みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「ウォーターシップダウンのうさぎたち」観ました。

2015-07-04 16:00:00 | 劇場用アニメ
1980年:英国。 監督:マーティン・ローゼン。 米クライテリオンBD盤にて視聴。
LD時代に購入したソフトですが、さすがにもう画質が古くなりすぎて観賞に堪えません(^^;
DVDでも出ていたようですが、米クライテリオン社から最近BDソフトが出たので購入しました。
早速再生してみると、まったく見違えるような画質の向上ぶりで驚きました。
さすがクライテリオン社!
とはいうものの、これって日本語が入っていないんですよ~(TT
LDでは2~3回ほど観ているので、何とか残っている記憶で....とか思いましたが、
けっこう忘れていてダメでした、特に込み入った会話が理解できない(^^;
なんとかあらすじが解るていどの理解しかできませんでした。仕方ないですね。

 
危険だ、人間の気配がする!            夕日がまるでテリトリーの全滅を象徴するような赤い色。

何気なく、いつものようにテリトリー内を動きまわっていた一匹のうさぎが人間の気配を発見。
近い将来に大きな危険がやってくる兆候だと感じて早速ボスウサギに報告するが。

 
ボスに報告するが関心を示さない。         すぐに話は伝わり、動揺するみんな。

ボスは関心を示さない。ボスは今の安楽な状態がずっと続いて欲しいのだ。
ただ側近には群れの様子に警戒するようにと言い付ける。

「人間がこの土地にやって来る」という情報は瞬く間に群れじゅうに伝わる。
中には新しい土地を目指すべきだという意見の者も出る。
そうした意見の者は、いつか小さなグループとなり、群れを離れはじめる。

 
立て看板には「高級住宅地の開発」とある。       群れからの離脱を許さない側近。これは力づくの勝負。 

ここまでは物語のホンの序盤。群れを離れたグループは何度も危険を冒して前へ前へと
理想の地を目指して進み続ける。犠牲者も出る。だがもう引き返せないのだ。

後になってボスと共にテリトリーに残ったうさぎたちは人間によって全滅させられたことを
知ります。やはり根拠のない楽観は非常に危険なのだと皆は改めて思う。

旺盛に漫画やアニメの作品を生み出していた頃の手塚治虫先生がある雑誌の対談記事中に、
本アニメのことをチラッと紹介されていたのをずっと忘れないでいました。
いつかは観てみたいと思い続けてましたから、LDが出た時は嬉しかったですね。
現在のようにめぼしい海外アニメがどんどん日本に入ってくるような状況じゃなかったですから。
でもホンネを言えば、日本語入りのBDが欲しいですね。   

これからも何年かに一回....というようなペースで観ていきたいです。

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