538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

スロベニアの娼婦

2012-04-19 22:58:54 | 洋画
我々があまり知らない、というか
全然知らないスロベニア
だいたいEU加盟国になってるなんて知らなかったし
ましてや、2008年にEU議長国になってるなんてこれまた
知らなかったです
いや勉強になった映画でした!ホント!!

TSUTAYAさんも、GEOさんでもエロ映画の棚に
置いてあるし、
発売・販売元の@エンターテインメントの売りも、
完全にエロティック映画ですが
全然エロっぽいシーンは皆無です

エロ目当てでレンタルすると怒りが起きますけど
エロ映画の売りでこれまでも
真逆の拾い物映画を散々見てきましたので・・・

この映画も真面目にスロベニアの庶民の行き方を
淡々と描いています

けど主人公はタイトルの示すとおり
女子大生でアルバイトに体を売っています
1回200ユーロで
日本円にして2万円強でしょうか?

そのお金で彼女は都会でマンションを購入して
ローンは月2000ユーロの返済
ということで、スロベニアではかなりの高級娼婦にして
女子大生

スロベニアでは大学教授の研究室には
監視カメラが設置されているのですね、
主人公が試験落ちて単位貰うのに教授に迫った時に
カメラが・・・
ま、こういうことがありますのでカメラは抑止力には
なりますが・・・

何処の国も似たり寄ったりの事故が起こってるからこういう
抑止力のアイテムも必須なのか
人間のモラルの前に抑止力ですか

主人公が父親には内緒のお仕事を
かくしとおすため父の友人に体を提供してまで
って結局都会での生活には破綻して
田舎で再出発するとこで映画は終わります

普段知らないスロベニアのことがちょっとだけ
分かったような気がする映画

2009年製作、スロベニア・ドイツ合作映画
ダムヤン・コゾレ脚本・監督作品
ニーナ・イヴァニシ、ピーター・ムセフスキ、
プリモス・ピルナット出演