538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

わらの犬

2012-04-12 22:09:32 | 洋画
71年製作のサム・ペキンパーのヴァイオレンス映画
「わらの犬」のリメイクですけど
日本ではなぜだかDVDスルー
主演のジェームス・マースデンとケイト・ボズワースという
キャストが地味ですので公開はムリだったのかも

レイプと主人公を襲う相手役の
アレクサンダー・スカスガルドって
TVドラマ「トゥルー・ブラッド」で敵役ヴァンパイア
日本でもそれである程度人気出てるけど
って暴力オヤジになんとジェームズ・ウッドじゃん

オリジナルはアメリカからイギリスに移住って設定でしたが
リメイクではその舞台にアメリカ南部のミシシッピーですか
映画の舞台としてこれ以上ないナイスなセッティング

排他的かつ粗野で、ローカル色が濃く
娯楽といえば、高校アメフトと酒場に鹿狩りしかないし
なんとなくむしむしとした風土とか

ケイト・ボズワースさんレイプシーンもあるのに
全然脱いでくれてませんねぇ
ノーブラランニングでの乳首ポチが精一杯
チッともエロくないし
ってかオリジナルのスーザン・ジョージがもっていた
あの気だるい誘惑感が感じられないのでせめて
露出しないとね、あれじゃレイプにはつながらない
って思ったのは私だけ?

いやどうしてもオリジナルと比べてしまいますが
全体的に薄味な映画かな
暴力描写にしても71年のオリジナルから
表現がより過激になってしまったからねぇ
サム・ペキンパーが衝撃的過ぎただけで
リメイクとしてはよく出来てると思いますよ

熊の罠をあんな風に使ってはいけません
そして知的障害者にはドミニク・パーセル
これ以上のミスキャストはなかった

2011年製作、アメリカ映画
ロッド・ルーリー脚本・監督作品
出演者は本文中に記載