メキシコでの生活の3日目です。
(といっても一日目はアパートへの移動だけですけど・・・)
そろそろ本格的に観光・・・のハズだったのですが、OCミーティングを11:00から開催するので、M&Y父も参加してくれ、との依頼がありました。
OCミーティングだから、M&Y母だけで良いじゃないですか・・・
っと、思ったいたら・・・(現地のではなく)海外ボランティアも参加するんだって・・・・
ということで、本当は朝から全員でテオティワカンに行く予定だったのですが、断念しました。
朝から、プチ観光⇒会場でOCミーティング⇒(M&Y母を除いて)テオティワカン観光
このようなメニューになりました。
まずは、タクシーで街の中心であるソカロに・・・
(本当は、地下鉄が便利なのですが・・・もう、子供達は地下鉄が嫌いになったらしい・・・)
勿論流しのタクシー(リブレ)です。 もう、タクシーは全然怖くありません。
でも、運転手が、いろいろ言ってくれるのですが、何を言っているか判らないのは相変わらずです。 (いや、だってスペイン語はさっぱり判らないから)
本日は月曜日のためか、土日と車の量が全く違います。
もう、各所で渋滞!
でも、タクシーは縦横無尽に車線変更を繰り返し、一台でも先に流れるほうに進みます。
でも、さすがに渋滞に嫌気がさしたのか「○*■※△」、何とか言って、横道にそれました。
きっと抜け道を行くんだろう・・・なんて思っていたらガソリンスタンドに入りました。
「ガス欠!?」
でも、メーターパネルを見るとガソリンの量は問題なさそうです。
運転手は車を降りて、左後輪のタイヤに空気を入れ始めました。
どうも、左後輪のタイヤの空気が抜けていたようです。
そう、この車の左後席にはM&Y母が乗っていたから・・・(笑)
まあ、途中でいろいろありましたが、タクシーでソカロに着きました。
カテドラルを見て、ソカロに掲揚されていた大きなメキシコの国旗を見て・・・
テンプロマヨールを見ようと思ったら、やってない・・・改装中というか整備中というか、新規発掘中!?
で、とにかくこのあたりは警官が多い!
G20の影響か・・・
ソカロから東に向かって歩きます。
ペジャスアルテス宮殿を見て(本当に見るだけ)、ラテンアメリカタワーに登って・・・
じゃあ、そろそろ会場に向かいますか・・・
またタクシーで移動です。
やっぱり月曜日だから混んでる!
でも、約束の時間にはなんとか到着しました。
会場の一階で待ちます。
レスキューOC集合です。
今日はメジャーリーグの受付なので、1階の受付は活気があります。
でも、受付でいろいろともたついて、スタッフのIDカードはなんだかメチャクチャな状態のようです。
ちなみに私のIDをなぜかNolte先生が持っていました。
とにかくIDを貰って、(自分のがもらえない人は、仮のものを貰って)中に入りました。
ちなみに、MとYも中に入りました。だって、K君の遊び相手という大切な仕事があるから・・・
OCが揃ったところで、OC Chair のNolte先生がしきっていろいろな役割を割り付けます。
今回はOCが4人(少ない!)ので、経験のあるボランティアも、ある程度役割に組み入れられたのだと思います。
私は、ボランティアの人達にフィールドの設定を指示する係に・・・(偉そう!)
