こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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救急医療を守る政治を!

2010年03月24日 22時03分47秒 | インポート

 最近、救急車の音を聞くと人ごととは思えません。今日も母の入院先の帰路に対向車線から救急車が走ってきました。片側3車線とは言え、信号機が赤だったので3車線はすべてふさがっていました。幸い、ドライバーの機転が効を奏し1車線が空き救急車は難なく通過出来ました。一刻を争う事態だけに、ドライバーの一瞬の判断が問われます。

母も救急搬送され今日で3週間が経過しました。医療機関の懸命なる治療効果とSさんをはじめ多くの方々の励ましもあって、改善の兆しが現れました。 今日も病室に入るとSさんが「・・・いつものように顔を拭きながら、何気なく『おばあちゃん!手も拭きますヨ』と言ったら、左手を差し出したんです」と驚いて報告してくれました。お礼を言うと「毎日、(奇跡のような)変化があってお手伝いの甲斐があります」と笑顔で応えてくれました。私も母の側に近づいて、「おばあちゃん!笑ってごらん」と言うと両目を開き精一杯の笑顔を見せてくれました。このまま順調に“奇跡的”に回復してほしい、と願っています。週末には姉兄や孫も来る予定ですが、きっと12週間前の状況と比較したら驚くと思います。プラスの変化があれば長男に報告していますが、「それって、本当なの?じゃ、治るの?」と昏睡状態しか見ていないだけに驚いて、「今週末も帰って良い?」と言ってきます。孫のなかでも一番長く18年間育ててくれた祖母だけに、その思いは強いのでしょう。

今日付けのしんぶん赤旗に“街の救急医療ピンチ”の見出しの記事が掲載されていました。「救急医療を受けられない街では暮らせない」という市民の悲痛の訴えです。島根県太田市の事例です。救急医療を担う外科医と整形外科医を派遣していた大学が引き揚げを決め、市と病院は救急告示を取り下げる方針を打ち出したとの内容です。

4月から診療報酬の改定がありますが、医療機関にとって本当にプラスだけの要因があるのか疑問です。旧(自・公)政権による社会保障費の年間約2.200億円の削減策によって、日本の医療保険制度も医療機関も崩壊の危機となりました。過疎地での医師不足と相次ぐ医療機関の閉鎖。都会でも救急医療の対応の遅れで“いのち”が奪われる事態が起こりました。新政権は診療報酬の大幅な見直しと医師の加重負担の軽減、医師不足対策を公約しましたが、今回の診療報酬の改定は決して公約通りではありません。何とか形式的にプラス改定にしただけで、政権公約を果たしたと言えるものではありません。米国では、何とか“国民皆保険”制度の方向が見えて来ました。私は憲法25条の生存権をしっかり守れる社会保障制度こそ国民が期待する政治の方向だと思います。


意味不明のブログの記述?

2010年03月22日 17時53分43秒 | インポート

 今日も母のところに見舞いに行ってきました。最近では、日中の時間は目が半開きになってきて、私たちの囁きに“じっと”見つめています。片側(左足)の足は伸縮運動しているようで、特に左手をさわると握り返すように回復しています。“軌跡が起きてほしい”という気持ちで一杯です。同室の家族介護の方も「日々、回復されているように・・・」と励ましを受けました。「願いが叶うのなら会話が出来るようになって欲しい」と思います。

 さて、先週末で2月議会が終了しました。議会では常に何が起こるか判らない!と予測していましたが、最終日に「市職員幹部による業務時間内の私的メール(事前選挙準備行為?)交換事件」です。この事件によってまたしても市民の信用失墜が起きました。私の個人的な見解としては、過去の諸事件と比較すると重体な事件と考えます。この問題では「中間報告」がされましたが、その報告の基調には途中経過とは言え顧問弁護士の見解が出されています。現段階での見解では、地方公務員法第36条「政治的行為の制限」には“抵触していない”と答弁されました。この問題は今後の重要な争点となりますが、問題は市の顧問弁護士の見解だけが正しいとの見方には疑念を持ちます。一般論として、顧問弁護士は依頼された案件から市の側に有利(?)な見解で調査されるものと推測されます。もっと客観的に他方面の弁護士の見解も必要と考えます。仮に、住民監査請求が起きたら当然弁護士の見解が争点になると推測出来るからです。もつと、精度の高い調査が必要と考えます。特に、市幹部職員の起こした不祥事だけに管理監督責任が問われます。

 さて、岩倉市長さんの任期もあと3ヶ月となりました。6月の市長選が有るのか否か、市民の関心も高くなってきます。昨日(3/21付)の市長さんのブログ(日記)を見ると理解出来ない記述がありました。

