こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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予算委員会はじまる!

2010年03月10日 08時22分51秒 | インポート

 もう17年間にもなります。毎週、火・木の2日間、母の話し相手となって遊びに来てくれるSさん(母は“苫小牧の娘”と呼んでいます)は、毎日のように母の病室に足を運んで激励してくれています。

昨日から母の同室の方が「・・・今日も来ていましたよ!お話し出来ないのに、ただ黙って見ているだけなんです。(母が)少しでも身体を動かすと私に『動いた!動いた!』と話かけてくれるんです」と教えてくれます。Sさんには、本当に感謝申し上げます。私たちの代わりに介護の手伝いをしてくれているのです。「おばあちゃんにはたくさんの事を教えて貰い、楽しい日々をすごして頂いた感謝の気持ちでやっていることかだから・・・」と実の子ども以上に尽くしてくれています。

次男も「毎日おばあちゃんのところに顔を見せたい」というので連れて行くと「お兄ちゃんが来てくれていることは通じているヨ!」(同室の方)と話かけてくれます。「私も一人暮らしで倒れて、子どもたちが発見してくれて、こんなに元気になったのヨ!きっとおばあちゃんも(私のように)元気になるヨ・・・」と励ましてくれます。

昨日(~16日)から、予算委員会がはじまりました。私は昨年Img_8451 の決算委員会の委員長と連続して企業会計予算審査特別委員会の委員長として役割を担っています。19年間の議員生活のなかでいつも“質問する立場”にいただけに、質疑の采配は正直疲れます。でも、各会派の委員の質問を聞き、理事者側の答弁内容を身近に聞くことが出来るだけ、予算というものを改めて勉強出来ます。今後の活動に生かすことがたくさんあることに気が付きます。

今朝は、ちょっと早起きをしたので久々に早朝ウォークに時間をとりましたが、寒風は応えますね。天気予報では、大雪警報も出ていますが、「もう除雪はいや!」との近所の方の声は、当然市の担当者にとっても(予算問題も含め)気になることでしょう。


違憲判決への対応は?

2010年03月07日 11時02分57秒 | インポート

 昨日も母のところに行ってきました。小康状態が続いています。昏睡状態なので耳元で声をかけると(判っているのか)少しは反応します。次男が修学旅行に行った際(金閣寺で)買ってきた“長寿”を祈願する“お守り”をそっと枕元に置いていました。そして「おばぁちゃん早く治ってね!(母の)手を握りながら、この手が動くと良いよネ!・・・」と一生懸命マッサージしていた姿を見ながら、回復を祈っています。

 今議会の代表質問で私は、砂川神社の最高裁大法廷の違憲判決をImg_8272 引用し、市が市有地を宗教法人外の神社に土地の無償貸付を行っている実態(3年前も指摘)を取り上げさせて頂きました。決して、“神社”を否定するものではありません。問題は、市有地は市民の財産であり、理由付けが不明確にも関わらず“無償貸付”は放置出来ないと思っています。一方で、市民が税を滞納すると督促状が送付され、最終的には差し押さえも辞さない対応が現実起きています。時には、制裁措置として“いのち”に関わる国保証までも取り上げています。

最高裁大法廷では、違憲判決が明確に示されているので対応は先送り出来ない問題だと思います。確かに、施設(神社)が地域コミュニティの場として使用されてきた歴史的経緯があることは十分認識していますが、3年前の質問でも「今後、関係団体(町内会、氏子、協賛団体)と協議して・・・」と答弁していましたが、何ら協議のImg_09961 場は前進していません。添付写真のように、違憲と判断された場合は年間1.845.984の土地貸付料が市の歳入になります。こうした財源を福祉・教育に生かすことがまちづくりの基本です。土地購入に市税が投入されているのですから、税の公平性から見ても不適切な対応と指摘しなければなりません。

 私の心境は、“困ったときの神頼み”ですが、それと現実の対応は別問題と割り切ってとりあげました。

 大変難しい問題だけに、市民説明の出来る行政対応を強く求めます。(高裁への)差し戻し審理の結果によっては、大きな行政課題となるだけに、最新の注意と緊張感を持って、適正な事務執行を強く望みます。


心配事!

2010年03月06日 13時03分23秒 | インポート

 母の突然の入院に、「おばぁちゃんが入院したんだって・・・容態はどうですか?」と気遣う電話が鳴り放しです。3月3日のひな祭りの日に母の通っているデイサービスでボランティアをしている方から「あの日、お母さんは凄く元気だったのに。手作りのひな人形をみんなに配って喜ばれていたんです。余ったので私もひとつ頂きました。話が弾んで樺太時代の生活ぶりの話にみんな聞き入っていたんです」と元気であった母の話を聞かせてくれました。今なお“昏睡”状態が続き心配ですが、主治医をはじめ医療スタッフのみなさんには大変お世話になっています。

 心配事と言えば、別件ですが市政運営のあり方です。再三にわたる不適切な事務処理が問題となっていますが、また昨日追加案件が提出されました。事案は交通事故の処理で通常は議会初日の専決処分の報告で行われるのですが、どうしたことか、「事務処理上の問題で議会への提案がおくれた」とのこと。実は、12月議会でも同様なことが起きています。「今後は・・・」とはいつもの言葉ですが、いつしか「オオカミ少年」のようになってきて、私たちも“慣れっこ”になってしまう感じがします。言いたいことがあっても“またか?”と議会のチェックが緩んでしまいます。しかも、今回の交通事故の内容を聞くと、臨時職員さんが起こした事故だけに心配です。私は素朴な疑問として「臨時職員に公用車の運転業務をさせることが出来るの?」と問うと、「外勤命令が下せれば問題ない」との説明。でも、職員の起こした交通事故(公務中でも)は、罰則規定があります。今回のように臨時職員さんが何故、外勤命令を出してまでも公用車を運転しなければならなかったのか?という疑問があります。詳細は、19日の議会最終日に報告されますが、いままでのような説明では議会の理解は得られないような気がします。提案説明の際には、しっかりした説明責任と対応策を示してほしいものです。

