Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

CoSpace Rescue 2015 1.2 PHASE_1

2015-09-28 | Rescue Rules 2015

次のお題は「PHASE_1」です。 

 

1.2 PHASE_1
1.2.1 A game begins with ROBOT_1 navigating in WORLD_1.
1.2.2 In the WORLD_1, ROBOT_1 searches for 3 types of objects, RED, GREEN, and BLACK objects. ROBOT_1 has to collect the objects and then deposit them in the collection box to receive points. It cannot collect more than 6 objects at any one time without depositing them in the collection box.
1.2.3 Bonus points will be awarded for every set of RED, GREEN and BLACK objects collected and deposited in one single trip to the collection box (refer to section 4.7.4).

1.2 PHASE_1
1.2.1 競技は、WORLD_1でROBOT_1を動かすことから始ります。
1.2.2 WORLD_1では、ROBOT_1が「赤」「緑」「黒」の3種類のオブジェクトを探します。 ROBOT_1はオブジェクトを収集し、それをオブジェクト収集箱(以下収集箱)に入れると得点になります。ロボットはオブジェクを最大で6個までしか収集(搭載)することができませんが、オブジェクトを収集箱に入れることで、さらに収集することができるようになります。
1.2.3 オブジェクトを収集して収集箱に入れるまでの一連の収集過程で、「赤」「緑」「黒」の3種類のオブジェクトを揃えて収集箱に入れることができるとボーナス得点になります。(4.7.4を参照)

 

こんな感じでしょうかねぇ

いろいろ用語が出てきますが、私が勝手に命名して訳しています。

まずは、「オブジェクト」

元々は、CoSpace Adventure という競技名で、宝物を探す競技だったのを Junior Rescue のカテゴリに入れるために、(むりやり)名称を変更したので、宝探しの時の名前の名残がいくつもあります。この「オブジェクト」は 「宝物」だったのでしょうね。Rescue では、被災者に当たるものです。でも、現在も「オブジェクト」になっています。

それから「収集箱」

元々は、集めた宝物を保存しておく(格納しておく)宝箱や宝石箱のことですね。Rescue でいうところの「避難場所」の位置付けです。

 

さて、実際の競技は「PHASE_1」と「PHASE_2」の2つで構成されますが、そのうちの最初の方の「PHASE_1」の説明です。(日本語に訳すと「第一段階」と訳すのでしょうが・・・特定の用語が増えるだけなので、そのまま「フェーズ」としています。)

ロボットはフィールドの中にちりばめられた「赤」「緑」「黒」のオブジェクトを探します。発見したオブジェクトをロボットに積み込みます。ロボットには最大で6個のオブジェクトを格納できます。ロボットは収集箱に行くことで、格納したオブジェクトを収集箱に収めることができます。(そうすると、ロボットに格納していたオブジェクトが無くなるので、また新たに6個のオブジェクトを格納することが可能になる。)

つまり、オブジェクトを収集→収集したオブジェクトを収集箱に格納→再びオブジェクトを収集→・・・を繰り返す競技です。単純ですね(笑)

その「オブジェクトを収集→収集箱」の過程では、最大で6個のオブジェクトを収集(格納)できるのですが、「赤」「緑」「黒」の3種類のオブジェクトを揃えることができると、ボーナス得点になります。

ということですね。

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CoSpace Rescue 2015 1.1 Game Process

2015-09-27 | Rescue Rules 2015

CoSpace Rescue の2015年ルールについて・・・

最初のお題は「競技概要」です。

 

1.1Game Process
1.1.1 A game lasts 8 minutes, with two teams competing in one game. A game consists of WORLD_1 and WORLD_2. A team has one robot in each WORLD as shown in figure 1.
・ ROBOT_1 can spend between 3-5 minutes in WORLD_1
・ ROBOT_2 will spend the remaining time in WORLD_2.
1.1.2 A team must program their ROBOT_1 and ROBOT_2 to navigate and collect objects in WORLD_1 and WORLD_2. A team must end the ROBOT_1 and activate the ROBOT_2 when transferring from WORLD_1 to WORLD_2 (refer section 1.3).
1.1.3 Only one robot can move at any one time. When ROBOT_1 moves in WORLD_1, ROBOT_2 must be in standby mode. When the ROBOT_2 is activated, ROBOT_1 stops until the end of the game. 

1.1 競技概要
1.1.1 1回の競技は8分間で、2つのチームが参加して行います。競技は、WORLD_1とWORLD_2で構成されます。 チームは、図1で示すように各々のWORLDで1台のロボットを使用します。 
・ROBOT_1は、3分~5分の間、WORLD_1で競技をします。
・ROBOT_2は、残りの時間、WORLD_2で競技をします。
1.1.2 チームは、ROBOT_1とROBOT_2がWORLD_1とWORLD_2の中でオブジェクトを収集するようにプログラムを組みます。 WORLD_1からWORLD_2(1.3章を参照)に移るとき、ROBOT_1を停止して、ROBOT_2を起動します。
1.1.3 常に1台のロボットだけが動作します。 ROBOT_1がWORLD_1で動作している時は、ROBOT_2は待機モードになっています。 ROBOT_2が起動する時には、ROBOT_1は競技が終了するまで停止します。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

まず、競技の時間は8分間です。これは他のレスキュー競技と同様ですね。同様でないのは、2チームが参加して勝敗を付ける対戦競技だということです。この8分の競技で2つの世界(WORLD_1とWORLD_2)を使用します。最初はWORLD_1が競技の舞台となり、途中でWORLD_2に移ります。WORLD_1にはROBOT_1があり、WORLD_2にはROBOT_2があります。WORLD_1が有効な間はROBOT_1が動作しており、WORLD_2にあるROBOT_2は止まっています。(待機状態) WORLD_2が有効になれば、ROBOT_2が動作状態になり、ROBOT_1は停止します。つまり、8分間の中では、どちらか一方のロボットだけが動作し、他方は停止します。

まあ、単純にそれだけのことです。

 

って、この文章を読んでも、実際のCoSpace Rescueの競技を知らないと、何だか全然わからないと思います。

2つのワールド? 2つのロボット? ワールドの切り替え?