中段に、一般会計予算審議重要なポイントになる答弁が2ヶ所(一つは私の答弁ではありませんが!)ありましたが、残念ながら記者さんたちはまるで関心を示しませんでした。いずれ気が付くと思いますが、議会質疑は聞いてる側の情報量と見識によって変質します。新聞に議会質疑を批判する記事が載ってますが、30年前から変わらない視点で両論併記的な批判しかできない表現に飽き飽き感を抱きます。批判するにしてもより具体的に突っ込んだ批判記事を展開できないものかと、何がどうなのか具体的に示さない抽象的或いは印象的な批判では“新聞における批判の価値”がありません。・・・週刊誌じゃないんですから!-と記者への批判とも受けとめられる内容が書いて有りました。私は、企業会計予算委員会の委員長だったので、指摘事項の意味が良く理解できません。マスコミ批判をするのであれば直接指摘するのが見識者としての判断と思います。あえて、書き込むなら読み手が理解できる内容で書き込んでほしい、と思いました。


お彼岸に思うこと!

2010年03月21日 20時31分39秒 | インポート

 今日から選抜高校野球大会がはじまりました。北海道の代表として出場した北照高校のキャプテンの選手宣誓は、高校球児の代表として堂々と“素晴らしい”感動を与える内容だけに観衆から大きな声援と拍手が送られていました。是非とも試合でも厳しい練習の成果を発揮して頑張って欲しいと思います。

 今日は春分の日。いつもなら母と一緒にお寺参りに行っていましたが、今日は母の分も含めてお参りしてきました。そして、過日亡くなった革新運動の大先輩(七七回忌に参列出来ないので)のお宅を訪問して焼香してきました。

 入院中の母に、「お寺にお参りしてきました」と報告すると、言葉で表現出来ないが手をさわると「ありがとう・・・」の感謝の気持ちが伝わりました。昏睡状態のなか、日々「回復」傾向にあると感じます。そうあって欲しい気持ちが伝わっているように思います。次男も春休みになったら、「毎日来るからネ。頑張ろう!」と話しかけると手を力強く握り返される、と言うのです。母の姿を見ていると人間の生命力と医学の進歩に驚くばかりです。

 さて、少子・高齢が社会問題になっていますが、当市の緊急通報システムの不具合については、私の代表質問では財政難を理由付けに先送り(6月補正予算)の答弁でしたが、会期中に関連動議を行い、急きょ2010年度補正予算が計上され、直ちに改善されることになりました。

 でも、これで安心は出来ません。公営(道営・市営)住宅に住んでいる65歳以上の単身世帯は1.666世帯となっています。そのうち“緊急通報システム”(いのちのペンダント)を設置している世帯は僅か56世帯です。私は、建設常任委員会で、15日未明に発生した70代女性が住む市営住宅での火災死を一例にして、大家として罹災者の救援と火災死を防止する策を関係部局と連携して対策を講ずることを提案しました。その結果について、早速担当職員がペーパーで「議論をふまえ」と対応策を報告してくれました。①入居者の現況調査の実態把握に努める(年1回の収入申告書に身体及び病状内容の項目を追記し、個人情報保護の範囲内で庁内関係部局との情報共有化を図る)②(公営住宅の入居者の)罹災者に対する火災発生時の避難先の周知改善を図る-と示して頂きました。

 今後も高齢者の単身世帯が増えて行くだけに、担当部局という狭いものの見方から福祉行政全般の制度活用を横断的視点で改善されることが、行政サービスの向上に繋がります。良い制度を作っても“申請主義”が原則だけに、申請出来ない方々への手助けも行政サービスであることを忘れてはなりません。それが、市民の安全・安心のまちづくりとなり、行政に対する信頼回復に結びつくことだと思います。


嬉し涙と怒り!

2010年03月20日 11時58分05秒 | インポート

 昨日自然にが出る嬉しい出来事がありました。最終日を迎えた2月議会が午後4時前に終了したので、すぐに母の入院先を訪ねました。母の状況は今も昏睡状態ですが、いつもお手伝いに来てくれているSさんとかち合いました。「今日も手を握っても反応がないんです」と言うと「たまに昼間は目を開けることがあるんですヨ!ちょっと身体を動かしいて、耳元で大きな声で呼んでは?」と助言を頂き、「おばあちゃん(普段から母の事をそう呼んでいます)!みつるですヨ!いま議会が終わったので明るい時間帯に来れたんだヨ!・・・」と瞼を開かせると半開き状態になり、私をじつと見つめてくれました。そして声が出ないので、その意志を“涙”で表現してくれました。母の“涙”を見たのは入院後はじめてのこと。「判ってくれているんだ?」と囁くと、Sさんも「この間も孫のMちゃんが6月に結婚するフィアンセと一緒に前撮り写真と以前に撮影した3人一緒の写真を見せると“涙”を流していたんだヨ!」と教えてくれました。この間議会の関係で朝か夜の時間帯にしか行けなかったので少しずつ回復しているように思いたくなりました。「昏睡状態でもみんなが来てくれていること。話かけていることを判ってくれていると思います」と市の幹部の方からも励ましの言葉を頂きました。母も議会中だったことを知っていて頑張っていたんだと思うと、あの“涙”は感動的でした。(年齢だけに)まだまだ予断を許さない状態ですが、軌跡的な回復を祈るだけです。

