こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

警察へ行く

2005-04-22 03:29:18 | 時間
朝食を済ませて、ふとドアの下を見ると紙切れが入っている。オランダ語だ。警察(Politie)という文字はわかるが、何だろうよくわからないと困っていると、2枚綴りになっていて、2枚目に英訳がついていた。読むと、この書類とパスポートと部屋の契約書を持って26日までに来るようにと書いてある。

歩いていけるところにある警察署の業務時間は、木曜日の19時から21時までと記されている。それ以外の曜日は、バスにのってHeverleeというところの警察署まで行かないといけない。幸運なことに今日は木曜日だ。夕飯を済ませて19時に間に合うように家を出た。

ずっと歩いていって、警察署の角を曲がろうとしたときに、そういえば11年前に来たときにも、この警察署に来たことを、ふと思い出した。フラッシュバックメモリーというやつだ。2階に上がって、小さな部屋で机を挟んで警察官と二人で座ったことも思い出した。

一番乗りをしようと思ったが、結局3番目だった。20分以上待たされて、ようやく自分の番が来た。警察官が、持っている別の書類を見ながら、家賃や部屋の番号などを聞き、その書類にサインをして、それでおしまいだった。パスポートも契約書も結局見せずに終わった。別れ際に、ハンスという警察官が、「これでもう二度と会わないように願いたいね」と冗談半分に言った。陽気な人だ。私も、「同感だ」と応えて警察署をあとにした。

この後、8日ぐらいして、今度は市役所から呼び出しがあって、それでようやくIDカードがもらえることになる。手間のかかることだ。大学のIDカードの方は、昨日一足早く届いた。これも手に入れるまでに3週間かかったのだった。

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