CoSpace Rescue のシュミレータ(CsBot)を使って、実際に競技を見てみることをお勧めします。そうすると、なるほど、2つのワールドってこう言う事なんだな、と分かります。

 

WORLD_1からWORLD_2に切り替えるタイミングは、各チームで異なります。ですので、実際には8分で競技が終わらない場合が多いです。このルールに書かれている8分というのは、それぞれのチームのロボットが動作している時間の合計が8分だよ、ということです。(えーと、文章で書いてもわかりませんよね 笑)

 

ちなみに、ルールにある図1(上にも貼り付けました)の中には、「Search & Rescue」と書かれています。ルールの本文とは違って、「一応」Rescue 競技であることの自己主張なんですね。だったら、オブジェクトを被災者、収集箱を避難地域に変えてくれたら、胸を張って「レスキュー競技」と言えるのですが・・・

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CoSpace Rescue 2015 ルールについて

2015-09-26 | Rescue Rules 2015

いまさら・・・ CoSpace Rescue 2015 のルールについて、再確認しようかと考えています。

どうも・・・CoSpace Rescue の参加チームが増えないなぁ・・・という理由です。

なんか、特定の学校のチームだけが繰り返し参加している感じです。

先日の、関東ブロック総会の時に、何人かに「CoSpace Rescue に興味ないですか!?」と質問したところ、興味はあるけど、やり方が良く分からない・・・というのが大半の回答でした。

ということで、(私も、ここのところのルールは良く分かっていなかったので)改めてルールを確認したいと思います。

 

ジュニア・ジャパンでも2015年ルールの日本語版を公開していないので・・・

 

注意

あくまでも・・・個人的な解釈であり、公式のものではありませんので、悪しからず。

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Team Description Papers

2015-07-05 | Rescue Rules 2015

7月に入り、いよいよ半月後には RoboCup 2015 Hefei ですね。

世界大会へ参加するチームは準備に追われている頃だと思います。

我が家は、参加するチームではないのですが、準備に追われています。(笑)

 

RoboCup 2015 のHPの symposium のところに TDP(Team Description Papers)について書かれていました。

まあ、こういうのを見ると、RoboCup は本来は競技会ではなく、「研究発表の場」なんだな~ と感じます。

 

 

私は一度だけシンポジウムに参加したことが有りますが・・・その時に、ズラっと並べられた発表資料は壮観でしたねぇ。

 

ちなみに・・・風のうわさでは、来年からはジュニアも似たようなことをする予定だとか・・・

 

これまでの世界大会参加チームで、どれだけの人がシンポジウムに参加したことがあるか・・・知りませんけど・・・

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Rescue Line の Q&A さらに続き

2015-06-24 | Rescue Rules 2015

フォーラムに掲載されていたことを忘れないように書いておきます。

Rescue-Line編 

 

■Line following sensor module について

TCRT sensor based 5 sensors Line following sensor module

http://www.rcjcommunity.org/node/164

Q:ライントレース用のセンサーモジュールは使用可能でしょうか?

I think it should be OK to use as long as you write all code by yourself. The sensor seems to be analog and don't include any microprocessor. 

A:あなたが自分自身でコ-ドを書くのであれば、そのセンサーの使用を許可しなければならないと考えます。そのセンサーはアナログ出力のようです。そしてマイコロプロセッサを含んでいないようです。

勝手な補足説明:質問されているのは

こんなセンサーモジュールです。どうも、コントローラー(マイコン等)を搭載したスマートセンサーではないようです。(それならば問題ない・・・)

 

■傾斜路の黒線について

rules 2015 - line on ramp

http://www.rcjcommunity.org/node/169

Q:傾斜路や持ち上げられたタイル(2階)には黒線が必ずあるのですか?

The ramps will always have lines to follow :)

A:傾斜路には、ロボットが辿るための黒線が必ずあります。

勝手な補足説明:えっと、答えはこれで終わり!? ですか。持ち上げられたブロック(傾斜路の上に接続する2階の部分)には、黒線があるかどうか回答しないの!? まあ、壁もないことだし、線がなければ何もできませんよね。だから常識的には黒線はあるはず・・・黒線がないのは、避難区域だけでしょう。

 

■タイルのデザインについて

Pdf with the tiles

http://www.rcjcommunity.org/node/174

Q:レスキューラインに必要なタイルのPDFファイルはありますか?

We don't have the tiles. And the robot should be able to cope with different kind of patterns on the tiles.
I think it is unfair if you can optimise your robot on the very same tiles that we will use at the compeition.

A:私たちはタイルのデザインを持っていません。そしてロボットは、タイルの様々なパターンに対応できなければなりません。私たちが競技会で使用するタイルに特化してロボットを最適化することは良くないと考えます。

勝手な補足説明:まあ、要は、提供できるパターンファイルは無いということですね。そして、たとえ提供したとしても、それに最適化されても困る・・・ということです。いや~、なんとなく、とんでもないパターンとかありそうだな(笑)

 

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Rescue Line の Q&A 続き

2015-06-23 | Rescue Rules 2015

フォーラムに掲載されていたことを忘れないように書いておきます。

Rescue-Line編 

 

■Dual Range, Triple Zone Infrared Obstacle Detector (センサー)について

Dual Range, Triple Zone Infrared Obstacle Detector

http://www.rcjcommunity.org/node/149 

Q : Mindsensors社の「Dual Range, Triple Zone Infrared Obstacle Detector for NXT or EV3」というセンサーは使用しても良いですか?

