みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『ブルックリン』観ました。

2017-07-14 16:00:00 | 洋画
2015年:米。 監督:ジョン・クローリー。 WOWOWからの録画。
なんとなく良さそうな雰囲気を感じて、観てみました。
まあ比較的シンプルなストーリーですから、分りやすい映画なのは確かです。

 
姉ローズ㊧の協力を得てアメリカを目指す。     不安と希望を胸に出港。(上段手摺の緑色の服がエイリシュ)

アイルランドの片田舎で母親・姉とともに倹しく暮らしている少女エイリシュ。
街にはロクな働き口もなく、毎日が暗い気分に包まれているような思いの彼女。
だが、姉の助けもあってアメリカ行きを決断。

 
同室の女性に何かと親切にされる。         ややピントはずれな接客のエイリシュ。

エイリシュはあらかじめ紹介されていたブルックリンの賄い付きのアパートへ。
デパートの売り子として、彼女のアメリカ生活は始まる。
ただ、ひとり故郷を遠く離れてみると、たまらなくホームシックを覚えるようになる彼女。
仕事にも身が入らないようで、端から見ても元気がない。
その様子を見て、職場の上司や神父からも心配をされてしまうありさま。

 
大学で簿記を学ぶよう神父から勧められる。     同郷者のクリスマス会へボランティアとして参加。

そのうちにだんだんエイリシュもアメリカでの生活に慣れてくる。
神父の勧めで大学の簿記コースに通い資格を取得。
ダンスパーティでトニーという男友だちも出来、週二回はデートする
ようになり、生活にも活気が出てくる。

 
ダンスパーティで知り合ったトニーと恋仲に。    姉の死を知り、急ぎの帰郷。

そうなるとホームシックだったことなど嘘のように、すべての事が
上手くまわるようになる。
トニーとの仲は深まっていき、やがて将来の計画を具体的に話しあうまでになる。
だが好事魔多し。
故国アイルランドから、突然姉の訃報が届いてエイリシュは衝撃を受ける。
ともかく急いで帰国せねばならない。
帰国してからの彼女の行動は、やや成り行き任せというか、アメリカに残した
トニーへの感情が、離れていることで徐々に薄らいでいくというか。
人間って状況次第で、こうも簡単に心が揺れるものなんですかね。
しかし終盤のエイリシュは冷静さを取り戻し、正しい結論にたどり着く。
ちょっとこの辺の話の展開は多少強引な印象で、ちょっと自分的には
マイナスポイントでした。(^^;

最後にシアーシャ・ローナン嬢についてですが....
とりたてて美人というほどではないが、それかといって不美人というわけでもなく、
ちょっとコメントに窮する感じですかね、あくまで個人的な所感ですけど(^^;
まあ平均的な感じというか、多くの人に不快さを感じさせないのかなという気はしますが?
ただ、ご自分の出演すべき作品を正しく判断するという意味では良い感覚をお持ちのようです。