538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ザ・クリミナル 合衆国の陰謀

2012-04-09 00:00:39 | 洋画
2008年製作のアメリカ映画
4月5日にDVDスルーでリリースされた映画
主演のケイト・ベッキンセールのジャケットだけで
新作4本セットレンタル800円の員数合わでしたが

これがなかなか面白かったというか、かなりな拾い物
米国大統領の暗殺未遂にベネズエラ政府が絡んでる
として合衆国はベネズエラに武力侵攻するが
CIAの女性捜査官がベネズエラ政府の関与を調査の末に否定
が合衆国政府はそれを無視して戦闘状態に・・・
その事実を知った主人公の新聞記者がスクープ記事に

世間にCIA女性捜査官の存在が知れて
ここまで書けば「フェア・ゲーム」と同様な内容でありましたけど
って私自身劇場で「フェア・ゲーム」鑑賞していたけど
ここではレビュー書きませんでしたが
あちらはCIAの捜査官が夫と共に国家権力と戦う
トゥルーストーリーでしたが

こちらは新聞記者がソースの人物をあかさないため
検察官のマット・ディロンに不条理に1年も
拘置所に投獄されて
その間に夫に裏切られても、ソースを頑なに秘匿する
事実を元に作られたフィクションでした

元ネタは明らかに「フェア・ゲーム」だと思いますが
主人公を新聞記者にしてるし
こっちの方が映画製作が2年ほど早い

映画の60%くらいが拘置所内のお話し
ケイト・ベッキンセールのムショ内でのキャットファイトも
あったりってか、ボコボコにされるだけですけど

精神的肉体的に追い詰めていく国家権力は
いや実に恐ろしいけど
それに壊れながらもひたすら耐えるベッキンセール
オチで彼女がここまでボロボロになっても
口を割れないというか割らない理由が明かされます
いや実によくできた映画でしたけど

原題は「Nothing But the Truth 」
もう少しまともな邦題をつけて欲しかった
脚本・監督はロッド・ルーリー
リメイクの「わらの犬」でも脚本・監督してるようなので
こちらもなぜだか日本ではDVDスルーのよう
確か11日のリリース予定