こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

監督

2010-02-15 22:40:11 | スポーツ
日韓サッカーの試合結果から思う。

監督は辛い。自分は試合に出ない。試合をするのは選手。勝敗の結果、責任を問われるのは監督。選手も辛いが、監督はなお辛い。

監督責任。監督不行届き。監督という言葉には「しっかりと統制する」という意味があるように思える。

英語の辞書を引けば、監督にはsupervisionとcontorolの2つの意味がある。前者はアドバイス、後者はコントロール。一人の監督は2つの役割を同時に果たしているのだろうが、世の中で問われるのは、どちらかと言えば後者。監督がしっかりと選手をコントロールできないから勝敗の結果が出ないのだと。

年端もいかない少年野球ならばいざしらず、プロの選手に対して監督のコントロールを求めるのはいかがなものか。それほどまでに選手達が精神的に未熟であるとするならば、それをプロと呼ぶことはできない。実際には、自分で考えて行動的ないほど未熟ではないと思う。

監督に求められるものとは何か。難しいものである。