼びます。
1.3.2 経路は、約30cmの幅です。経路より幅の広い大きな広間が設定されることがあります。
1.3.3 最も外側のタイルの1つがスタートタイルに設定され、そこからロボットは出発し、最後にはそこに戻ります。
1.3.4 スタートタイルは、チェックポイントです。
1.3.5 チームがプレマッピング(フィールドの固有の情報をプログラムに埋め込むこと)を組み込むのを防ぐために、得点走行の直前に壁を追加/変更するなど、迷路を変更することがあります。競技の運営者は、迷路の変更によって経路の長さや難易度が変わらないように配慮します。
こんな感じでしょうかねぇ。
1.3.1の説明ですが・・・これ、みなさん理解できているのでしょうか? まず、linear walls の linear の意味がよくわかりません。普通に linear といえば、リニアモーターなどの「直線状の」ということなんですがねぇ。
この linear walls と floating walls は、被災者の得点区分に関係してくるのですが・・・別に壁で区別をしないで・・・部屋の入口から入って片手法で通る床と通らない床、で区別するのがスッキリすると思います。
1.3.2は、大きな広間があるということですが・・・壁が無い大きな空間が有る方が、迷路の難易度が高いです。そして、世界大会では、最終日に近づくにつれて、壁が少ないレイアウトになっていきます・・・
1.3.3は、スタートタイルの位置についてです。さすがに傾斜路からスタートは無いと思いますが、踊場からのスタートはありうるようです。
1.3.4は、スタートタイルは、競技進行停止後の再スタートするタイルになるので、チェックポイントになります。じゃあ、いつチェックポイント到達の得点になるのか・・・得点の項目のところで解説します。
そして・・・赤色がないのですが・・・1.3.5は追加だと思います。
競技の得点走行の直前に、(運営者が)経路を変更しても良い、ということです。ただし、経路を変更しても、競技の公平性が保てるように配慮しなさい、というものです。(実際には、「経路を変えても公平性を保つ」は、非常に難しいと思いますが・・・)
いやぁ、毎年OCは・・・プレマッピング問題には頭を悩ませているので・・・ルールも厳しいものに変更されてきますねぇ(笑)
とはいえ・・・これは、素晴らしいルール変更だと思います。