538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ドライヴ

2012-04-02 23:02:38 | 洋画
これは面白かった、
昨日よせば良いのに観るものなかったから
CSで「笑う警官」を流し見していたせいか
この「ドライヴ」が物凄く静かな映画に感じた

主人公は必要最低限しか喋らない
これがニヒルでもないし、かといって人キライでもない
ただ裏の顔をもち、それは犯罪者の逃亡を助けるドライバー
仕事中は無駄話をしない

そんな人物像をライアン・ゴスリングが好演
彼が惚れて仕舞う子持ち人妻にキャリー・マリガン
彼女は「シェイム」の時よりは細く見えました

オープニングのパトカーやヘリを振り切って
逃げるシーンは野球場の人混みに紛れるとこまで
映画の掴みとしてはもう120点
ですが中盤まで彼の恋心に費やされ
静かな映画が更に静かに進行しますが

それが中盤以降に静けさの展開の中に突然何回か起こる
残酷なシーンを際だたせます
血飛沫あげながらショットガンで頭吹っ飛ばされたり
顔面を何回足蹴するのか
カミソリであんだけ切ったら・・・
眼にフォークツキさして
って挙げていったらキリないけど

映画が静かに淡々と進んでいく中で突然起こるから
効果的になってる

二人の愛は結局報われないのもいいなぁ
ってか不倫的な肉体関係自体ないのも映画としては成功例でしょ

エレベーターのシーンは色々意味で
永遠に語り継がれる名シーンになるんだろうな

1つ気になったのがドライヴシーンで常に
シートベルトして無いことが
普通にデートっぽいシーンでも二人ともシートベルトして無い
ってへんなとこが気になった

2011製作、アメリカ映画
ニコラス・ウィンディング・レフン監督作品
ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、
ブ ライアン・クランストン、クリスティーナ・ヘンドリック ス、
ロン・パールマン出演