こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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お彼岸に思うこと!

2010年03月21日 20時31分39秒 | インポート

 今日から選抜高校野球大会がはじまりました。北海道の代表として出場した北照高校のキャプテンの選手宣誓は、高校球児の代表として堂々と“素晴らしい”感動を与える内容だけに観衆から大きな声援と拍手が送られていました。是非とも試合でも厳しい練習の成果を発揮して頑張って欲しいと思います。

 今日は春分の日。いつもなら母と一緒にお寺参りに行っていましたが、今日は母の分も含めてお参りしてきました。そして、過日亡くなった革新運動の大先輩(七七回忌に参列出来ないので)のお宅を訪問して焼香してきました。

 入院中の母に、「お寺にお参りしてきました」と報告すると、言葉で表現出来ないが手をさわると「ありがとう・・・」の感謝の気持ちが伝わりました。昏睡状態のなか、日々「回復」傾向にあると感じます。そうあって欲しい気持ちが伝わっているように思います。次男も春休みになったら、「毎日来るからネ。頑張ろう!」と話しかけると手を力強く握り返される、と言うのです。母の姿を見ていると人間の生命力と医学の進歩に驚くばかりです。

 さて、少子・高齢が社会問題になっていますが、当市の緊急通報システムの不具合については、私の代表質問では財政難を理由付けに先送り(6月補正予算)の答弁でしたが、会期中に関連動議を行い、急きょ2010年度補正予算が計上され、直ちに改善されることになりました。

 でも、これで安心は出来ません。公営(道営・市営)住宅に住んでいる65歳以上の単身世帯は1.666世帯となっています。そのうち“緊急通報システム”(いのちのペンダント)を設置している世帯は僅か56世帯です。私は、建設常任委員会で、15日未明に発生した70代女性が住む市営住宅での火災死を一例にして、大家として罹災者の救援と火災死を防止する策を関係部局と連携して対策を講ずることを提案しました。その結果について、早速担当職員がペーパーで「議論をふまえ」と対応策を報告してくれました。①入居者の現況調査の実態把握に努める(年1回の収入申告書に身体及び病状内容の項目を追記し、個人情報保護の範囲内で庁内関係部局との情報共有化を図る)②(公営住宅の入居者の)罹災者に対する火災発生時の避難先の周知改善を図る-と示して頂きました。

 今後も高齢者の単身世帯が増えて行くだけに、担当部局という狭いものの見方から福祉行政全般の制度活用を横断的視点で改善されることが、行政サービスの向上に繋がります。良い制度を作っても“申請主義”が原則だけに、申請出来ない方々への手助けも行政サービスであることを忘れてはなりません。それが、市民の安全・安心のまちづくりとなり、行政に対する信頼回復に結びつくことだと思います。