ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

大澤真幸・岩井克人「3・11後の日本経済 THINKING第10号記念号」左右社

2014-07-07 14:04:42 | エッセイ
(ツイッターから 2012年2月6日~7日 および 補足)  「夜戦と永遠」よりは、圧倒的に分かりやすい。一本目の大澤の論文「原発はノンアルコール・ビールか?」は、キリスト教徒が読んだら顰蹙ものだろうな。原発を神に等値する。  キリスト教徒は、既にメシアがやってきた世を生きているのだそうで、であるとすれば、非常にきついことになるな。メシアは来たのだけれども、ひとは救われていないのだから。   . . . 本文を読む

佐々木中「定本 夜戦と永遠 フーコー・ラカン・ルジャンドル 上」河出文庫

2014-07-07 12:35:01 | エッセイ
(ツイッターから 2012年2月6日)  さて、こんな本、読んで分かる人、日本に百人もいるだろうか?もちろん、私も分からない。ただ、大体こういう筋のことが書いてあるんだろうなという見通しみたいなものはあると言えばある。で、面白い。  ラカンについての本は結構読んでいるけど、ラカン自体の本は読んだことがない。フーコーについての本はそこそこ読んでいるけど、フーコー自体の本は読んでいない。  (ル . . . 本文を読む