また、箱物を買ってしまいました。大物です。何を買ったのかは内緒です(^^ゞ。
しかし激安でありました。某オークションであります。1枚あたり150円であります。新品です。単品ではなかなか入手できない曲・作品も含まれております。
「おおっ!安いやないかぁ・・・・それクリックや!・・・」と勇みだつのはエエんですが、そして激安価格はわが懐に有り難いのですが、このごろ、それも複雑な気分になります。・・・・。こんなに安くてエエのでしょうか。
さて、その箱物からではないのですが、今日はバッハであります。
■J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006
■演奏:ジャン=ジャック・カントロフ
■録音:1979年11月 荒川区民会館 DENON盤
カントロフは1945年フランス・カンヌの生まれ。両親はロシア人という。数々のコンクール入賞歴を誇り、特に1964年のパガニーニ国際コンクールでは優勝している。当時19歳。技巧十分のテクニシャン。
このバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ集は、彼のその技術がよく発揮されていて、安定感十分の演奏。巧いし、音はきれいだし、録音状態も抜群なので、ヴァイオリンが作り出すバッハの世界を、万華鏡を楽しむように満喫できる。これ、オススメであります。
音楽はフレッシュで爽快、軽快。粘り気のほとんどない、涼やかな演奏。リズムはよく弾み、旋律を美しく歌わせる、どちらかというとアッサリ系でもある。
ヴァイオリンは実によく鳴っている。響きも素晴らしい。倍音のふくらみ、余韻の美しさは特筆すべきものと思われる。
荒川区民会館というロケーションがいいのかな。
名にし負う「デンオンのPCM録音」。全く生々しく、実にいい音で聴かせてくれる。
何回も今まで書いてきたように、DENONのPCM録音は本当にエエ音でクラシック音楽を聴かせてくれた。
特にDENONのLPは最高だった。盤質が良く、雑音が少なく、レコードの中袋も他のレーベルと違って、上質のポリ袋だった。静電気が起きにくい中袋であって、実に良心的だった。リスナーの気持ちになっている商品(LPレコード)だった。
DENONのレコードはレギュラー価格のものがほとんどで、廉価版はあまりなかったように思う。特にPCM録音は、DENONの収入源だったのだろう、なかなか安くならなかった。若い頃はビンボーでしかも相対的にレコード価格は高価であって、そうそう買えなかったもんです。
しかし、CD激安化の時代。DENONが「クレスト1000シリーズ」を発売したときには驚きましたなぁ。そして嬉しかったなぁ。
若い頃の飢えを癒すように、私は買いましたよ。ええ、そりゃ、もう買いまくりました。
何しろレギュラー価格でしか売っていなかったCDが1,000円!
涙流して発売当時は買いました。
あれから、もう10年でしょうか。
さらに、CDは激安となり、DENON原盤の少し古い演奏はほとんど1,000円盤になってしまいました・・・・。
これは喜ぶべきことなんでしょうかねぇ・・・・。
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しかし激安でありました。某オークションであります。1枚あたり150円であります。新品です。単品ではなかなか入手できない曲・作品も含まれております。
「おおっ!安いやないかぁ・・・・それクリックや!・・・」と勇みだつのはエエんですが、そして激安価格はわが懐に有り難いのですが、このごろ、それも複雑な気分になります。・・・・。こんなに安くてエエのでしょうか。
さて、その箱物からではないのですが、今日はバッハであります。
■J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006
■演奏:ジャン=ジャック・カントロフ
■録音:1979年11月 荒川区民会館 DENON盤
カントロフは1945年フランス・カンヌの生まれ。両親はロシア人という。数々のコンクール入賞歴を誇り、特に1964年のパガニーニ国際コンクールでは優勝している。当時19歳。技巧十分のテクニシャン。
このバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ集は、彼のその技術がよく発揮されていて、安定感十分の演奏。巧いし、音はきれいだし、録音状態も抜群なので、ヴァイオリンが作り出すバッハの世界を、万華鏡を楽しむように満喫できる。これ、オススメであります。
音楽はフレッシュで爽快、軽快。粘り気のほとんどない、涼やかな演奏。リズムはよく弾み、旋律を美しく歌わせる、どちらかというとアッサリ系でもある。
ヴァイオリンは実によく鳴っている。響きも素晴らしい。倍音のふくらみ、余韻の美しさは特筆すべきものと思われる。
荒川区民会館というロケーションがいいのかな。
名にし負う「デンオンのPCM録音」。全く生々しく、実にいい音で聴かせてくれる。
何回も今まで書いてきたように、DENONのPCM録音は本当にエエ音でクラシック音楽を聴かせてくれた。
特にDENONのLPは最高だった。盤質が良く、雑音が少なく、レコードの中袋も他のレーベルと違って、上質のポリ袋だった。静電気が起きにくい中袋であって、実に良心的だった。リスナーの気持ちになっている商品(LPレコード)だった。
DENONのレコードはレギュラー価格のものがほとんどで、廉価版はあまりなかったように思う。特にPCM録音は、DENONの収入源だったのだろう、なかなか安くならなかった。若い頃はビンボーでしかも相対的にレコード価格は高価であって、そうそう買えなかったもんです。
しかし、CD激安化の時代。DENONが「クレスト1000シリーズ」を発売したときには驚きましたなぁ。そして嬉しかったなぁ。
若い頃の飢えを癒すように、私は買いましたよ。ええ、そりゃ、もう買いまくりました。
何しろレギュラー価格でしか売っていなかったCDが1,000円!
涙流して発売当時は買いました。
あれから、もう10年でしょうか。
さらに、CDは激安となり、DENON原盤の少し古い演奏はほとんど1,000円盤になってしまいました・・・・。
これは喜ぶべきことなんでしょうかねぇ・・・・。
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明日はバッハを聴きますね。
カントロフは持ってませんが。
ポツポツ書いていくと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
HNの由来でしょうか、ジュリーニさんといえば、シカゴ響との交響曲9番シリーズを今も愛聴しています。ホンマの名演と思います。マーラー、シューベルト、ブルックナー、ドヴォルザーク・・・・・録音状態も最高で、大好きなんです。
有り難うございました。
このCREST1000シリーズはホンマに嬉しかったです。ボクはDENONが大好きでして、是非頑張って欲しいレーベルとお持っています。特にDENONが元気だった1970年代後半から1990年代前半の音源が、このシリーズで沢山入手できたのは悦びでした。
カントロフのCDも幾つか買いました。
カントロフと云えば、クリヴィヌ/フィルハーモニア管と録音した「シェエラザード」のソロが良かったです。あの演奏も好きでした。