聖フランチェスコの祈り
わたしを平和の道具としてお使い下さい
憎しみには愛を いさかいには許しを
争いには平和を 分裂には一致を
疑いのあるところに信仰を 誤りのあるところに真理を
絶望に希望を 闇に光りを
悲しみのあるところによろこびをもたらすものに導いてください
慰められるより慰めることを
理解されるより理解することを
愛されるより愛することができますように
与えることで与えられ 赦すことによって赦され、
死ぬことによって、永遠の命が生まれるのですから
心の奥底からあふれ出てくるような、この祈りの言葉が大好きです。
この、聖フランチェスコの祈りを、開業の時、母が自分で書いて、
額にいれてプレゼントしてくれました。
それがいつの間にか、どこにしまったかわからなくなっていました。
ある夜に、その頃、すこし体調を崩して、元気がない母を、元気付ける方法はないかしらと考えているうちに、「そうだ!あの祈りの言葉をもう一度書いてもらおう。」と思い立ったのでした。
次の日の昼休み、母のいる実家に行って、「あの聖フランチェスコの・・・」と言おうとすると、母がまさにその祈りを書いた、紙を差し出したのです。
「えっ、どうして? 今日、この祈りの言葉を書いてと頼もうと思っていたのになぜわかったの?」
「なんとなく、昨日の夜、急に書きたくなったから」
母が書いたのは、私がまさに母に頼もうと決めた、昨夜10時くらいだったというのです。
不思議なうれしい出来事でした。
「心」ってつながっているのですね。
来年も、わたしの使命を果たすことができますように。
すべての人の心に平和がもたらされますように。