Yes, it is allowed. 
But I think you may have some problems with plexiglass if they are using it for the Rescue Line fields in China. 

A : はい、使用可能です。ただ、中国の世界大会の Rescue Line のアリーナがアクリル樹脂を使っていたとしたら、うまく動作しないかもしれませんよ。

勝手な補足説明:質問のあったセンサーは・・・

こんなヤツです。赤外線を使った距離センサーですが・・・1つのセンサーで、前、右前、左前の3方向に何かがあるかを検知します。さらに、その3方向について、近く(15cm)、ちょっと遠く(30cm)の2種類の距離を探知できるようです。(正確な距離を測るのではなく、近くに何かがあるかを調べるのに便利)確かに、2015年ルールの被災者(ボール)を探すのに役に立つかもしれませんね。回答の後半の plexiglass 云々は、壁に透明なアクリルが使われていると、赤外線の距離センサーが(きちんと)機能しないかもしれないよ・・・という親心なんでしょうね。

 

■ドロップタイルパックについて

Drop Tile Puck

http://www.rcjcommunity.org/node/167

Q:私はドロップタイルパックについて理解できません。どのようなものなのか教えてください。

Before the robot starts the team captain will decide where (s)he want to restart the robot after Lack of Progresses. This can be seen as checkpoints. The tiles where (s)he wants to restart are denoted drop tiles and will be marked with drop pucks. 
If a Lack of progress occur the team captain will restart the robot at the last passed drop tile. After three attempts (s)he can move the robot to the next drop tile along the path. 
The number of possible drop tiles can vary between field layouts. The judge will inform you (or some paper on the walls) about the maximum number of drop tiles per field. 

A:それは、競技進行停止の時に再開する場所を決めるもので、ロボットを(競技を)スタートする前にチームキャプテンが決めます。これはチェックポイントのことです。そのタイルは競技を再開する場所を表しており、ドロップタイルパックを置くことで場所を示します。競技進行停止になったら、チームキャプテンは、最後に通過したドロップタイルからロボットを再スタートします。3回の挑戦の後には、ロボットを次のドロップタイルから再スタートすることを選ぶこともできます。フィールドによってドロップタイルの数は異なります。審判(または壁の掲示物)がドロップタイルの最大数を知らせます。

勝手な補足説明:私も、最初にルールを読んだ時に、ドロップタイルとドロップタイルパックについて、何をするものなのか、何で必要なのか、全然わかりませんでした。結局、ドロップタイルはレスキューBでいうところの「チェックポイント」なんですね。そのチェックポイントを自由にチーム(キャプテンが)指定できるってことです。これは面白いルールです。(レスキューBもそうすれば良いのに・・・)で、ドロップタイルを示すマーカーがドロップタイルパックです。この回答の最後の方に・・・「最大数を示します」と書かれています。そうすると、チームは、「その最大数だけドロップタイルパックを使わなくても良い」野でしょうか・・・まあ、そんな酔狂なことをするチームはいないでしょうけど・・・

 

■技術的な評価について

Open Technical Evaluation

http://www.rcjcommunity.org/node/175

Q:今年の合肥世界大会での「技術的な評価」についての質問です。
1.これらの章は競技の得点とは完全に独立したものでしょうか? ルール2.4による、「インタビュー」や「点検」に含まれますか?
2. 「文書は、1枚のポスターと1冊のエンジニアリングジャーナルを含まなければなりません」と、ルール4.2.4に書かれています。 私は、「エンジニアリング・ジャーナル・テンプレート」をRCJウェブサイトで発見することができません。 それはどこにありますか?
3. このジャーナルは、英語でなければなりませんか?

1. Yes, it's separate and will not influence your score in the individual nor superteam competition. Not every team will do an interview or inspection. We will do interviews with teams that we suspect may be cheating (don't be afraid if we do an interview, it doesn't mean that you are cheating, we just want to check!). 
The open evaluation will be done with every team and other teams can be listening to this. 
2. We will use the same as for 2014: http://rcj.robocup.org/rcj2014/rescueA&B_engjournal_2014.pdf 
3. Yes, in English. But is doesn't need to be very wordy, many teams use images and short texts. 
See you in China!

A:
1.はい、これらは別のもので、個別競技 や SuperTeams の得点には影響しません。すべてのチームがインタビューや点検をするわけではありません。不正行為をしているか疑わしいチームについて、インタビューをします。(私たちがインタビューをすることを心配しないでください。それは、あなたのチームが不正をしていることを意味するわけではありません。ただ確認したいだけです。)技術評価はすべてのチームに対してなされます。そして、他のチームはこれを聞くことができます。
2.2014年のものと同じです。
3.はい、英語です。しかし、長い英文を書く必要はありません。多くのチームは、イメージと短い文章で表現しています。

勝手な補足説明:

1.技術評価は、競技の結果(得点)とはお互いに影響されないということですね。で・・・ちょっと驚いたのは、ルールのインタビューや検査は全チームやる訳ではなく、疑わしいチームをやるよ・・・ってことなんですね。いや、確かに、ここ何年かインタビューで(不正が発覚して)失格になるチームが有りますからねぇ。
3.これは、日本のチームも興味がある内容ですね。いわゆる活動記録をつけるのは良いですが、英語で記述しなければならないとなると・・・なかなか敷居が高いですねぇ。

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Rescue Line の Q&A

2015-06-21 | Rescue Rules 2015

フォーラムに掲載されていたことを忘れないように書いておきます。

まあ、何度も書きますが、これはあくまで個人的なものであり、オフィシャルなものではありませんので、悪しからず・・・

Rescue-Line編 

 

■ドロップタイルについて

Drop tile

http://www.rcjcommunity.org/node/152

Q : ロボットは Drop Tile に到達したことを知らせる必要がありますか?

