こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

かもめ食堂

2006-04-09 06:45:57 | 土地
フィンランドには行ったことがない。ヘルシンキ、フィンランディア、スオミ。そんな言葉ぐらいしか知らない。

この映画の舞台はヘルシンキ。彼の地で、日本食を出す店を営む女性3人の物語。最初は一人。そして、次に一人。さらに一人。それぞれ事情をかかえてフィンランドにやって来た。だが、その事情が何であるかは説明されない。

日常的でもあり、どこか日常を超えたようでもある。コーヒーを作り、食事を作る。自分たちが食べ、客に食べてもらう。そうした毎日が描写される。鮭の塩焼き、トンカツ、おにぎり。どれもとてもおいしそう。

どこの土地でも人は暮らしていける。そんなメッセージを受け取ることもできる。優しい人の周囲には優しい人が集まってくる。そうした小さな幸福の物語だと考えてもよい。

見終わった後、フィンランドに行ってみたいと思う人が増える。そんな素敵な映画。

かもめ食堂


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4 コメント

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Unknown (og)
2006-04-09 09:35:15
この映画、とても気になっています。

原作者の群ようこさんは中学生のときから大好きで、3人の女優さんも個性的。

この感想を読んだら、行きたい気持ちが高まりました^^。
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Unknown (都筑)
2006-04-09 10:24:21
ogさん、気になる映画は見に行くべし。
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おぉ! (Roo)
2006-04-10 01:19:23
私も気になっていた映画でした。何が気になるって、舞台となったカフェのインテリア・デザインを手がけた事務所が気になります。北欧家具IKEYAの千葉上陸といい、今年は北欧デザインブームが来る予感がいたします。
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憧れの北欧 (都筑)
2006-04-10 11:57:17
Rooさん、お久しぶりです。今は日本ですか。それともどこか海外。



フィンランドの教育も話題になっています。多方面にわたって、北欧ブームが起こりそうですね。
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