院長の大石です。
今年も後わずかになりました。
今年は皆さんにとってどんな年でしたか?
私の一年は楽しかった事,うれしかった事,大変だった事いろいろありました。
中でも私にとってうれしいニュースがありました。
それは,日本の国民性についてのアンケートで、「人は自分も含めて誰かの役に立とうとしている」
と考える人の割合が、「人はみな自分の事だけ考えている」と思っている人の割合をはじめて上回ったというニュースです。
「人の役に立とうとしている」と考える人が,これまでで最も多く45%、「自分の事だけ」の人が42%になったのだそうです。
このニュースを聞いて、あ、これで流れが変わるんだなと、ちょっとドキドキしました。
自分の周りの世界は自分の鏡です。
自分が信じている世界に私たちは住んでいます。
こんな話を聞いた事はありませんか?
村の入り口によその村から一人の若者が来て,座っていた村のおじいさんに,たずねました。
「おじいさん,この村の人たちはどんな人たちですか」
「お前の村に人たちはどんな人たちだったのかい?」
「僕の村の人たちは,皆わがままで、強欲な人ばかりでしたよ」
「ほう,そうなのかい。この村の人たちもわがままで強欲な人たちばかりだろうよ」
人を疑ってばかりいると回りには自分をだまそうとする人たちが集まってきます。
人を信じると、信じられた人は,つい,その期待に答えて誠実であろうとします。
私はある時,自分の周りの人は、自分が思うより,私のことを一生懸命思ってくれている事に気がついてから
人との関係が以前よりずっとうまくいくようになりました。
これからの日本は、人に役に立とうとする人々があふれる、信頼関係に支えられたすばらしい国になっていくと
信じています。
人の役に立つ事は,心の深い喜びです。
すべての人にはこの世でその人にしか出来ない役割、ミッションがあります。
あなたは何をする事で人の役に立ちますか?
クリスマスにこの世界でだれのために,何をしたいのか,自分のミッションを考えてみるのはいかがですか?
クリスマスにたくさんの喜びがこの世界に満ちますように。
ますますすてきな世の中になりますように。。