こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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予算委員会終わる!

2010年03月16日 22時59分53秒 | インポート

 6日間にわたる特別会計・企業会計予算審査特別委員会の委員長も今日の質疑で無Img_8606 事終えることが出来ました。各会計別には様々な問題点もありますが、全会派一致で採択されました。党市議団としては、私が委員長だったので小野寺幸恵議員が一人で奮闘(14会計のなかで6会計に質問)されました。

特に、国保会計では“資格証明書”(病院窓口で10割負担するもの)の問題を取り上げていました。国保税の長期にわたる滞納者に対し、国の法律では“悪質滞納者”には“資格証明書”の発行を義務付けしています。そのため、担当職員も発行前に様々な努力をしています。そんな努力をふまえ、今回の予算では要望意見を提案して予算に賛成することにしました。要望意見は「新年度から個別証(一人)による資格証明書の発行にあたっては、税負担の公平性を十分考慮し、今後も新型インフルエンザ等の対応も想定されることから、きめ細かな相談を行うべきである」と言う内容です。18歳未満の子どもには“資格証明書”は発行されませんが、親は別扱いとなります。新型インフルや災害などの対応には発行しないことを議会の意志として要望したものです。ある会派の議員さんから「(共産党)委員長を出すと反対しづらいよネ」と穿った声が寄せられました。俗に言う「何でも反対の共産党」を強調したいのでしょうか?私たちはポストで賛否を決めるのではなく質疑の中で問題点を追及しています。従前までは、「資格証明書は滞納対策に有効だから・・・」と主張したのが理事者側の論理でしたが、収納率の向上対策には効果がないことが明らかになりました。それに代わって“差し押さえ”が増えています。でも、新型インフルエンザの流行によって、資格証明書の世帯全員に短期保険証を送付したのです。全国各地で国保税滞納を理由に資格証明書を発行して死亡する事例が発生しているから、緊急避難措置として対応しました。そうであれば、最初から発行しなければ良いのに!でも、所得の高い担税能力・財産のある方も滞納している実態があります。私たちは、低所得者世帯に対する納税相談をきめ細かに行うように、再三提案してきました。そうした(担当職員の)努力が確実に資格証明書の発行世帯を大幅に減少しています。こうした努力を検証して賛成の立場をとりました。今後も資格証明書の発行を“ゼロ”にするように働きかけて行きます。

 今夕の本会議冒頭に動議発言を行いました。詳細は後日書き込みます。午後7時前に議会が終わって、母のところに駆けつけてきましたが、昏睡状態は変わっていません。急性期病院だけに、次の入院先への転移も考えなければならなくなっています。議会もあと3日、病とたたかっている母の事を気にしながら頑張ります。


身近なところで気がつかないこと!

2010年03月14日 22時52分53秒 | インポート

 今日から母の大好きな“大相撲春場所”がはじまりました。帰省した長男が入院先のおばあちゃんの耳元で「・・・大相撲がはじまるよ!見なくて良いの?早く目を覚ましてよ!・・・」と口にし、「おばあちゃん!握手しようよ・・・」と言うと、左手がかすかに挙がり握手を求めるように見えました。「凄いぞ!おばあちゃん!僕の手を握ってくれている」と喜んでいました。「明日から仕事だから帰るから・・・また来るから元気になってネ」と辛そうに別れの言葉を投げかけ病院から新千歳空港に向かった道中で、「俺、帰ってきて良かった。おばあちゃん、(俺のこと)判ってくれたんだ!」と帰省した時の表情とは明らかに代わって笑顔が戻っていました。

 毎日、病室に行くたびに感じることは、昏睡状態のなかでも懸命に“生きよう”とする母の痛々しい姿です。すでに11日目が経過しました。お世話になっている病院のスタッフのみなさんと私たちの知らないところでお見舞いに来てくれて激励してくれている方々に感謝の気持ちで一杯です。

 昨夜、長男が「おばあちゃんが元気だった頃の写真がほしい」と言うので、アルバムから1枚取り出すと「おばあちゃんとのツーショットはないの?」と聞かれ探すとなかなか見つかりません。22年間も同居していながら“ツーショット”が以外にもないのです。遠くから遊びに来る姉兄弟たちの写真、孫、ひ孫との写真はあるものの、私たち家族との写真がないことに気づきました。