You dont need to inform the referees. If your robot visits a tile that was designated drop tile at the beginning of the round you will earn the points!  Your robot does NOT need to flash a lamp or anything like that. 

A : 知らせる必要はありません。ラウンドの最初に設定した Drop Tile にロボットが到達すれば、得点になります。ランプを光らせたりする必要はありません。

勝手な補足説明:もし置いてある Drop Tile Pack を認識(検知)するルールだったら、さぞ大変でしょうねぇ!? その他は何も書かれていないので、ロボットがドロップタイルを押して動かしてしまった場合は、ドロップタイルが変更になるか、などは考えなくても良いのでしょう・・・きっと・・・

 

■タイルの端からの黒線の最低距離について

Minimun distance of line from edge

http://www.rcjcommunity.org/node/159

Q : 黒線はタイルの端から最小でも10cmの距離がありますか?

I would think so. But as we haven't written it in the rules I can't garantee this. But I think it would be most fair if it was quite a lot space (10cm or more) beside the line so your robot doesn't fall off the field. 
I will do my best to provide 10cm on each side of the line. But it also depends on the Local organizers. 

A : そのように考えますが、ルールには書かれていないので、必ずそうであるかはわかりません。ロボットがタイルから落ちないように10cmの幅を確保したいと思いますが、地元の開催者次第です。

勝手な補足説明:ルールに書かれていない以上、なんとも言えません。という答えですね。タイルなどは現地のLO(Local organizer)が用意するので、何とも言えません。ただ、常識から言って最低10cmくらいでしょ・・・こんな感じですかねぇ。ちなみに、質問したのは香港チームの先生ですね。

 

■同一タイルの中での黒線の最低距離について

Minimum distance between line and line

http://www.rcjcommunity.org/node/159

Q : 一つのタイルの中での黒線と黒線の間の最低距離に規定は?

You are right that we are not defining the minimum distance between two lines in the fields. So theoretically it can be as close as 1cm... But I would not use such tiles if I will be in charge of the field designs. I think 10cm is a fair minimum limit. 
If we will be able to review the tiles from the local organizers I will check for tiles were the line is close to the edges or to other lines. I will do my best to avoid situations like the one in Timothys image. 

A : 黒線と黒線の間の距離は規定されていません。だから1cmまで近づく可能性もあります。もし私がデザインをするのであれば最低10cmが正しい距離であると考えます。もし、地元の開催者からのレビュー依頼があれば、それを確認します。

勝手な補足説明:これも、LO次第ということですね。一応TCは、最低10cmを想定しているようです。(これも香港チームからの質問でした。)

 

■プレマッピングについて

Pre-mapping

http://www.rcjcommunity.org/node/160

Q : カラーセンサーを搭載していないロボットで、交差点ごとにあらかじめ決めた方向に進むのはプレマッピングですか?(最初は右、2番目は真っ直ぐ、3番目は右・・・)

Yes, if you give information about the fields it is considered pre-mapping. You are not allowed to tell the robot in which direction it should turn for each intersection. 
But the linesensor should be able to detect the green markers, it should be recognized as grayish. 

A : はい。フィールド(コース)に関する情報をプログラムに組み込むのはプレマッピングになります。交差点で進むべき方向をプログラムに組み込んではいけません。

勝手な補足説明:これは回答を待つまでも無く「プレマッピング」ですよね。というのは判るのですが・・・今回のルール(2015年ルール)での交差点は、レスキュー初心者にはなかなか厳しいルールだと思います。 

 

■2015年ルールについて

Reglas 2015

http://www.rcjcommunity.org/node/161

Q : 被害者と避難区域に関するいくつかの質問です
この領域では Bluetooth の無線通信を使用可能でしょうか? Bluetooth経由でロボットを制御しても良いでしょうか
②被災者の材質は何でしょうか?
任意のプログラミング言語を使用して良いでしょうか?
プロトタイプはLEGOでなければなりませか、ゼロから構築することができますか?

1. Su robot puede utilizar bluetooth para comunicación interna. Por ejemplo entre dos LEGO NXT. Pero tenga en cuenta que está totalmente prohibido controlar el robot desde el exterior. Ninguna persona podrá controlar el robot, incluyendo da información a la misma.
2. Depende del organizador local, pero no tienen mucho peso y esta 5cm en diametro. Probablemente cubierto en papel de aluminio.
3. Si, podéis usar Python, C++, Matlab, Lego NXT-G o cualquier lenguaje.
4. No tenemos limitaciones del material. Varias equipos usan lego, pero otros usan Arduino o otro hardware. Podéis mezclar diferente tecnicas y ademas reforzar el robot con cinta o pegamiento. 

