みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

真空管オーディオフェアを覗く。

2017-10-11 16:00:00 | オーディオ
10/08~09に東京・損保会館にて開催された真空管オーディオフェアを覗いてみました。
フェアのメイン分野である”真空管アンプ”には自分はほとんど興味がなく、
普段から関心のあるスピーカーメーカー×3社のみに絞って訪れてみたのでした(^^;
ちなみに高校のころ自分が愛用していたアンプはトリオのW-41という入門モデル。
真空管式ですが、当時はアンプといえばすべて真空管式で選択の余地なしでした(^^;

 
①オーディオ用トランス類で評価の高いタムラ製作所。フォステクスのユニットを使ったSP数種にB&Wの高級SPでデモ。
フォステクスのユニットをあまり好きではない自分は「ふ~ん、鳴っていますね」
程度の感想しか出ませんでした。
タムラのトランスは高級品として定評がありますが、ああいう場所でトランスのみの
評価を下すのは、少なくとも自分の安い耳では絶対無理ですし。(TT


②橋本電気のオーディオ用トランス群。
あのサンスイで管球アンプ用トランスを開発していた研究員が独立。それが橋本電気です。
自分もサンスイの高級真空管アンプは当時の憧れでしたね。特にAU-111!


③視聴会場ではSP音源をファイルに落としたものを再生。
スクラッチノイズが耳に当たるのでSP音源と知れましたが、音そのものが
中々チャーミングでした。
使用しているアンプのトランスは橋本電気製なんでしょうが、それはどうでも良い(^^;
進行役の新忠篤(あたらし・ただあつ)氏はSPを長年研究された方。
デジタルデータとして移植する際のイコライジングカーブは相当研究されたようで、
音楽を感じる音色に仕上げられていました。


④左からA&C:Duranty203、オーディフィル:RF1000、A&C:Jupiter132。
本日の自分的メインイヴェント。
A&Cとオーディフィルの実際の音が聴けるということで足を運んだようなモノです。
どれも特色ある音が出ていましたが、自分にはJupiter132が一番感心しました。
でもペア750,000円。この音なら仕方ないかと思うものの気軽に出せる金額ではないですね。

 
ステレオサウンド社の臨時出店。 ついSACDを買っちゃいました。


いかにもアキバ的なパーツショップです(^^;
2Fの大スペースには小さなコマがたくさん並び、臨時出店の大バザール?という感じ。
自分もSACDとCDをお買い上げしちゃいました(^^;

 
SPメーカー、FAL。平面ユニットが特徴。価格によりユニットの大きさ、数が異なる。
さて第二会場。損保会館の向かい側のビル2Fの”ファル”に足を運びました。
平面ユニットという変わった構造のSPということで、かなり以前から
興味と期待を持っていました。
しかし、実際に少し聴いてみたところでは、ちょっと自分には合わない感じがしました。
カタログや評判とかでなく、自分の耳で聴いた上での結論なので満足しています。
ここまでで確認したかったメーカーはすべて確認できたので帰ることにしました。
若いときに比べて、疲れやすくなったと思いながら(^^;