美人だと 思って結婚 してみたら おれの人生 地獄になった
*今週は大火の作からとってみました。愉快で痛快な大火の歌は、いつも痛いところを鋭くつきますね。
世の中に、顔で女房を選んで、失敗した男というのは、たくさんいるようです。それは要するに、偽物の美人がたくさんいるということなのですが。
他の美人から顔姿を盗んで美人に化けている偽物は、ずるいことばかりで生きてきて、心の勉強を何もしていませんから、いまだに愛がわからず、自分のことばかり考えて、男を悩ますきついブスなのですよ。
そんなのに騙されて、結婚したら、男の人生は地獄になります。愛の存在であるはずの女が、愛を何も与えてくれないからです。
外面は天使のようにきれいなのに、内面は猿のように性格がきつい女が自分の家にいる。結婚してからその正体に気づいても、もう遅い。家庭に安らぎを見いだせない男は、ふらふらと迷い始める。中には浮気などをして、修羅を引き起こす、馬鹿な男もいるでしょう。
偽物をつかんだ男は、一生の不覚と思って、耐え忍ばなくてはならない。まさに地獄ですね。
世の中には、魂の暗い、偽物の美人が、よほどたくさんいますから、男性は気をつけなさい。男の人生は、妻で決まると言っても過言ではありませんから。
妻を選ぶときは、顔姿に騙されることなく、女性の目と行動を見て、その心を確かめてから、決めることですね。