第1回では尾道を、第2回では松江を引いてきたサイコロきっぷの第3回が出たので引いてきました。
2回目は広島発だったので単純比較できませんが、1回目と3回目は同じく大阪発での設定。
1回目は一番近いところが東舞鶴、一番遠いのが尾道と大当たりで博多だったのですが今回は湯田温泉・出雲市・加賀温泉の3駅と大当たりで博多という設定でした。値段は据え置きで5,000円。元から価格破壊が過ぎていたのに今回はより顕著になっています。
第2回で松江を引いたので出雲市は被るなぁと思ってそれ以外を期待していましたが、出たのは湯田温泉。狙い通りです。
ちなみに、今回は第3回まで来て知名度が上がってきたことと社会情勢の変化もあってか売れ行きがめちゃくちゃ伸びているようで、急遽エントリー期間を早めて発売終了となりました。
画像中にもあるように特急やくもの指定席は満席続きで希望の列車に乗れなくなっていたり、山口線新山口~湯田温泉・山口の臨時快速列車が急遽設定されたりして場所によっては凄いことになっていたみたいです。
サンダーバード・やくもしか選択肢が無い他の2箇所と違いこだま号でゆっくり行く選択肢も選べる点ではその点も有利に働いたのかもしれません。
あと、私が旅行開始した1/28はちょうど大寒波が襲来していた頃。やくも号は終日運休となっていました。もし出雲市を引いていたら…
とはいうものの私も大寒波の影響を一切受けなかったわけではありません。
最初のきっぷの画像にもある通り「在来遅れのため乗車変更承認」と書かれています。
徳島から高速バスで舞子へ出て西明石から新幹線に乗る予定でしたが、滋賀湖東地区の大雪で快速(T電)が大幅に遅れていて乗れませんでした。
第1回で使用したときにはきっぷの受け取り後でも1回なら乗車変更の取り扱いが可能だったはずですが、みんな帰りの列車を窓口で変更したがるためか受け取り後は変更が出来なくなったようです。
まあ今回は列車遅れにより接続を欠いたため認めていただけたようです。ありがとうございます。
新幹線を1本逃したのですが結果的に新山口駅に到着した時刻は変化ありませんでした。
元々はハローキティ新幹線で運行されるこだま849号で広島までゆっくり乗車し広島で22分の乗り換え時間でさくら557号へ乗り換えるというかなりゆっくりした予定を立てていたので、後続のひかり505号で終点の岡山まで行き36分の乗り換えでさくら557号に乗り換えが出来ました。
1回乗ったことがあるとはいえハローキティ新幹線を逃したのは残念だったなぁと思っていたのですが、やって来たひかり505号がN700Supremeだったので許しました。
本来は降りる予定がなかった岡山駅で時間が出来たのでふるいちのぶっかけうどんを頂きました。やっぱりうまい。
そんな感じで新山口に到着。しばらく駅付近を歩いていると乗車予定だったハローキティ新幹線が出ていきました。
新山口についてから何をするかは全くと言っていいほど決めていなかったのですが、
自転車を返却しました pic.twitter.com/pU3Ie3F9Ja
— ばか者 (@aul_52I) August 2, 2021
新山口から赤間まで非アシスト自転車で100km漕いでいる人からecobikeの存在を教唆されました。
ecobikeって利用したことなかったですがそういえば新山口と湯田温泉・山口エリアに展開していましたね。
来月あたりにご利用予定があったのですが気が付きませんでした。感謝。
新山口の駅前は住所表記の変更が行われ小郡令和という住所になっております。令和が入る地名はかなり新鮮です。
サイコロきっぷの効力で湯田温泉までは乗れるのですが面白そうだったのでecobikeを借りて山口へ。
山口線の矢原駅付近までの区間は山口秋吉台自転車道というサイクリングロードが整備されており快適なサイクリングを楽しめました。
上郷駅の少し北側のカーブにて。山口のキハ47は種別表示器が国鉄フォント且つ地が紺色なのがかっこよかったです。
湯田温泉を通り過ぎてやって来たのは山口駅から少し進んだ県立山口博物館。ここにはD60蒸気機関車が保存されているので見に来ました。
以前山口~東萩のJRバスに乗った時に車窓からちらっと見て気になっていたんですよね。
ただのD51ならわざわざ来ようとは思わなかったのですが、見た目がかなりいかついD60が博物館の脇にひっそり置かれています。
吹雪が凄くて黒い車体に写りこんじゃっていますね。結構寒かったです。
正面から見ると大型の給水温め器とそこから延びる配管、大型の助煙板とそれに対して小型なナンバープレートと前照灯。何よりも印象的なのはめちゃくちゃ大型の集煙装置がかなりかっこよかったです。
正面のインパクトに圧倒されてD50とD60の差である従台車を撮影するのをすっかり失念していました。線路等級の低い路線でも走行できるように動力のない車輪を増やして歌集を分散させる手法はD51から改造のD61やC10の改良版C11などでも採用されています。
自転車で戻ってもよかったのですが吹雪&夕暮れで寒かったので山口駅に返却し列車で戻りました。
