もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

初めての出会い

2016年05月12日 16時30分37秒 | 日記
 朝から眩しい光が降り注ぎ、清々しい空気が部屋に入ってきた。外は五月晴れ。天気予報では夏日になると言っていた。こんな日に家にいるのはもったいない。

 さっそく自転車で出かけることにした。昨日は薔薇の垣根を見に行ったが、私が毎年見に行く薔薇の家がある。爽やかな風を顔に受けながら行くと、予想通りにたくさんの薔薇の花が咲いていた。実によく手入れされていて、いつも感心させられる。



 薔薇の花で心が満たされた後、越谷方面に向かう。健康福祉村の周りには田んぼが広がっている。出会ってみたいと思っているアマサギがいるかと探して歩く。

 ほとんどの田には水が入り、田植えをしている田が多い。トラクターが動いているのでアマサギを期待したが見当たらない。
 畦道を走っていると、蛙の声が聞こえてきた。小さな流れを覗くとトノサマガエルがいた。今年初めての出会いだ。冬眠から覚め、必死に啼く姿はいいもんだ。田の中を見ると、赤いものが動いている。アメリカザリガニだ。これまた、今年初めての出会いだ。
 田の中にはコサギがいる。畦ではカルガモが休んでいる。のどかな田園風景に満足する。



 暫く走っていると、畦道の先で何かが動いた。鳥のようだと思い、静かに近寄って見る。茶色い鳥だが見た記憶のない鳥だ。仕切りにエサをついばんでいる。おかげで数枚シャッターを切ることができた。
 家に帰って調べてみたら、どうやらヒバリのようだ。図鑑には頭部に冠羽があると説明されているが撮った写真には見当たらない。囀るときに冠羽は立つらしい。
 初めて出会ったことに満足する。



 昼近くになったので、帰ろうと思ったら道の先に何かいる。またまた慌てて自転車を止めてカメラを構える。図鑑で見た記憶のある鳥だ。襟巻きのような黒い筋が見える。もっと大きく撮りたいと近寄ったら直ぐに逃げられてしまった。残念。
 これも調べてみると、どうやらコチドリのようだ。これまた初めて出会った鳥だ。



 今日は初めての出会いが幾つもあり、五月晴れの空に感謝だ。