motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

四国・九州巡りの旅3日目(長崎→下関)

2016-09-18 00:53:37 | 旅行
3日目です。タイトルから気付かれた方もいるかもしれませんが、昨日の出発地小倉のすぐ近くに戻る感じになります。


西浜町のカラオケを6時に出発、駅まで歩く途中で有名な眼鏡橋を発見。


普通に桜橋経由で線路沿いに歩いていけばいいと思っていましたが、途中にトンネル?というか立体交差と言うかそういう区間があるんですね。そういえば乗車時にあった気がしますわ。
ここ以降ちょっとだけ迷いました(




どうにか時間までに駅に到着。


昨日は撮れなかったハウステンボス色が撮れ満足。






新線経由の肥前山口行き普通列車に乗車しました。






肥前山口で乗換の合間に駅舎を撮影してきました。
確かにそうではあるんですが、JR最長片道切符のゴール駅と言われてもマニアックなw


鹿児島本線直通の普通列車、福間行で鳥栖へ。


鳥栖到着。


あんまりちゃんと撮れていなかった813系を撮影しつつ目的の列車を待ちます。






今回の旅の目玉ともいえる特急、ゆふいんの森号に乗車。


ハイデッカー構造のため入り口付近は階段状になっていました。


乗車したのは9/7水曜日、大学生ならまだ夏休みだけど世間はもう平日だよねって時期なので空いてるかと思ったら満員近く。
車内を見ると、7割ほどが中国人観光客の方のようで。なるほど…
さながら外国でした。






だんだん景色の良い区間に入っていきます。
天ケ瀬を過ぎてしばらく行った先にある「慈恩の滝」付近では徐行し観光放送が行われていました。
見えるには見えますが、間近ってほどじゃないですね。




豊後森駅を少し過ぎたところに残る扇形機関庫。
9600形機関車が保存されています。


機関庫を見学するツアーの方々でしょうか?
列車に対して手を振っていたのが印象的でした。








終点の由布院駅に到着。


駅前には古そうなバスが。
観光地特有のコースターをそれっぽく改造しただけの代物かと思ってましたがここは本物のようです、凄い。


由布院の駅前より中心街まで散策へ。
駅名は由布院ですがその他の地名表記では湯布院と書かれていることが多かったです。
湯の街なのでこっちのほうがらしさは出てる気もします。




湯布院のメインルートにある公園にて、朽ちつつあるD51を発見。
野ざらしで決して状態がいいとは言えませんが、このサビが浮いた状態でさらに登れないように針金だらけになっており、なにやら独特な風貌でした。


道中で見かけたお店で豊後牛を贅沢に使ったコロッケ。凄く美味しかったです。
食べながら歩いてて思ったのですが、列の状況とか見る感じ金賞コロッケって方が有名なようですね。またコロッケ食べるのもなぁと思いパスしちゃいましたが。

ここに限った話ではないですが、観光地やサービスエリアでご当地の肉をふんだんに使ったコロッケとしてはちょっと高めだけど200円程度で買えるコロッケって美味しいですよね。
そのうえここは揚げたてだったので最高でした。


約1時間の散策を終え、由布院駅前のバスターミナルへ


ここから別府行きの観光快速ゆふりんに乗車。

何故JRを使わないかと思われる方がいるかもしれません。以下に地図を示しておきます。


九大本線自体が由布院に寄り道するような線形を取っているため大分方面に出る前に180度方向を変えて一旦西へ、そこから先別府と比べだいぶ東にある大分を経由するため赤色のような経路となります。
由布院~別府の移動距離は約54キロ。
対し、ゆふ高原を超えるためジグザグとした経路を取るバス。地図からわかる通り2つの温泉地を一直線に結んでいます。
移動距離はJRの半分ほどの約21キロ。
距離が短いということは料金も安いですし、ここまで差が付くと所要時間でも余裕で勝つ結果になっています。
九大本線の普通列車の本数の少なさや大分駅での接続の悪さを考慮すると1時間に1本程度の頻度で2大温泉地を結ぶこのバスはかなり有利な設定だと分かっていただけるかと思います。


この由布院と別府とを結ぶ人気路線、約1/3ほどの頻度で専用車のゆふりんが運行されています。丁度乗ることが出来てよかった。
運行は亀の井バスです。
うん、西鉄バスなわけがない…


枕カバーも専用のものになっていました。




所要時間や価格面だけでこのバスを選びましたが、思ってたよりすごかったです。
ゆふ高原の雄大な自然を車内から存分に楽しめる、これを目的に乗っても楽しめる感じの車窓でした。