 市の政策決定も時間をかけ、財政問題も含め優先順位が決められていますが、時には必要な事案には即決が求められることもありますが、最低限のルールとして実施に至る判断は理事者協議事項であるものと考えていましたが、そうしたルールも形骸化しているような疑問を感じます。身近な問題だけに財政が関わる問題を特定の判断で即決するのは如何なものか。それが市民にとって最良の判断であれば良いのですが・・・。その場合にも法的対応が必要であり場当たり的判断は誤った結果をつくり出します。

 過日、友人から芋焼酎の伝統的に酒器である“黒じょか”と鹿児島の焼酎がセットで入手しました。水との調合でおいしさ抜群。使い方によって、“黒じょか”のうまみが出てきます。チョットした工夫で価値のあるものを楽しめるものです。行政に例えると、縦割りから横断的な連携が強く求められていると思います。予算委員会も明日と明後日の2日間となりました。残りの期間、全力で頑張ります。


原点に立ち返ること!

2010年03月13日 09時43分11秒 | インポート

Img_8608  母の見舞いに昨日は長野、横浜の孫とひ孫も駆けつけてくれました。そして最終便で長男も職場から直行で帰省してくれました。「自分の手で育てた」と自負している孫のほとんどが顔を出してくれたので、きっと喜んでくれていると思います。未だ、昏睡状態が続いていますが、姪っ子の話では「昨日は、話かけると反応して“笑ってくれた”ようなだった・・・」と聞き安堵しました。昏睡状態が続いて10日目になります。私も、議会中であり、ちょっと落ち着かない心境ですが、他の議員の配慮もあり予算委員会も順調に進行しています。昨日は、午後の時間帯に所用があり岸本憲宜副委員長に急きょ委員長役をお願いしました。急なお願いでしたが、「見事なさばきでした」と聞いて安心しました。

 企業会計予算委員会もあと2日間の日程で終える目途がつきました。月曜日の午前中には住宅会計が終われば、残りは1会計。その後の総括質疑で委員会審議は終了予定です。ただ、議会は“生き物”ですから何が起きるのか余談は許せません。昨日も委員会理事会で、同じ内容の質問でも(質問者が代わる)言い回しの違いによっては答弁の“ブレ”を感じることがあります。この間だけでも2回も動議がかかりました。その場の雰囲気では誰しもが“ブレ”ていると思うのですが、答弁を文章化すると特に問題はないのです。理事会では「・・・理事者は、簡潔で明快に、そして慎重に・・・」として今後の答弁のあり方を提起しました。

 会派の小野寺幸恵議員が質疑終了後、「以前の答弁と違う。私は納得できない」と怒っていました。その後、関係者とも時間をとって協議をして、お互いに冷静になって話し合った結果、双方で納得できる結果をつくれました。何事も手遅れにならない段階で処理をすること。小さいことも放置すると後で大きな問題に発展することがあるだけに、気づいたときの対応は議会側も行政側も主張だけでなく、「市民の目線」で話し合うことが大切である、と思います。

 “悪しき慣例”はいつか直さなければなりません。それには、情報開示と納得のいく協議が前提条件となります。それが、ひとつの行政改革でもあります。

 最近、自家用車を運転していると、エンジン警告灯がつくのですが、そのうち消えてしまうので気にしていませんでした。昨日も次男に「警告灯がつくんだよナ!」と言うと、「何故、つくのかマニアルを読んだら対応策が判るでしょう!」と一喝されました。その一言に、原点を見失う慣例の怖さを感じました。


こんなに必要なの?

