こんにちは 衛生士Iです
毎日の雨で被害がないように、災害対策をしっかり見直したい時です
また、台風もちらほら発生する季節になってきました
皆さまご家庭やお住まいの地区で十分注意していきましょう
さて先日、当院が常日頃大変お世話になってます
技工所の『DENTIC』さんに、仮歯製作の勉強会をしていただきました
皆さまは『仮歯』といわれても、いまいちピンとこないと思いますが
↑↑↑
銀歯などのかぶせものを入れる前に、まず
かみ合わせを整えることが容易にできる、プラスチック製の仮歯を作ります
一番いい噛みあわせの状態になるまで、
その仮歯を削ったり、プラスチックを足したりして調整していき、
最終的に銀歯などのかぶせものの型取りにはいるのです
また、このように仮歯の下の歯の形状は柱のようになっています。
仮歯を入れずにこのままにしておくと、隣の歯との隙間がたくさんあいているので
歯は自然に動いてしまいます
歯一本一本にはきゅうくつすぎない適度な距離が必要であり、
それを確保しておくためにも、仮歯は必ず入れておかねばいけません
その仮歯作りの基本を技工士の大石先生に教えていただき、
後半では実際に他の技工士さんご指導のもと、仮歯製作にはいりました
先ほど『歯と歯の間には適度な距離がある』といいましたが
実は『歯の溝』、これにもとても重要な役割があるのをご存じですか?
たとえば想像してみてください。
すり鉢にはたくさんの溝があります。
その溝があるから、すり棒でゴマは容易に細かくすれますね
しかし、ただのどんぶり茶碗ではゴマはすれるでしょうか
すり棒でたたき潰せるかもしてませんが(笑)
強い力と時間だけがひたすらかかりますね
歯の溝も、それと同じ
溝がないと、必要以上に噛みしめなくてはならなくなり
それが食いしばりにつながって、噛み合わせだけでなく
顎関節にまで影響してしまうのです
さぁ それでは、実践です
あらかた作っていただいた、この3本つなぎの仮歯に
溝をいれていきたいと思います
・・・・・ごめんなさい。
難しすぎる((+_+))
30分でこれだけしかできませんでした
恐るべし、溝
まだまだ実践と勉強が必要です(泣)
私達は毎日この仮歯と向き合っています。
これをご覧になった皆さま、
仮歯を入れる必要性を理解していただけたなら幸いです
明日からも、がんばりまーす
今回はDENTICの皆様、ありがとうございました