高原の山を越えてから別府側に移ると、別府中心街に至るまでの間にいくつかの観光地にも停車します。
これらにアクセスできるのもこのバスの強みかと思われます。

まずはこちら、別府ロープウェイ前に停車。


よく見ると、「近鉄・別府ロープウェイ」なんですね。
近鉄の全線完乗を目論む方はわざわざ別府まで乗りに来るんでしょうねたぶん、大変だなぁ…

とかいうのはまあ置いといて、普通に面白そうなので機会があれば乗ってみたいなぁと思いました。


この後、別府地獄めぐりの1つである海地獄、別府八湯の1つである鉄輪(かんなわ)温泉を経由して別府駅前へ向かいました。
別府八湯といえば、別府・浜脇・観海寺・堀田・明礬・鉄輪・柴石・亀川。覚えたわけじゃないですが聞いたことくらいは。




海からのアクセスにも長けた別府らしく、フェリーさんふらわあ前も経由。


その少し先、近いとはいえ歩くと遠いような距離にある宇和島運輸フェリーの前にある別府交通センターでも停車します。
この宇マークの旗、見覚えが…
宇和島自動車の関連でフェリーもやっていたんですか。


別府駅前に到着。




駅前に居た大分交通のバスは、大分交通120周年記念号として鉄道線を模したラッピングとなっていました。
前に紀伊御坊駅で見た耶馬渓線から来たあの車両の塗装ですな。


別府の駅から街中へ。
来るまでで知らなかったのですが、別府タワーなんてものがあるんですね。案外立派でした。


別府温泉の中でも一番有名と思われる歴史ある温泉、竹瓦温泉に入ってきました。
この立派な建物、一見の価値はあるかと思われます。

入湯料はなんと100円。格安です。
昔ながらそのままの設備ってことなんでしょうが、この温泉は独特でした。
暖簾をくぐると脱衣所があるのはいいんですが、脱衣所の半階下った先に仕切りもなしに浴場があります。
お風呂につかりながら脱衣所が見通せるつくりと言えばなんとなく伝わるでしょうか?

泉質は、ぬめりが少なめ、やや白く濁った湯でした。いい湯でした。




駅に戻りました。
駅名標に温泉マークが付いているのも別府ならでは。


815系の入線を撮影したのち、先発の特急ソニックに乗車しました。


車内がこちら。
古さを感じさせない斬新な座席です。
特急列車の座席と言うよりジェットコースターの座席って感じが。




車中で別府名物らしい地獄蒸しプリンを頂きました。
どこか燻したような独特な味わいがありちょっと普通のプリンとは違う風味が美味しかったです。


ソニックで小倉まで乗車。


この駅からはもう下関方面の列車が顔を見せるようになってきます。


東北の印象が強かったEH500金太郎。
以前九州に来たときは途中下車もろくにせず駆け抜けちゃったので遭遇しませんでしたが、そういえば関門海峡の担当もこの機関車でしたね。
綺麗に流せて満足。


しかし、貨物列車ってのは機関車を撮っただけで満足してはいけません。面白いコンテナが積んであることもあります。
無蓋コンテナや黄色帯の事業用コンテナ、調味料用タンクコンテナなどかなり総数の少ないものも世の中にはあるのでなんか怪しいなぁと思ったら撮るようにしている私。

この列車でもコンテナを観察していましたが、かなり珍しい通販生活のピンクコンテナを発見。
通販生活のコンテナ自体が珍しいものですがその中でも1つだけ赤色ではなくピンク色を纏っているという代物。
私はNゲージで模型化されたことで知ったのですが、同じ理由でご存知の方もいるかもしれません。


小倉駅の駅ビル。モノレールが真ん中に通っているのが特徴的です。
当初の予定ではまずJRで志井公園、そこから企救丘へ歩きモノレールで戻ってくるつもりでしたが限界を迎えたお財布事情故に断念。
門司港や関門海峡方面を乗り残しているのでその時にでもと思い。


どっか安いネットカフェはないかなと探しながら、小倉駅周辺を歩き回っていました。
駅からほど近いところに城址公園があったりするんですね。




あとは、かなりの頻度でやってくる西鉄バスも撮影。普通に特快とか走ってるんですね。
市内の路線バスと同じような頻度で[福(天神)岡]行が出ているのはやっぱりすごかったです。













ではこの辺りで皆様お待ちかねのお財布事情のコーナー

詳しい原因はまあ書くのを避けますが、多分お釣りを間違われ4000円を失う私。
今回の予備のお金は約5000円。

[予想外の出費一覧]
お金が十分にあると思って梅田ヨドバシで買ったカメラのレンズカバー
名古屋→高松の夜行バスが撮れず代わりに三宮まで電車、そこからジャンボフェリーに変更したことによる差額
松浦鉄道の通過連絡廃止に伴う線内フリーきっぷ、及び長崎→早岐の運賃

