みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『オデッセイ 3D』観ました。

2016-11-24 16:00:00 | 洋画
2015年:米20世紀FOX。 監督:リドリー・スコット。 セルBDにて視聴。
評判がなかなか良いのと、アマゾンでスチールケース入りが安かったので購入。
ですが、案外地味めなストーリーでしたね。まあ観どころは何ヶ所かあるんですが。

 
火星探査隊。さまざまな調査を行う。        天候急変。大嵐がやってくる。

米国NASAによる火星探査計画。送り込まれた隊員たちは、さまざまな調査を進めている。
そんなときに猛烈な大嵐が彼らに襲いかかる。

 
強風で飛んできた破片がマークを直撃。       マークは死んだと判断。全員が火星から離脱。

強風に吹き飛ばされた設備の破片がマーク隊員を直撃。その後、彼は行方不明に
なってしまう。嵐はますます激しさを増し、このままでは宇宙船が倒壊してしまう。
ルイス船長はギリギリまでマークを探すが、差し迫った状況の中では彼の救出を断念
せざるを得ない。グズグズしていると全員が母船に帰れなくなってしまうのだから。
結局マークを置き去りにして、調査隊は火星を離れることになる。

 
NASAからマークを悼むコメント。         ところがマークは(負傷こそしているが)生きていた。

米国民にむけてNASAからの発表がなされる。大嵐による火星計画の已むなき一時的な頓挫。
ルイス船長の冷静な判断と敏速な行動により、被害は最小限だったと説明がなされる。
残念ながらマーク隊員を失なったが、我々はその尊い犠牲を決して忘れることはない。

 
生き残れなかった場合に備えて日記を遺す。     4年後を目指して格闘。まずは食料の自給自足。

だがマークはしぶとく生きていた。意識を回復したのち、施設に戻り自らケガの治療。
次の有人船が火星にやってくるのは4年後だ。
それまでは何としても生き延びる、と決意を固めるマーク。
まずは水と食料の確保を考えねばならない。
施設内に化学的に水をつくりだす装置を組み、その水を利用してイモを育てる。
肥料は自分の体から出るモノ(^^;
それにしても何とかNASAとの通信手段を考え出さなければ....。

多少のヘマはあっても概ねマークのやることって、何だか巧く行きすぎるような気も(^^;
まあ映画だからね~と言われればその通りなんですけどね(^^;
あとマーク隊員の救助作戦に対して、中国から大きな協力が得られるくだりがありますが、
これは中国の観客に対するハリウッドからのお愛想といったところかな(^^;
それだけ中国の映画マーケットは近年大きなものになってきているということなんでしょう。

3D映像は結構シャープな感じが出ていて良かったです。
宇宙シーンなどでは、あの『ゼロ・グラヴィティ』に印象が近かったです。
音響は締まりのある低音がなかなか気持ち良かったです。
ここでフト思いついたのですが、『2001年宇宙の旅』を3D化するのってどうでしょうか。
(大元の画質が今の基準でみると甘すぎてダメかな?)