モタ爺の 山・旅 大好き Orange days

山歩きを始めて60年余。山と旅行の記録ブログです

山頂探検の高遠山へ

2014-11-16 09:57:09 | 山歩き・登山
仁べえさん、馬籠のKさん、OZさんと4人で木曽・奈良井宿の背後にある高遠山(たかとうやま・1,463m)へ行ってきました。(11月12日)
この日は奈良井ダムのすぐ横にある坊主岳(1,961m)へ登る予定でた。しかし天気の回復が遅れ、登山口に着いた時はまだ小雨が降っていたので簡単に登れると聞いた高遠山へ行き先を変更したのです。高遠山は鳥居峠から続く分水嶺の山でもあります。

幸い仁べえさんが捕まえた地元NPOのパトロールのおじさんが登山口まで案内してくれました。
それはよかったのですが、高遠山はとんでもない山だったのです。

登山口の標識はもとより途中の道標は全くなく、登山道の約6割は踏み跡がほとんどない笹やぶだらけ。
あるのはコンパスと国土地理院の地図1枚だけ。ところどころに残っている赤テープを探し、4人で相談しながら何とか山頂を極めてくることができました。
先頭歩きを買って出てくれた馬籠のKさんは露払いとルートづくりで大奮闘。

ガイドブックにも載っていない山、眺望もほとんどない山なので、分水嶺マニアなどごく限られた人しか登らないと思います。
それだけに山頂探しをして登る探検登山となり、別の意味で面白い経験をさせてもらったと思っています。

よろしければ、高遠山山行記をご覧ください。

写真
(1)踏み跡なし。ルートを開拓して登る。
  「僕の前に道はない僕の後ろに道は
  出来る」かな。

(2)薮こぎの連続

(3)高遠山の山標
   山頂を示す山標と2等三角点だけは
   設置されていました。
   ちなみにこの山標は『無名山塾』 の方が
   2012年に取りつけたようです。
   無名山塾は1981年に岩崎元郎さんが登山教室
   として設立されたグループだとのことです。

(4)何とか山頂を極めた四爺さん

(5)二等三角点
   笹の中から三角点を掘り出し、倒れていた
   標柱を立て直して撮影しました。
   

山頂探検の高遠山への画像

山頂探検の高遠山への画像

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