一通り終ったところで、あとはOC全体のミーティングになるそうです。
そこで、OCでもない私は退散することになりました。
さて、ここから私とMとYの3人でテオティワカンに行く予定です。
普通なら北のバスターミナルから一時間かけて行くのですが・・・時間を買う意味で、タクシーで行こうかと・・・
WTCのタクシー溜まりの運転手に行き先を言うと「1200ペソ」と書いてくれました。
さすがに1200ペソは想定より高いです。でも、良く聞いたら往復でその料金のようです。
日本円で8000円位・・・高いといえば高い、安いといえば安い
でも、往復ってことは、そのタクシーの運転手が、駐車場で何時間も待っているのも悪いし、一緒にいるのもうざいし・・・どうせ、大観光地だからタクシーも沢山居るだろう・・・
という、浅い考えで片道の600ペソで交渉して乗り込みました。
最初は、やっぱり渋滞でしたが、段々と快適に流れ出し、最後は高速道路のようなところをぶっ飛ばしました。
周りの風景が段々といかにもメキシコの荒野、という感じになってきたところで、テオティワカン到着です。
タクシーの運転手は、何度も「帰りを待たなくていいの?」と聞いてきましたが、「いらない」と断りました。
テオティワカンに入り、最初に太陽のピラミッドに登りました。
階段がめっちゃ急で恐ろしい程です。
さらに、(何で今日だけ)照りつける太陽で、汗が・・・
とにかく、夢中でのぼりました。
人生で初めてのピラミッド
風が心地よいです。
そして、月のピラミッド
ケツァルコアトルの神殿を見て
さすがに、ヘトヘトに疲れて帰ることにしました。
さて、出口を出てみると・・・
私の想像とは全く異なっており、タクシーなどは一台も無いし・・・どうやって帰るの!?
どう考えてもバスで帰るしかありません。
いろいろな人にメキシコシティまでのバス停を確認すると・・・
「あの樹のところだよ」
と教えてくれました。
樹のところ・・・バス停のようなものは全く見当たりません。
単なる場所のことなのでしょうか?
そこへ、なにやらバスらしきものが到着
近くに居たポリスが、アレだよ、と教えてくれました。
バスに乗る時に「3人」と言って100ペソ札を渡すと、なにやら言っています。
単に料金が足らなかったみたいです。
さらに20ペソを渡すと、なにやら小銭が返ってきました。
正確な料金はわかりませんが、40ペソ弱なのだと思います(笑)
バスは、来た道を快調に疾走します。
最初の停留所なのか・・・乗客たちが入口に集まりだしました。
私の隣にいたおじさんが、「降りるよ」と言ったので、立って通してあげたら・・・
「みんな降りるよ」と説明してくれました。
そういえば、乗客は全員ぞろぞろと降りています。
バスの入れ替えなのかな・・・
とにかく、私も子供たちもバスから出ました。
そこには、警察官が沢山いました。 全員手荷物検査とボディチェックです。
(なんとなく、かっての香港旅行のときに、乗っていたバスに突然に警官が乗り込んできて、全員の身分証明書を確認したときのことを思い出しました)
全員が出たところで、警官が乗り込んでバスの中を念入りにチェックしています。
(Mの情報によると、外に出たのは男性だけで、女性は車内に残って、このときに確認されたらしい・・・)
ちなみに、MとYはチェックは簡単で、しかも他の人とは違うところに案内されました。
きっと、子供扱いだったのだと思います。(笑) ・・・子供だから・・・
その後は、快調に飛ばして50分くらいでバスターミナルに到着しました。
もう、みんな疲れてるので、またまたタクシーでアパートに・・・(贅沢が染み付いた・・・笑)
チケットブースで行き先を見せたら「100ペソ」だって・・・なんか高いなぁ・・・と考えたけども、これも時間を金で買うのだと言い聞かせて、料金を払いました。
そうしたら係のお兄ちゃんが「こっちだよ!」とタクシーまで案内してくれました。
乗り込んでドアを閉めようとすると「チップをよこせ」だって。
まあ、そういう生活なんだろうな・・・と小額をわたしました。
タクシーは渋滞の中を進みます。
ここでも、やっぱり縦横無尽に車線変更を繰り返し少しでも進む車線に行きます。
途中で、どうみても怪しい細い道に入ったので、
悪のアジトに連れて行かれて身包み剥がされるのかと焦りましたが・・・
単なる、ショートッカットの道だったようです。
とにかく、無事にアパートに着きました。
夕食は、近くのハンバーガーショップへ・・・
注文して、待っていたら・・・
あと15分で閉店だそうです。
(メキシコは夜が早いのですねぇ。)
メチャクチャな英語で交渉して、テイクアウトにしてもらいました。
店を出る時に、こんな紙をくれました。
メキシコ人は良い人達です。
アパートで食べたハンバーガー
この旅行で一番美味しかったのではないかと・・・
すげー疲れたけど、いろいろ体験できて貴重な一日でした。
明日は、いよいよ大会開始です。
でも、受付日より前に、毎日会場に行っていた私たちって・・・