A :

①内部のコミュニケーションのために Bluetooth を使用することができます。例えば2台のNXT間の通信をすることができます。しかし、外部からロボットを制御することは禁止されています。
②地元の開催者が用意するのでわかりません。様々な重さのものを用意すると考えられます。おそらくそれらはアルミフォイルで覆われるでしょう。
③Python、C++、Matlab、Lego NXT-G等、どんな言語でも使用することができます。
④素材の規制はありません。LEGOを使っても良いし、Arduinoなども使用できます。

勝手な補足説明:これも質問するほどのことは無いと思うのですが・・・みんなルールを読まないのでしょうか? 元の質問がスペイン語のようで、翻訳が適当です。それにしても、スペイン語で普通に回答してしまう Fredrik は凄いです。

 

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Rescue Maze の質問

2015-06-20 | Rescue Rules 2015

フォーラムに掲載されていたことを忘れないように書いておきます。

なお、あくまでも自分の備忘録用ですので、悪しからず・・・

 

プレマッピングについて・・・

Rescue-Maze Pre-mapping

http://www.rcjcommunity.org/node/158

Principally all information about the layout of the maze is premapping.
 You are allowed to give the robot information that is stated in the rules, for example that the maze is made of 30x30cm squares and that the floor is white.
 You are not allowed to give the robot information about the starting position, the ramp position or the size of the maze. The robot should recognize this by itself. But you can think realistic and have a maxsize of the data structure, for example I don't think we will do mazes bigger than 20x20 tiles.
 This is however hard to check for us, even though we are doing the interviews. Try to be fair for everyone! You will learn more if you are doing a robot that work for every size of maze.

迷路のレイアウトに関するすべての情報は、プレマッピングになります。
ロボットにはルールに書かれている情報は与えても良いです。(例えば、迷路が30x30cmのタイルで構成され床が白いことなど)しかし、ロボットにスタートの位置(座標)、傾斜路、迷路の大きさなどに関する情報を与えてはいけません。 ロボットは、自律的にこれらを認識しなければなりません。ただし、現実的に想定される迷路の最大の大きさを20×20などに想定することはかまいません。これらは、インタビューのときに(本当にプレマッピングをしていないか)確認することは難しいですが、公正に参加してください。どのような大きさの迷路でも進めるロボットを開発することは勉強になりますよ。

 

勝手な補足説明:

迷路のコース情報(前右前左前前前・・・)とか、被災者の居る場所(座標)などをプログラム組み込むことは勿論プレマッピングとして禁止されています。同様に、スタート位置、傾斜路の位置(部屋の出入口)なども同様に座標を組み込んではいけません。

また、今回のQAで、迷路の大きさを(アリーナやコースに合わせて)規定することもプレマッピングということですね。これは、なかなか厳しい・・・

 

もう一つは、私が質問したものです。

http://blog.goo.ne.jp/mypapa8888/e/a865864215965c0742b6d482e4d9eceb

 

チェックポイント

Rescue-Maze Score of checkpoint

http://www.rcjcommunity.org/node/173

 

Q:ルール1.3.4には「スタート地点はチェックポイント」という定義があります。このスタートタイルのチェックポイントの得点はいつの時点で入るのでしょうか?

 Good Question!!
 The rules are clear on this topic, but actually I think you have found a bug in them.
 The rules says "A robot is awarded 10 points for each visited checkpoint." and visited are defined as more than half the robot in the tile. When the round starts the robot are more than half inside the starting tile and hence receive the points.
 This means that every team will start with 10 points :)
 However, I think we should change this until next year.

A:良い質問です。ルールは明確なのですが、貴方はルールのバグを見つけてくれました。ルールには「ロボットは、チックポイントに到達したときに10点の得点になります。」と書かれていて、ロボットがタイルに半分以上入ると到達したことになります。競技開始の時にはロボットはスタートタイルに半分以上入っているので、スタートするすべてのチームが得点を得ることができることになります。しかし、私たちは、来年には、これを変更すべきだと考えます。

 

勝手な補足説明:

ルールのバグ・・・抜け穴ってことでしょうか!? まあ、国際ルール上での解釈としては、スタートしたチームは何もしなくてもチェックポイントの得点として10点を貰えることがわかりました。ということは、スタートしなかったチーム(例えば、時間になっても会場に来なかったチームや、競技をせずに棄権をしたチーム)は10点の貰えないの・・・でしょうね。

 

 

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Rescue Line の質問

2015-06-14 | Rescue Rules 2015

フォーラムにルールの質問をしたままで、ずっと放置してしまいました。

質問用の記事

一か月も経ってしまいましたが、フォローしたいと思います。

まず・・・

私が大きく勘違い(解釈を間違っていた)ことがあります。

それは「交差点毎に15点の得点」ではなく、「交差点のあるタイル毎に15点の得点」だったことです。

だから、一つのタイルに2個の交差点があろうと、100個の交差点があろうと、正しく進めれば同じ15点ということです。(1つのタイルで15点)

 

交差点のあるタイルから出るときに、黒線から外れて他のタイルに進むと、交差点の得点は貰えません。(なぜなら、交差点のあるタイルを正しく進むことができなかったから)

 

なるほど、それは判りました。

 

 

でも、そうなると・・・次に新たなる疑問が湧いてきます・・・

 

 

 

例えばこの図で、Aのように左回りで交差点のタイルを抜ければ15点ということは判りました。

じゃあ、Bのように右回りで交差点(右折)+ギャップ越え+交差点(右折)として交差点のタイルを抜けたら、どうなるのでしょうか?

まず、これは、競技進行停止になるのか・・・緑マーカーに従わない場合でも競技進行停止にはならないと思います。

次に、交差点の得点になるのか・・・タイルとして考えれば、正しくタイルを抜けて次のタイルに進んでいます。でも、肝心の交差点を2つ共正しく進んでいません。だから交差点の得点は入らない・・・ですよね。

さらに・・・ギャップの得点は認められるのか・・・う~ん、これは貰えると思うのですが・・・

・タイルの中のすべての交差点を正しい方向に進めた時に得点が得られる。

・タイルの中の交差点をどのように進もうが、タイルを出た時に正しい黒線を進んでいれば得点が得られる。

のどちらなのでしょうか?

