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とひかけて われのまことを をしふれば われはよきとぞ おらびたりける
*「ぞ」~連体形の係り結びが生きてますね。
その人に問いかけて 自分自身の真実を教えたら、自分とはまことによいものだと、大声で叫んだことだ。
わたしたちは、ここにいる馬鹿どもの霊たちにも、毎日解脱の指導をしています。いろいろと邪魔されてやりにくいのですがね、少しずつでも、善い霊を増やそうと、やっているのです。この作品はその一場面を詠んだものです。
自分が嫌で、人の邪魔ばかりしている馬鹿の霊も、わたしたちが根気よく、自分の真実に導いていけば、突然悟って、本当の自分というものが、どんなにすばらしいものかということがわかり、それからは美しい自分となって、あらゆるよいことをしていくようになるのです。
これは本当ですよ。こっちの世界の人も、解脱を経験した人は、これがわかるはずです。
解脱をすると、人間は突然美しくなります。形は変わらないのですがね、目がしゃんと入って、表情が美しくなり、雰囲気が全然違ってくるのです。
美しさというものの意味を考えさせられる現象です。偽物の自分をかぶっている人は、それをこれでもかと美麗に演出して、かえってお化けのように気持ち悪いものになっているものだが。解脱して真実の自分に目覚めた人は、まだ形は美形とは言えないのだが、心がしゃんとして、目が強く美しくなり、それだけで何かとてもいい感じに見えるのです。
こちらの世界でも、人類はだんだんこんな感じになってくるのではないかと思っています。今は、人の美貌を盗んで自分を美形にしている馬鹿が相当目立ちますが、いつかは、本当の自分の美しさというものがわかり、形は不細工の部類でも、目が美しいだけで、相当に良い感じに見えるという感じになっていくのです。
もちろん、形はいつまでもそのままではありません。人類が人類として、自分たちの使命に目覚め、この地球世界の創造に大いに貢献していけば、人類はそれは美しいものになっていくのです。
それが真実の美、真実の進化というものです。
まだそこまでいくには、いろんな段階を踏まねばなりませんがね。しかし、必ず、人類は、偽物の顔を捨て、本当の自分の美しさに帰ってくると、信じます。