2010年03月12日 07時24分09秒 | インポート

 今朝のウォークはチョット短時間ですませました。今夕、長男が母の見舞いで一時帰省するので、新千歳空港まで迎えに行かなければならないので・・・。

 今日で予算委員会(9日~16日)4日目。最初は6日間で終わるのか、と不安がありましたが、私が担当(委員長)する企業会計予算審査特別委員会は順調過ぎるほどの審議内容で、昨年より早く審議が進んでいます。ある職員から、「渡辺議員が委員長になっているだけで質問時間が短縮されているのでは?」とストレートに言われると「いつもご迷惑をおかけして・・・」としか返す言葉はありません。一方、一般会計予算審査特別委員会は“熱心”と言うと誤解がありますが、質問者が多いのか、昨日も“時間延長”して7時半近くまで質疑していたようです。

 すでに新聞等でも報道されていますが、緊急通報システムの不具合に対して、新年度予算で当初は6月議会に提案する予定を前倒しして機器更新されることになったことは大歓迎です。人の命に関わるものだけに、優先順位が高いのは当然です。でも、何故私の質問の際には「お金がない」と言ったのに、数日後になったら「お金がある」のか不思議な話ですネ。予算委員会での答弁を聞いていると決まり切った言葉として「今年も厳しいが、来年度はもっと厳しい」と言っています。“厳しい”が連発するので“オオカミ少年”的行政用語になってしまいます。もっと、(部長会議などで)慎重に対応すると“ブレ”た答弁は生まれないはずです。一連の不適切な事務処理問題が起きていますが、必ず処罰が適応されます。でも、最高責任者は言葉だけの陳謝で済みます。これって変ですネ。民間では責任者が表舞台に現れるのに、行政は当事者の上司までが処分の対象となります。今回の緊急通報システムでの予算付け答弁は理事者の不適切な答弁が混乱を作ったのですから、責任は重大ですネ。どのように対応されるのか、16日に質問する予定です。

 話は別ですが、インターネット中継を見ている方からメールが届きました。「何故、議員の数以上に答弁側に職員が並んでいるの?職場は大丈夫なの?」という疑問の声です。確かに、委員長をしていると私の後ろに答弁する職員がたくさん並んでいますが、答弁するのは数人なのに、と私も疑問に感じます。議会も「改革」に取り組んでいますが、理事者側も市民サービスとの関わり、危機管理との関わりも含め、最少人数(課長職以上の管理職)で審議に対応することもひとつの工夫だと感じます。それこそが行政改革です。


納得できない説明!

2010年03月11日 07時35分25秒 | インポート

 今朝の早朝ウォークは冷たさを感じました。

 昨夜は予算委員会終了後に、有珠の沢地域での地盤沈下問題での相談で相談者宅に道室蘭土木現業所苫小牧出張所の職員2人と市都市建設部道路・河川課の職員2人と一緒にH5頃から家屋が傾斜している問題と河川工事との因果関係の問題で協議しました、結果は、河川法21条「工事にかかる補償問題」の期限切れによって補償は出来ないと言う従来の姿勢が説明されたが、被災者の相談者は「説明は聞いたが、納得出来ない!」と憤慨していました。道の職員の説明はいわゆる“役所的”説明に終始していましたが、現状の実態には私的感情として“同情”する姿勢を示し、少しは和らいだ協議でした。相談者宅の自宅はすでに、最大値25㎝の沈下が起きていて、台所のガス代も傾斜しています。「天ぷらを揚げるときが一番大変。フライパンを平行に保つのが大変なんです。毎日、故人となったご主人の仏壇の前でお参りしているときも、自然に片足があがっているんです」とそばにあったビー玉を持ち出し、「こうして自然に動くのがわかるでしょう」と切々と嘆願していました。

 相談者が納得できないのは、住民説明会やそのお知らせチラシの存在を知らない状況のなかで、補償問題がされていたことです。「知らなかった!法的な期限がある!と言うだけで納得してほしい」と言われても・・・。その心情を察すると、市民の“安全・安心なまちづくり”の姿勢には疑問を感じます。もっと市民理解の得られる対応策が必要と感じました。

 予算委員会も今日で3日間目に入ります。昨日まで特別会計が終わりました。今日から企業会計に入ります。

 委員会終了後には、母のところへ顔を出してきます。

 議会も終盤に入り、あと1週間となりましたが、昨日の全国的に襲った“異常な低気圧”のように、議会も何が起こるか判らない状況です。引き続き、勉強して行きます。