 

また、質問するしかないのですが・・・私の英語力が・・・

 

一応「交差点の得点」については、交差点タイルにある「全ての交差点」について正しい方向に進み、次のタイルに行けた場合に交差点得点(15点)が貰える、と(勝手に)解釈しています。(だから、上の例だと、交差点の得点は貰えないけど、ギャップの得点は貰えて、しかも競技進行停止ではない、と思っています。)

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質問用の記事

2015-04-27 | Rescue Rules 2015

Rescue-Line 2015 Rules

 

 

交差点は正しく進めば15点なので、左の「A.」は 15点+15点で 30点の得点になります。

 

じゃあ、「B.」は!?

最初の交差点で緑色のマーカーの指示通りに左に曲がったので15点(ここまでは良いですね)左の経路を走行中に黒線を外れて、次のタイルに行ってしまった・・・しかしそこで幸いにも黒線に復帰しました。

①次のタイルで黒線に復帰したので、競技は継続する。(競技進行の停止ではない)もう一つの交差点の得点も自動的に入って 30点の得点になる。

②次のタイルで黒線に復帰したので、競技は継続する。(競技進行の停止ではない)しかし、もう一つの交差点の得点は入らないので 15点の得点になる。(上の交差点は未得点)

③次のタイルで復帰したが、交差点を一つこなしていない(スキップした)ので、15点の得点の後に競技進行停止になる。(上の交差点は未得点)

さて、どれでしょうか?

 

2015.5.3 追加

Rescue Maze 2015 Rules

レスキューBでは、ロボットが銀のタイル(チェックポイント)は入るとチェックポイントの得点になる。スタートタイルは必ずチェックポイントなので、銀のタイルからスタートになる。

このスタートタイルにあるチェックポイントの得点はどの時点ではいるのか!?

A.競技がスタートしたら、ロボットが動いていなくても得点となる

B.ロボットがスタートタイルから出た時に得点となる

C.ロボットが再びスタートタイルに入った時に得点となる。

さて、どれでしょう?

 

2014年の世界大会では(ハッキリしないけど)B.でした。2015年のジャパンオープンではC.でした。私も運営側としてはC.が良いと思うのですが・・・

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Rescue maze 2015

2015-03-18 | Rescue Rules 2015

Rescue Line の方はルールを一通り確認しました。

じゃあ、肝心の Rescue Maze は・・・ほとんど変更がありません。

ですので、変更がある部分を見ていきたいと思います。

 

まず、最初の絵・・・やっと、変わりました。これまでは、一体いつの時代のルールの絵だよ、という感じでした。黒のタイルが行き止まりにしか無いし、シルバータイルも描かれていない・・・(苦笑)

じゃあ、それ以降の変更を見てみます。

 

1.4.1 Speed bumps are maximum height of 1cm. They are white and fixed at any angle to the floor.

床に設置されるスピードバンプは、どんな角度で設置されるかはわからないよ、通路に直角かもしれないし、平行かもしれないし、斜めかもしれない・・・

2.3.3 Students will participate in ONLY ONE (1) of the three (3) divisions: Primary Rescue Line, Secondary Rescue Line or Rescue Maze.

2.3.4 Eligibility for each division is:
・Primary Rescue Line: Open to students aged 14 years old and under. Age is calculated as of July 1 for the international RCJ event each year.
・Secondary Rescue Line: Open to students of any age up to and including 19 years of age. Team members may compete in Secondary Rescue twice at most (2 international events). After competing twice they must move to Rescue Maze.
・Rescue Maze: Open to students of any age up to and including 19 years of age.

2.3.6 Every team member can be registered in only one team, and every team can compete in only one RoboCupJunior league and division.

これは、Rescue Line のルールと同じです。

一つの競技にしか参加できないことと、Rescue Line のセンカンダリとして2回国際大会に参加したチームメンバーはその後は Rescue Maze に参加することになります。

 

2.4.2 It is highly unlikely that a team will be able to legally use a robot identical to another team’s robot from previous years, or use a robot that is identical to another team’s robot.

2.4.6 All teams must fill a web form that will be provided once the team is officially registered, and should be submitted at least one week prior to the competition. The purpose of this document is to allow judges to be better prepared for the interviews. For sample documentation, please refer to the "Description of Materials Template" at the official RCJ website under Rescue rules. Information about how to submit your document will be announced prior to the competition to the teams.

ここも、Rescue Line のルールと同じです。(過去を含めて)他のチームと同じロボットでは参加できません。それから、事前に提出する資料が有る場合は、ちゃんとやってね、ということです。

 

3.5.1 Successful Victim Identification. Robots are rewarded points for each Successful Victim Identification in the arena: 

a) 10 points per "victim" located at a tile adjacent to a linear wall (even diagonally), i.e. all victims at the 6 tiles around a linear wall. 

b) 25 points per "victim" at other walls. 

In the above diagram, red lines mean floating walls while the green ones represent linear walls. Note that some of the victims on the floating walls are worth 10p, this is because the 10p victims are located in a tile near a linear wall. The colors on the diagram are just for illustrative purposes. 
To identify a victim, a robot must stop within 15 cm of the victim while flashing a lamp on and off for five seconds, and/or release a Rescue Kit before moving on.  When a robot completes both, it counts as one victim identification and one rescue kit deployment (see below).

