2016年:アメリカ。 監督:マイク・ミルズ。 WOWOWからの録画。
タイトルが変わっていて、ちょっと気になったので観てみました。
これってジャンル分けするのなら青春映画?
思春期の少年の心の成長を描いた一本....というところでしょうか。
タイトルの『20センチュリー・ウーマン』というのは、”一世代上の女性”
という意味でしょうが、ちょっとだけヒネった言いかたですね。
いわゆる高齢出産。 父親は家を出る。以来二人で暮らして来た。
少年ジェイミーは、母ドロシアが40歳のときに産んだ一人息子。
父親は妻と息子を捨て遠くへ行ってしまう。以来、長い年月が経過。
成長したジェイミーは思春期と反抗期を同時に迎える。
そんな彼に対して、どう接するべきかドロシアは悩み、
ジュリーとアビーにジェイミーをサポートしてあげてほしいと相談する。
自分では息子と世代が離れすぎて適切な対応は無理なのではと考えたのだ。
ジュリーは近所に住むジェイミーの幼馴染。少しだけジェイミーより年上だ。
男女の経験も多少は積んでいるようだ。
アビーはドロシア家の下宿人で20代半ばの女性カメラマン。
ドロシア㊥はアビー㊧、ジュリー㊨に相談。 ドロシアは歳の近い二人なら息子を理解できると期待。
相談はしたものの、二人の実際のサポートぶりにイマイチ納得のいかないドロシア。
わが子ジェイミーに対するサポートとしてはちょっと過激すぎるようにも感じる。
そう感じるのは単に自分が古い世代の人間だからなのか?
下宿人ウィリアムと盛り場に行く。 結局、母と息子が完全に分りあえることは無かった。
少しは自分も若く変わって行かなくちゃと、ドロシアは今どきの盛り場に足を向ける。
ヒマのあるウィリアム(下宿人)をともなって。
あるときジェイミーとジュリーはプチ家出を敢行。
探しまわって、ようやく二人をモーテルで見つけるドロシア。
だがジェイミーとジュリーが男女の仲になっていたということでもないようだった。
一緒に探してくれたアビー、ウィリアムそれにジュリーを先に帰し、
ドロシアとジェイミーは長いこと話し合う。
この時こそ親子は、おたがいを本当に理解し合えたと思った。
しかし結局、世代が遠かろうが近かろうが、たとえ親子だろうが、
異なる人間どうしが本当に理解し合えるなどというのは有りえないことなのだ。
ただ、母が自分に真剣に向かいあい話し合ったその時のことは、
今でも懐かしい暖かい記憶としてジェイミーの心の中に残っている....。
なんか全体に良い雰囲気が漂う映画でした。
登場する俳優さん連も演技力と個性が印象的でした。
ドロシア役のアネット・ベニングは、ニコル・キッドマンがもう少し歳をとったら
こんな感じになるのかな~などと画面を見てて感じました(^^;
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タイトルが変わっていて、ちょっと気になったので観てみました。
これってジャンル分けするのなら青春映画?
思春期の少年の心の成長を描いた一本....というところでしょうか。
タイトルの『20センチュリー・ウーマン』というのは、”一世代上の女性”
という意味でしょうが、ちょっとだけヒネった言いかたですね。
いわゆる高齢出産。 父親は家を出る。以来二人で暮らして来た。
少年ジェイミーは、母ドロシアが40歳のときに産んだ一人息子。
父親は妻と息子を捨て遠くへ行ってしまう。以来、長い年月が経過。
成長したジェイミーは思春期と反抗期を同時に迎える。
そんな彼に対して、どう接するべきかドロシアは悩み、
ジュリーとアビーにジェイミーをサポートしてあげてほしいと相談する。
自分では息子と世代が離れすぎて適切な対応は無理なのではと考えたのだ。
ジュリーは近所に住むジェイミーの幼馴染。少しだけジェイミーより年上だ。
男女の経験も多少は積んでいるようだ。
アビーはドロシア家の下宿人で20代半ばの女性カメラマン。
ドロシア㊥はアビー㊧、ジュリー㊨に相談。 ドロシアは歳の近い二人なら息子を理解できると期待。
相談はしたものの、二人の実際のサポートぶりにイマイチ納得のいかないドロシア。
わが子ジェイミーに対するサポートとしてはちょっと過激すぎるようにも感じる。
そう感じるのは単に自分が古い世代の人間だからなのか?
下宿人ウィリアムと盛り場に行く。 結局、母と息子が完全に分りあえることは無かった。
少しは自分も若く変わって行かなくちゃと、ドロシアは今どきの盛り場に足を向ける。
ヒマのあるウィリアム(下宿人)をともなって。
あるときジェイミーとジュリーはプチ家出を敢行。
探しまわって、ようやく二人をモーテルで見つけるドロシア。
だがジェイミーとジュリーが男女の仲になっていたということでもないようだった。
一緒に探してくれたアビー、ウィリアムそれにジュリーを先に帰し、
ドロシアとジェイミーは長いこと話し合う。
この時こそ親子は、おたがいを本当に理解し合えたと思った。
しかし結局、世代が遠かろうが近かろうが、たとえ親子だろうが、
異なる人間どうしが本当に理解し合えるなどというのは有りえないことなのだ。
ただ、母が自分に真剣に向かいあい話し合ったその時のことは、
今でも懐かしい暖かい記憶としてジェイミーの心の中に残っている....。
なんか全体に良い雰囲気が漂う映画でした。
登場する俳優さん連も演技力と個性が印象的でした。
ドロシア役のアネット・ベニングは、ニコル・キッドマンがもう少し歳をとったら
こんな感じになるのかな~などと画面を見てて感じました(^^;
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