みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「超高速!参勤交代」観ました。

2015-09-06 18:00:00 | 邦画
2014年:松竹ほか。 監督:本木克英。 WOWOWからの録画。

タイトルが結構面白そうだったので”観てみようか”となりました。
しかし面白いギャグが連発(期待してましたが)....とまではいかず、
ほんのりユーモア調と云う程度でしたね(^^;
いまどき腹を抱えて笑えるようなギャグを連発ってなかなか難しいんでしょうね。

 
江戸詰から国元に帰ってきた藩主一行。       好物の沢庵がしみじみと旨い。

一年の江戸詰めを終えて、ようやく国元に戻ってきた藩主・内藤政醇の一行。
やはり故郷はいい。空気も旨いし大好物の沢庵も存分に食える。心が和む。

 
幕府からの登城せよとの達しが届く。        途中を省略せねば到底間に合わない。

だが青天の霹靂とも言うべき事態が勃発。
帰ってきたばかりの内藤に対して、再度江戸に参勤するようにとの通達文が届く。
しかも期限はわずか五日しかない。これはあまりに無茶な要求だ。
貧乏藩の財政はとうに底をついている。
どう考えてもこれには何か裏の事情がありそうだが、さりとて悠長に
詮議などしている時間はない。直ちに支度を整えて江戸に向かわねば。
それにしても通常のルートを使っていたのでは到底間に合わぬ。
ほとんど全行程を山越えで、関所の役人の目の前だけ行列姿で通過する作戦を思いつく。
しかし藩内の山地ならともかく、江戸までの山道に詳しい者はいるのか?

 
道案内役としてはぐれ忍者を雇う。         藩主従者みな駆け足での出発。

そこに少々怪しげな風体のはぐれ忍者、霧隠段蔵の登場だ。
自分は江戸までの困難な山越えのルートを自宅の庭のごとく知っている。
ついては道案内役として自分を雇ってほしいと申し出る。
10両+酒で交渉成立。
彼を雇ったことが果たしてプラスになるのか、マイナスになるのか.....。
いずれにしても藩の存亡を賭けて翌朝早くに少数精鋭の人選で藩主一行は
駆け足で湯長谷城を後にするのだった。