 さて、昨日の代表質問で学校給食会の収支予算・決算、ならびに業務内容が不透明Img_8278 なので、私は再三「公会計にすべき」(全道11市で実施)と提案してきました。ところが、実施する(H23~)と答弁していた経過があるので、具体的に伺ったところ、「様々なシステム変更や組織変更などがあり“公会計”は難しい」と今までの答弁と180度変更しました。私は、納得できないので「出来ない根拠と関係資料を提出しなければ質問は保留します」と言ったら、議会が中断してしまいました。最後は、理事者と教育長が謝罪し、「今後は、市教委の規定を改め、当面予算・決算委員会に資料を提出して透明性を諮る」ということで一見落着しましたが、場当たり的答弁を許していた理事者・市教委の姿勢が問われる問題です。


無事、代表質問を終える!予算委員会は企業会計の委員長に

2010年03月05日 23時41分47秒 | インポート

 昨日の議会を欠席したこともあり、各部長さんから「お母さんの容態はどうですか?」と心配の言葉をかけられます。各会派の議員さんからも「代表質問もあるけど、お母さんのことが気になるでしょう」と激励をうけました。

 午後1時の再開で私の代表質問がはじまりました。(添付写真)持ち時間は60分でしたが、終わった時間は4時半をすぎていました。私の代表質問のImg_8278_2 内容は後日、紹介しますが、何故に時間が経過したのか?実は、苫小牧市の学校給食会の会計は「私会計」なんです。私はミートホープ事件から学校給食会の会計を「公会計」に改め、透明性をはかることを提案してきました。その趣旨に「市教委はH19年度から実施する」と答弁してきましたが、時期が来ても一向に改めないので再度質問すると「様々に問題があって、『公会計』に移行するには、システムなどの改善、組織体制などの見直しなど、高いハードルがあり難しい」との答弁。H23年度実施も出来ないことを答弁しました。私は、2回も質問してその都度実施時期を延長する市教委の姿勢を質したところ、「現実は出来ない」との答弁。私も、これまでの答弁と180度違う答弁なので、「詭弁の繰り返しであり、議会軽視」と指摘し、質問を保留する権利を行使しました。慌てた市教委は、教育長をはじめ学校教育部長、次長などが会派の部屋に詰め寄り、私に事の経過を説明しますが、結局いままでの答弁は“庁内協議がない“なかで、単なる議会答弁に対する思いつき答弁であったことが判りました。このことで1時間半も議会は休憩したのです。

 私も延々と質問を保留する訳には行かないので、市教委に対しひとつの提案を行いました。「公会計がすぐに出来ないのであれば、当面市教委の規則をつくり、予算・決算委員会で資料をつくり報告の義務づけ」をするように要請したところ、今後の決算・予算委員会で必ず収支を含め議会に公開することとなりました。

 それにしても、場当たり答弁。そのときの議会をうまく乗り切るための答弁には、腹が立ちます。もつと緊張感のある責任の持てる議会答弁が必要です。代表質問の内容は後日書き込みます。本日の議会は午後7時半に終わりましたので、母の見舞いは出来ませんでした。日中、次男がお見舞いに行ってきましたが、昏睡状態の母を見て涙が止まらなかったようです。千葉の長男も毎日のように母の容態が気になって電話が入ります。

 おばあちゃんに育てられた孫だけに、感謝の気持ちがあるのでしょう。明日は議会がないので、顔を出してきます。

 3/9から始まる予算委員会ですが、私は企業会計を担当しますが、今回も企業会計審査特別委員会の委員長となりました。


明日、代表質問!

2010年03月04日 20時15分00秒 | インポート

 昨夜の夕食、我が家でささやかな“ひな祭り”を私抜きで楽しんだそうです。食欲がおちていた母が「久々にお腹一杯に食べることが出来た・・・」と喜んでいたことを聞きました。昨日は日中、デイサービスで楽しみ、そして夕食時の楽しい一時を過ごしていた母でした、が珍しく“寝坊”したのかと声をかけても反応がありません。部屋に入ると倒れていました。すぐに救急車を呼んで病院に直行しましたが、状態は良くありません。今日から代表質問に入ることから、事前の議会運営委員会もあって出席しました。明日は私の順番になります。議会運営委員会で「代表質問は会派の代表だから、質問者の変更は可能ですか?」と伺ったところ、質問は通告者に限定する事項があり、予定通り私が質問します。

会派からも他会派の議員からも病院に行った方が良いのでは!との激励とお見舞いを受け、議員生活のなかではじめて代表質問を聞かずに途中“退席”を経験しました。

病院に顔を出すと眠った母の姿があります。耳元に声をかけると首が動きますが声が出ません。必死に頑張っているようです。

母の容態も気になりますが、私に与えられた仕事として、質問に集中して頑張ってみようと思います。母のことだから、「側にいてくれるのはありがたいが、自分の仕事を優先しなさい」ときっと言うに違いありません。戦前、戦中、そして戦後の激動時代を生きてきた92年間の人生観が証明しています。頑張れ!おふくろ・・・。