やっと、変更らしい変更がでてきました。

被災者の得点です。これまで、25点の被災者の考え方(判別の仕方)が良くなかったのですが、やっと是正されました。

a) 外壁に接続する壁(linear wall)に(斜めも含めて)隣接しているタイルの被災者を発見すると10点の得点になります。それは外壁に接続する壁の周りの6つのタイルに当たります。

b)  その他の場所の被災者を発見すると25点の得点になります。

上の図の中で、緑色は外壁に接続する壁(Linear wall)を、赤い線は外壁に接続しない壁(floating walls)を意味します。 外壁に接続しない壁の被災者のいくつかは 10点の得点であることに注意してください。これは10点の被災者が外壁に接続する壁に隣接するタイルにあるからです。 図の色は、ちょうど説明用です。

まあ、こんな感じでしょうかねぇ。

 

長い(短い)レスキューBの歴史の中で・・・最初は迷路の経路自体が1本しかありませんでした。だから片手法で進むだけで被災者を全員発見することが可能でした。しかし、だんだんとルールが高度化して、経路が複数になり、迷路の中に浮島ができるようになりました。こうなると、片手法で進むだけでは浮島の中の被災者は発見することができません。発見することが難しい被災者は高得点にしよう、ということで10点と25点に分かれました。

しかし、2014年ルールでは、きちんと整理されておらず、「片手法で行ける場所なのに25点」というサービス被災者が存在しました。2015年ルールではやっとそれが是正されました。

ルールの表現は分かりにくいですが、「片手法で見つかる被災者は10点、片手法で見つからない被災者は25点」ということです。

 

3.5.5 Successful Up Ramp Negotiation. A robot is awarded 20 points for a successful climb of the ramp. To successfully climb up the ramp, a robot needs to move from the bottom horizontal tile before the ramp to the top horizontal tile after the ramp.

上りの傾斜路の得点です。下の踊場から上の踊場にロボットが進めれば得点です。表現をより明確にしただけで、実質的には変わりません。

 

3.5.6 Successful Down Ramp Negotiation. A robot is awarded 10 points for successfully landing at the bottom of the ramp. A robot needs to move from the top horizontal tile of the ramp to the bottom horizontal tile of the ramp. A successful landing means that the robot can leave the tile without assistance.

こちらは、下りの傾斜路の得点です。表現の明確化は上と同じですが・・・最後の文章が追加されました。これまでは、ロボットが「上の踊場から下の踊場に移動できれば得点」でした。だから、ロボットが転がり落ちても、下の傾斜路に半分以上入れば得点になりました。しかし、2015年ルールでは、(転がり落ちても良いとは思いますが・・・)下の踊場のタイルを自力で抜けられる状態で無いと得点になりません。(早い話、ちゃんと走って下らないとダメ)

leave the tile の tile は下の踊場のことを指すと思うのですが・・・ちゃんとロボットが走ってしたの踊場までは進めたが、そこで下の踊場から出られない状態になった場合、得点は入るの入らないの!? 下の踊場まで走ってくれば「得点」ですよね。

 

4章以降も変更は Rescue Line と同様のようなので省略します。

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Rescue Line 2015 5.1 Referee and Referee Assistant

2015-03-02 | Rescue Rules 2015

あとは・・・大きく変わったところだけ・・・

 

次のお題は「審判」です。

 

5.1 Referee and Referee Assistant


5.1.1 All decisions during game play are made by the referee or the referee assistant who are in charge of the arena, persons and objects surrounding them. 

5.1.2 During game play, the decisions made by the referee and/or the referee assistant are final.

5.1.3 At conclusion of game play, the referee will ask the captain to sign the score sheet. Captain should be given maximum 1 minute to review the score sheet and sign it. By signing it, the captain accepts the final score on behalf of the entire team; in case of further clarification, the team captain should write their comments in the score sheet and sign it.

5.1.1 アリーナや人物、その周りの者などについて、競技についてのすべての決定は、審判と副審によってなされます。

5.1.2 競技について、審判と副審の判断が最終判断になります。

5.1.3 競技が終了したら、審判はチームキャプテンにスコアシートに署名するよう頼みます。チームキャプテンは、最大1分間でスコアシートを確認し、それに署名をします。 署名することによって、キャプテンはチームを代表して競技結果を承認したことになります。 更なる説明が必要な場合は、チーム・キャプテンはスコアシートに意見を書き入れて署名をします。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

これまでは「審判」だけだったのですが・・・「Referee Assistant 」というのが追加されました。副審のことですかね。

この章は、これまでのいろいろな反省を踏まえた是正策が盛り込まれたように感じます。

特に 5.1.3 ですね。

競技が終了したら、審判がスコアシートをチームキャプテンに見せて、確認をさせます。OKならサイン・・・普通ならこれで終わりです。今回は、スコアシートの確認とサインに「最大1分」という時間制限を加えました。まあ、実際にストップウォッチで測る訳では無いでしょうが・・・

で、スコアシートに納得がいかない場合は、これまではその場で議論が始りました。だから、次の競技が始められなくて、どんどんスケジュールが遅れるなんてことも・・・。でも、今回のルールでは、意見がある場合はスコアシートに書き入れなさい。そしてサインをしなさい。ということで、とりあえず(その場は)1分で終わりになります。

まあ、世界大会では、それまで競技を見たこともなかったような学生さんが審判をすることが多いから、(特に競技1日目は)怪しい判断をすることもあったかもしれません・・・(笑)

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Rescue Line 2015 3.9 End of Play

2015-03-01 | Rescue Rules 2015

次のお題は「競技終了」です。

 

3.9 End of Play

3.9.1 A team may elect to stop the round early at any time. In this case, the team captain must indicate to the referee the team's desire to terminate. The team will be awarded all points achieved up to the call for end of round.

3.9.2 The round ends when the time expires, when the team captain calls the end of the round or when all the victims are successfully rescued. 

