ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

7月14日(月)のつぶやき

2014-07-15 01:20:57 | つぶやきまとめ
 43days @43days 23:38 気仙沼市魚町二丁目~南町三丁目を見る。気仙沼港の奥まったところに近く,津波被害が大きかったところ(2007年8月4日撮影)… pic.twitter.com/HaCvVDDpZV 千田基嗣さんがリツイート | RT from Twitter Web Client返信 リツイート お気に入り  千田基嗣 @motochida 00:25 これ、書 . . . 本文を読む

7月13日(日)のつぶやき

2014-07-14 01:22:16 | つぶやきまとめ
 千田基嗣 @motochida 01:08 村上春樹 女のいない男たち 文藝春秋 goo.gl/QYBTKx from gooBlog返信 リツイート お気に入り  千田基嗣 @motochida 23:11 無敵30号編集後記 blog.goo.ne.jp/moto-c/e/f8273… from gooBlog返信 リツイート お気に入り  千田基嗣 @motochida 23:2 . . . 本文を読む

古い二本のポプラ (改)

2014-07-13 23:47:35 | 肯定する
新しい建築が完成すると それがすぐに見慣れた風景になってしまう 取り壊された以前の構築物は もはや古い記憶のようにかすんでしまう   そこには 大きなポプラが二本川岸に並んでいた 大きなポプラと 少しだけ丈の低いポプラと二本   ふたつ並んでいた 小さな方の一本は嵐で自然に倒れ 大きな方のもう一本は危険木として 人為的に倒され もはやひとびとの淡い記 . . . 本文を読む

霧笛30号編集後記

2014-07-13 23:06:33 | 霧笛編集後記
〈編集後記〉 ◆今号から、菊池さかえさんが参加。実は、小野寺せつえさんのお姉さん。妹に触発されたということなのか。これからよろしくお願いします。逆に、小山圭璋さんは、自己都合で退会された。お会いできないままだった。また、いつでも、どうぞ。 ◆今になって、どんどん、と言っていいくらいに同人が増えている。ひとつには、震災の後、語りたい思いがようやく顕在化してきたということもあるのかもしれない。その . . . 本文を読む

村上春樹 女のいない男たち 文藝春秋

2014-07-13 00:59:55 | エッセイ
     村上春樹、9年ぶりの短編小説集。「その物語は、より深く、より鋭く、予測を超える」そうだ。帯の惹句。  珍しくまえがきがある。    この本は、音楽でいえば「コンセプト・アルバム」に対応するものになるかもしれない。実際にこれらの作品を書いているあいだ、僕はビートルズの『サージェント・ペパーズ』やビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』のことを念頭に置い . . . 本文を読む

高橋源一郎 一〇一年目の孤独 岩波書店

2014-07-08 06:16:22 | エッセイ
 著者初のルポルタージュ、とのこと。サブタイトルは、希望の場所を求めて。  大江健三郎が、その昔、ぼくはルポルタージュを作家修業とみなす、などと書いていた。最初のエッセイ集は「鯨の死滅する日」だったか。結構な厚さの本、三冊が、連続した当初のエッセイ集で、最初ではなくとも、その三冊のうちのひとつだったことは間違いない。あるいは、ヒロシマ・ノートにでも書いてあったか。大江健三郎は、作家生活の最初期か . . . 本文を読む

7月7日(月)のつぶやき

2014-07-08 01:29:11 | つぶやきまとめ
 千田基嗣 @motochida 12:41 佐々木中「定本 夜戦と永遠 フーコー・ラカン・ルジャンドル 上」河出文庫 goo.gl/aHLjoH from gooBlog返信 リツイート お気に入り  千田基嗣 @motochida 14:10 大澤真幸・岩井克人「3・11後の日本経済 THINKING第10号記念号」左右社 goo.gl/7gslA4 from gooBlog返信 リツイ . . . 本文を読む

大澤真幸・岩井克人「3・11後の日本経済 THINKING第10号記念号」左右社

2014-07-07 14:04:42 | エッセイ
(ツイッターから 2012年2月6日~7日 および 補足)  「夜戦と永遠」よりは、圧倒的に分かりやすい。一本目の大澤の論文「原発はノンアルコール・ビールか?」は、キリスト教徒が読んだら顰蹙ものだろうな。原発を神に等値する。  キリスト教徒は、既にメシアがやってきた世を生きているのだそうで、であるとすれば、非常にきついことになるな。メシアは来たのだけれども、ひとは救われていないのだから。   . . . 本文を読む

佐々木中「定本 夜戦と永遠 フーコー・ラカン・ルジャンドル 上」河出文庫

2014-07-07 12:35:01 | エッセイ
(ツイッターから 2012年2月6日)  さて、こんな本、読んで分かる人、日本に百人もいるだろうか?もちろん、私も分からない。ただ、大体こういう筋のことが書いてあるんだろうなという見通しみたいなものはあると言えばある。で、面白い。  ラカンについての本は結構読んでいるけど、ラカン自体の本は読んだことがない。フーコーについての本はそこそこ読んでいるけど、フーコー自体の本は読んでいない。  (ル . . . 本文を読む

佐々木中 九夏前夜 河出書房新社

2014-07-06 23:30:21 | エッセイ
 佐々木中の処女小説、ということになるらしい。「夜戦と永遠―フーコー・ラカン・ルジャンドル」(2008)、「切りとれ、あの祈る手を」(2010)で注目を浴びた新鋭の学者が、はじめて書いた小説。2011年1月の初版。震災の前である。  九夏とは何か?  前夜とは、前の晩、英語で言えばeve「イブ」のことに違いない。クリスマス・イブとか、ニュー・イヤーズ・イブのイブ。  で、九夏。  手元の岩 . . . 本文を読む

7月5日(土)のつぶやき

2014-07-06 01:17:49 | つぶやきまとめ
 内田樹 @levinassien 10:26 「世の中には変えてはならないものがある」という当たり前の常識を持たない人がなぜこれだけ増えたのか。それは一言で言えば農業人口が激減し、国民のほとんどが「サラリーマン」になったからです。そのせいで、システムを定常的に維持することを達成とみなす人が地をはらった。 千田基嗣さんがリツイート | RT from Twitter Web Client返信 . . . 本文を読む

いとうせいこう 佐々木中 BACK 2 BACK 河出書房新社

2014-07-04 23:49:58 | エッセイ
 いとうせいこうと佐々木中の本を読むなどということは、何か、まっとうなことではない、というふうにも思える。ふつうのひとは、まず手に取らない、みたいな。伊達や酔狂のたぐいだ。  いや、いとうせいこうについては、言い過ぎか。  いや、伊達や酔狂であることに違いはない。  ただ、ひとに伝わりやすいかどうか、この点では、ふたりに明確な違いがある。いとうせいこうは、分かりやすい。登場人物や会話が明確だ . . . 本文を読む