もとむら歯科 院長の大石です。
先週、もとむら歯科に、突然、テレビの取材が入りました。
久留米大学の整形外科の津留美智代先生が、世界ではじめて、靭帯の遺伝子を特定し、幹細胞を使って靭帯を再生された事に対するコメントの取材でした。
津留先生おめでとうございます!すごい成果ですね!
歯の、根っこの周りには歯根膜と言われる靭帯があって、それが、歯根と、歯の周りの骨をつなぐ役割をしています。
歯周病にかかると、歯肉に炎症が起こり、その歯根膜が、なくなって歯が骨からはがれて行きます。そうすると歯を支えている骨が解けて行き、歯はぐらぐらになって、放っておけば抜けてしまいます。
もし自分の細胞を使って、歯周靭帯をつくり、歯根膜として、歯根の周りに再生して、歯が骨と付着できるのならば、画期的な素晴らしい事です。
世界で最も多くの人が罹患していると言われている、歯周病の、全く新しい治療法ができて、多くの患者さんの歯が抜歯せずに残せるようになるかもしれません。
ワクワクしますね!
テレビはTNCの夕方のニュース番組だそうです。楽しみです。