ちょうどいい時間に山口駅にやって来たので1本後の新山口行きの快速列車と行き違いの特急列車も見られました。
湯田温泉に着いた頃には暗くなり始めていました。
適当に予約した温泉宿でしたが客室内がリニューアルされておりクロームキャストが対応しておりかなり神でした。
ゆったり温泉に浸かったあと部屋のテレビでYouTube見てAmazonPrimeで借りたアンストッパブルを視聴してから寝ました。
翌日、折角の温泉宿なのに6:30起床。
早起きして新山口駅へ。帰りの新幹線は11:08なので全然余裕はあるのですが早起きしてきたのには理由があります。
駅前にあるタイムズカーでデミオを借りてちょっとドライブを楽しんできました。
中国地方だからなのか、置いてある車のマツダ比率が高い気がしました。
やって来たのは宇部興産専用道路。新山口駅から車で40分ほどかけて宇部湾岸道路(無料)の東須恵IC付近までやってきました。
ほぼ全線が片側2車線の超高規格私道である宇部興産専用道路ですが、撮影地点の東須恵ICから長門長沢駅付近まで宇部湾岸道路に用地を譲る形で片側1車線に縮小されています。
そのため宇部湾岸道路と宇部興産専用道路の2本をまとめた外側の防音壁は共通の形状をしています。
宇部湾岸道路に一部を譲ったあとでも道路幅は宇部興産専用道路のほうが広くとられているのが流石といった印象です。
宇部興産専用道路を取り上げるのは当ブログでは3回目。前回は国道二号線からの撮影でした。
何度撮影しても車種の多さに飽きが来ないのがいいところなのですが、今になって以前の撮影分を見返してあることに気が付きました。
車体に書かれていたUBEの文字が実は前回撮影した2022年6月の時点から徐々に消され始めていたようです。
今回の撮影分を見るとその措置が拡大しておりUBEの文字が消されずに残っている編成は1本しか確認できませんでした。
ボンネット形状がかっこいいケンワースのトレーラーもまだ現役でした。日本ではなかなか見られないアメリカンスタイルがかっこよくて好きです。
導入時期によってメーカーが様々なのが宇部興産専用道路の面白いところ。こちらはボルボ製。
個人的にお気に入りなスカニアのトレーラーもやってきました。スカニアだけでも数種類いてこちらはR580。
さらに新しくライト形状が異なるR650も見られました。
いすゞギガも世代で顔が異なり2種類が見られました。
この632番の編成が今回唯一確認できたUBEの文字が消されずにまだ残っている編成でした。
今回の宇部興産専用道路撮影で一番狙いたかった被写体、時刻表も運用情報も何もないのでお休みの日だったらアウトでしたが何とか遭遇することが出来ました。
つい1か月前に走り始めた最新の編成。
日本最長32kmの私道を走る「ダブルス・トレーラー」 新会社発足でボディカラー一新! 新車体を世界初公開!
2022年4月に改社名が宇部興産からUBE(ユービーイー)へ、セメント事業が三菱マテリアルとの合弁会社のUBE三菱セメント(MUCC)に移ったため以降だんだんと車体のUBEの文字が消されていき今ではほとんど見られなくなっていたというわけです。
そして1か月前に導入された新編成からは新会社のイメージカラーである白色を基調としたデザインで登場しました。車体にはUBE三菱セメントの文字が記載されています。
UBEの文字が書かれていた場所と同じ場所に新会社の略称MUCCのロゴが描かれています。
今後は既存編成の塗装を塗り直すのではなく、置き換えタイミングで新塗装に切り替えていくみたいなので暫くはエメラルドグリーンの編成が見られるとは思いますが宇部興産らしさを感じるエメラルドグリーンがだんだん減っていくと思うとちょっと寂しい気がします。
撮影に熱中していたら50分くらい経っていました。お目当ての新車とケンワースは撮れたので新山口駅へ戻ります。
帰りは山陽自動車道宇部下関線の小野田IC→宇部本線料金所で高速道路を利用。520円の負担だけでかなり快適に移動できました。
最後に、旅行支援クーポンを駅弁と月で拾った卵に引き換えてから新幹線で帰りました。
岡山できっぷを前途放棄して南風で帰りました。かなり勿体ないような気がしますが往復5,000円なので余裕で元は取れています。
ちょうど津山線のホームにSAKU美SAKU楽(さくびさくら)が停まっていました。これもいつか乗りたい…
結局自転車に乗って機関車を見て宇部興産専用道路を撮るだけになってしまいましたが、5,000円のきっぷでこれだけ遊べて温泉宿でごゆるりできたのはすごくよかったです。
第4回があるかはわかりませんが、ぜひまたご利用したいです。
おわり
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今回も、お得で楽しい旅になられたようですね!
沖縄でも、米軍関係の車両でボンネット型のトラックやトレーラーが走っているのを見かけます。
第4回が発売されるなら、私もサイコロきっぷを購入して、命の洗濯をやりたいなあ~。
ヽ(´ー`)ノ