3.9.1 チームはいつでも競技を早く終わらせることができます。早く終わらせる場合は、チームキャプテンが審判に「競技を終了したい」旨の意思表示をします。チームには「競技終了」の宣言までに得た得点が与えられます。

3.9.2 チームキャプテンが「競技の終了」を宣言した時、またはすべての被災者を救助した時、または競技時間を使い切った時に競技終了になります。

 

まあ、こんな感じでしょうかねぇ。

 

競技の終了も、まあ基本的に変わっていません。

競技終了は以下の3つの場合です。
①チームキャプテンが「競技終了」を宣言した場合。いわゆる「Give up」です。(日本では、何故かみんな「リタイヤ」と言いますね。)
②全ての被災者を救助した場合。「救助成功」です。
③競技時間の8分を使い切った場合。「Time up」です。

競技が終了すると、競技時間が記録されます。③の場合は8分です。(当たり前) そして、②の場合は、その時の競技時間が記録されます。(例えば、5分32秒とか・・・) そして、謎なのが①です。何故か8分が記録されます。例えば、チームキャプテンが「競技終了」を宣言したのが5分32秒でも、7分59秒でも、0分01秒でも・・・記録は8分になります。世界大会がそういう運営だから、日本の大会でもそうしています。でも、ルール上にはどこにも書いてないんですよね。なぜ、世界中の人が、ルールに記載されていないことを守って運営しているのか・・・不思議です。

 

この慣習は、「競技終了」を宣言するタイミングによって優劣をつけるのを避けているのだそうです。つまり、同じ得点の場合に、0分30秒で「競技終了」を宣言したチームと、7分59秒で「競技終了」したチームでどちらが優位か!? ルール3.5.14では時間が短い方と書かれているので、普通に考えれば 0分30秒のチームの勝ちですね。 でも違うんです、同じ得点で「Give up」したチームは時間に関係なく「同列」に扱うのだそうです。

で、この結果、①の「Give Up」も③の「Time up」も同じ8分が記録されます。ですから同点の場合は同位になります。だから、競技会によっては「③が①よりも優先される」というローカルルールにしているところが多いです。これは「途中であきらめたチ-ムよりも、最後まで(あきらめずに)努力したチームの勝ち」なんだそうです。(本当にそうなのでしょうか!? この変なローカルルールのおかげで、どう見てもこれ以上得点できないチームが、時間稼ぎをして8分の Time Up を待つという、運営側にとっては大変イライラする時間の無駄が発生しています。苦笑) 

私は、(これまでも何度も書いていますが)同じ得点なら、早く競技を終了したほうが勝ち・・・派です。

 

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Rescue Line 2015 3.8 Evacuation Point Placement

2015-02-28 | Rescue Rules 2015

次のお題は「避難場所の配置」です。

 

3.8 Evacuation Point Placement

3.8.1 The Evacuation Point will be placed in any of the non-entry corners in the evacuation zone.

3.8.2 Once a robot begins its scoring round and has entered the Arena, the referee will roll a standard 6 sided dice to determine in which corner the Evacuation Point will be located.

3.8.3 After a Lack of Progress happened in any place, the referee may roll the dice once more and place the Evacuation Point at a new corner.

3.8.4 The RoboCupJunior Organizing Committee (OC) will try their best to secure the Evacuation Point down, but you should expect it to slight shift at times.  

3.8.1 避難場所は、避難区域の入口の無いコーナーに配置されます。

3.8.2 ロボットが得点走行を開始して、アリーナに入ったら、審判がサイコロを振って出た目にしたがって避難場所を配置します。

3.8.3 ロボットがどこに居ても、競技進行停止の後には、審判は再びサイコロを振って避難場所の配置しなおします。

3.8.4 避難場所は動かないようにするが、完全には固定されずに多少動いてしまうかもしれません。

 

まあ、こんな感じでしょうかねぇ。

 

避難場所の配置についてですが・・・2014年ルールからの変更はありません。「避難部屋」が「避難区域」に置き換わったくらいでしょうね。

避難場所の決め撃ちをさせないために、サイコロを振って、避難場所を配置します。ルールでは、競技進行停止の度にサイコロを振りなおします。(世界大会で実際にそんな面倒なことをしていたのでしょうかねぇ。)

 

普通はノード大会やブロック大会では、1つ目の部屋で競技進行停止になったからと言って、サイコロを振って避難場所を変更したりはしていません。(おそらく)

でも、こういう地味な「決め撃ち防止」対策は好きです。

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Rescue Line 2015 3.7 Victim Placement

2015-02-27 | Rescue Rules 2015

次のお題は「被災者の配置」です。

 

3.7 Victim Placement

3.7.1 The victims will be allocated in a random way on the Evacuation Zone. The number of victims will be decided by the Organizing Committee. The number of victims will be the same for each field (or arena) layout.

3.7.1 被災者は避難区域の中にランダムに配置されます。配置する被災者の数は、運営者が決めますが、フィールド(アリーナ)毎に同じにします。

 

まあ、こんな感じでしょうかねぇ。

 

これまで、被災者は缶ジュースの缶にアルミフォイルを巻いたものでした。それが1個だけ使われていました。つまり、たった一人の被災者を救助する競技でした。しかし、2015年ルールでは、複数の被災者を救助する競技になりました。(缶以前は、複数の被災者を「発見する」競技でしたね) で、具体的に何人の被災者を配置するかは、書かれていませんが・・・ルールの先頭にあるイラストでは5個のボールが配置されています。(フォーラムには2個~5個と書かれています) 被災者の配置は、ランダムなんだそうです。壁からの距離とか、障害物からの距離とか、避難場所からの距離とか・・・そういう面倒な条件は一切無し!! 審判が適当に転がしてから、「はい、競技開始!!」となるのでしょうかねぇ。まあ、こう書いてあっても、日本人は真面目だから「どのチーム公平になるように、ここと、ここと、ここに置きます・・・」とか、なるんだろうなぁ。

ああ・・・日本人らしい・・・(笑)

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