と、大したことはないはずなのですが、元々の予備金が少なかったが上に切迫した状況に。

当初購入していた
長崎→鳥栖のかもめ(カラオケ泊により早朝出発だったので普通電車で十分でした)自由席
3日目に贅沢しようと取ってみた小倉→博多のDXグリーン券
別府→博多南で片道切符を購入したときに同時購入した西小倉までの往復券
を払い戻し。

博多へ行くことをやめにする変更により乗車券の終点を博多南から小倉に変更
などしなんとか削れるだけ削り現金に変えましたが限界が。

帰りのきっぷ、交通手段はあらかじめ手配しているので帰ることはできるのですが、食費と宿代が…orz


それでは小倉についてから、まずは充電とネットカフェで2時間程度籠った後(22時頃)のお財布がこちら。

財布:930円

manaca(全国共通交通系電子マネー):42円

TOICA(全国共通交通系電子マネー):2円

emica(三重交通専用ICカード):1800円
←この際なんの役にも立たない

以上です。

明日=最終日は夜行バスで名古屋に帰るので宿の心配はいりません。
この所持金より捻出すべきは3日目夜の宿と食費。

さて、ここで問題です。

これだけのお金で泊まれるのでしょうか?
23時~5時のカラオケなら泊まれるかもしれません。
ただしかなりギリギリで食は諦めざるを得ません。

次なる問題、私は最終日食わずにやって行けるのでしょうか?

ここで、食事の履歴を振り返ってみます。

0日目
夜:新大阪そば

1日目
朝:高松でうどん
昼:高知の鰹のお弁当、デザート付き
夜:飯屋が探さずやむなくサンドイッチのみ

2日目
朝:
昼:
夜:長崎角煮まんじゅう

3日目
朝:
昼:ガリガリ君と地獄蒸しプリン
夜:


わかるでしょうか、空腹です。
長崎のドンキで買った4p魚肉ソーセージをちびちび食っている程度です。
地獄蒸しプリンの後ろに写る綾鷹が2Lなのもお茶代を削減するためという…w



取り敢えず夜を適当に過ごそうと歩いてみましたが雨に打ちのめされ、
小倉から歩いて門司駅に着くと日付が変わっていました。
これは使えると4日目用の18きっぷで下関まで乗車。

当初の計画では下関駅から歩いて、24時間開いている壇ノ浦SAまで歩く予定でしたが、思っていたよりだいぶ遠く途中で引き返すことに。

結局翌朝のことを考え駅付近にて。合法かと言うと疑問が残るのでどことは言いませんが下関駅付近です。

「ここをキャンプ地とする」
宣言を出し、人生初野宿を敢行することとなってしまいました。

さて、翌朝どうなっているんでしょうか…


-つづく-




LINEスタンプご購入お願いします…
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四国・九州巡りの旅2日目(小... | トップ | 四国・九州巡りの旅4日目(下... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みどり)
2016-09-18 07:40:01
別府ロープウェーは近鉄のグループ会社が運営しているだけで、近鉄とはあまり関係がないので・・・

宇和島バスと宇和島運輸の関係は逆で、宇和島運輸が宇和島バスを設立しています。今は関係ないですけどね。
宇の旗印は船会社からのシンボルだから、バスもあのようなカラーなのです
返信する
都市伝説 (ポアロ)
2016-09-18 14:53:45
夜中のトイレの個室。中から何も物音しないのに鍵がかかっているという都市伝説を聞いた気がします。
返信する
Re:Unknown (motoryama7011f)
2016-09-19 09:07:06
コメントありがとうございます
近鉄といいつつそこまで関係ないんですか、関連会社が非常に多いため全容がよくわかっておらず…w
例えばグループ傘下の、近鉄バスと奈良交通と三重交通と名阪近鉄バスの関係だけでもよくわからないのにさらに防長バスとかもありますよね。難しい…

宇和島運輸はやっぱりフェリー側が本業だったとのことですか、鉄道でもそうですがフェリーの方がバスよりメインの事業になる気はしますね。
旗のマークもそう考えると納得です。
返信する
Re:都市伝説 (motoryama7011f)
2016-09-19 09:10:38
Oh…
私のことかな?((

申し訳ないとは思うものの夜中は風が寒くなりつつあるこの時期、バス停のベンチ程度じゃ寝れなくてですね…
返信する

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事