 最終日の議会では、2日前に発生した「庁内通信メール指摘使用に関する事件」について急きょ建設常任委員会で「中間報告」がありました。理事者が事実確認をしたところ送信者は都市建設部の管理職で「選挙に関する個人メモ」であることが判明。しかも、56年前から個人メールを送信し、年に1.2回程度で相手からもぼぼ同数のメール受信が確認されました受信者も消防幹部で事実を認めたようです。現在、市の顧問弁護士と相談しながら地方公務員法第36条「政治的行動」に抵触するか否か検討しています。この報告を受け、私は①地方公務員法第33条「信用失墜行為の禁止」、②同35条「職務専念義務」、③管理職の服務違反、④理事者の責任問題、⑤情報管理のあり方-5点を質問。これに対し「地方公務員法36条は協議・検討中であるが、他の問題はすべて法に抵触している。理事者責任は推移を見て判断する。情報管理はシステム管理者の権限でチェック体制を強化し、『私的の運用上の判断基準』を作成する」と現時点での対応策を答弁されました。

 それにしても、私的メールの全面禁止は6年前に総務部長名で通知が出され、3年前にも2回同様な通知が出されていながら、何故こうした行為がされていたのか理解出来ません。行政は(良くも悪くも?)上級機関からの通知には絶対に従うのが慣例。私は、通知を出すたびに繰り返されている今回の事件は異常事態であり、それを行っていたのが管理職員であったことに怒りを感じます。


公務員倫理が問われる重大事件が発覚!

2010年03月17日 21時11分20秒 | インポート

 今日は昨日の“動議”(添付写真)の内容を書き込む予定でしたが、“道義”問題Img_8834 が浮上しましたので報告します。

 “開いた口がふさがらない”とは、まさにこういう時に使う言葉なのでしょう。今日の建設常任委員会での質疑で、民主党の沖田議員が2枚の用紙を手にして「職員同士(同志?)が勤務時間中(午前11時15分27秒)に『政党活動』とも取れる内容でメール交換をしているのは如何なものか」と取り上げました。隣に座っている私もその質問を聞いて驚きました。答弁席にいた担当部長も“寝耳に水”の質問だけに、「ご指摘の件については至急事実確認をして対応したい」との答弁。私は事前に別件の質問を用意していましたが沖田市議の関連質問を行いました。①勤務時間内に庁内ランによる私的なメールは職務怠慢であり地公法に抵触する②多額な税金をかけての庁内ラン。私的使用は税金のムダ使いなどを指摘し、(政治的中立の公務員としての倫理に反する行為であり)7人の議員(委員長含め)だけで議論すべき内容ではない、と事実確認し理事者と危機管理室と連携して対応し、議会への報告を求めました。

 問題のメールの内容はタイトルが「(修正後)地区得目について」。苫小牧市の場合と白老町の場合の地区得目を算定したものが記述されていました。詳細には書き込むことは出来ませんが、苫小牧市の場合はH22現在世帯数 正義943

友舞925 前進965 先駆966 大河1006 計4.805世帯・・・と記述。内容的には素人には判断出来ませんが、“得目”とか“内票”とか“外票”と言う表現は明らかに選挙で使われるもの。メモには詳細な計算式が出ています。正義、友舞、前進、先駆、大河という言葉をある宗教団体の名誉会長名を入力してインターネットで検索するとすべての文字が偶然一致しました。まだ、調査結果が出ていませんが、「政党活動」だと断定されれば、公務員としての道義的責任が問われる問題であり、曖昧に出来ないものです。

 発信者と着信者を見ると何と共に市役所の管理職(課長職と次長職)の名前が出ています。メールには「先ほど地区得目について違うものを送付したかもしれません。あらためて送ります。宜しくお願いします。」と書き込んでいます。

これだけでも、何度もメール交換している実態が明らかです。他にも同様なメール交換が行われているような実態が伺えます。管理職が業務中に「政党活動」と疑われることを市役所内のパソコンで行って良いのでしょうか?今回は、多分メール操作を誤って他の職員にも送信されたのが発覚したようです。不適切な事務処理の問題が渦中にあるなかで、議会終盤には公務員の倫理、道義問題が発覚したことは理事者としての責任が問われる問題と考えます。