goo blog サービス終了のお知らせ 

みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「ザ・キャピタル」観ました。

2014-12-29 11:58:24 | 映画
2012年・仏。 コスタ=ガヴラス監督。 WOWOWからのBD録画

"金融界を舞台にしたサスペンス"とのことなので期待しましたが....これはちょっと。
ストーリー進行がだらだらしていて、ちっともサスペンスな展開じゃないです(^^;

 
マルクは前頭取から「新頭取」の指名を受け、役員からも祝福の拍手。  実は便利な捨て駒くらいにしか思われていない。腹の中で闘志を燃やすマルク。

確かにサスペンスとしての「仕込み」はあるんです。ただ見せ方が如何にも下手。
全部観終わっても、「そうか終ったのね、ふ~ん」って感じ....。
ハラハラドキドキの無いサスペンス映画ってなんなんでしょうね~?

何本も映画を観ていると面白いのに出会ったり、そうでもなかったり。
そんな繰り返しです。皆さんも同じだと思います。

「サイレントヒル リベレーション 3D」観ました。

2014-12-28 15:03:05 | 映画
2012年・仏/米/加。 マイケル・J・バセット監督。 セルBDで視聴。
はじめから結論めいたことを書いてしまいますが....。
ゲームと映画では、やはりそれぞれの語法が異なる.....
イメージを壊さずに移植出来た成功例が無いではないですが、やはり数は少ないでしょう。

 
本盤の導入画面。                          悪夢の中、無我夢中で逃げまわるヘザー。

 
襲ってくるナースの群れ。                      終盤でのバトル。今回のピラミッドヘッド氏は味方とも思えるポジション。

主に「サイレントヒル3」をベースにしてストーリーが構成されていますが、正直
その出来は良いとは言えないでしょう。至る所でツギハギ感が覗いています。
画質は良いです。明るい色味には感心しました。3Dの出来にも破綻は有りません。

ま、そんなところですかね~。

「キングダム・オブ・ヘヴン」観ました。

2014-12-26 18:45:03 | 映画
2005年・米20世紀フォックス。 リドリー・スコット監督。 セルBDにて視聴。
中世エルサレムにおけるキリスト教側とイスラム教側の攻防がお話のメインです。
なかなか重厚な、格調のある映画でした。ですが3時間超の長尺はちょっとキツイ。
視聴後、かなり目がショボショボと疲れてしまいました(^^;

 
強欲な弟と争い、これを殺してしまう。家に火をかけて村を出奔。   紆余曲折の末に父親の遺言どおりエルサレムに到着。

中学高校のお勉強で十字軍のことは知っていました。ただその時のテキストには
元々キリスト教の土地だったものをムスリムたちが理不尽にも強奪した、
だから正義のために取り返すのだといったニュアンスの記述があったように思います。
いま考えると、それって完全にキリスト教側の視点・言い分ですよね。
実際はそんなキレイゴトじゃなかったみたいですね。
イスラム側から見た十字軍とは、残虐な強盗集団のイメージとも聞きます。

一枚のBDに3時間超のデータが詰め込んである割には、頑張った画質と思いますし、
音質とりわけサラウンド音響のデザインが秀抜だと思います。
もっと締まった低域だったら、よりベターだったのですが(^^;

「ベオウルフ 3D」観ました。

2014-12-21 19:03:47 | 映画
2007年・米ワーナー。 監督=ロバート・ゼメキス。 セルBDにて視聴。
自分にとっては、映画館で観た最初の3D映画です。内容は面白かったものの、とにかく
暗部が潰れて何が写っているのか分らないシーンも多く、ガタガタに目が疲れました(^^;

AD500頃のデンマークでは怪物に日々襲われ、王・民衆ともに苦しめられていた。そこに英雄ベオウルフが登場。激しい戦いの末、殺してしまう。
しかし彼には母親(大ドラゴン)がいた。子供を殺された彼女は怒って、かえって大きな被害が出てしまう。
そこでベオウルフは大ドラゴンの巣に出向いて、これも退治する......というのは表向き。実際はドラゴンとある密約を交わしていた。



国を救った功績により、前王から王位を譲られる。しかしこのことこそが長い年月彼を苦しめることになる。

3D抜きに言っても、なかなか面白いと思います。本作の西欧神話のような雰囲気は悪くないです。
まあラストシーンは3Dか2Dかで盛り上がりにかなり差が出るのは確かですが。

3Dに関しては、やや古さを感じます。けっこう飛び出し感があるのは良いとして、
クロストーク・にじみが割と目につきます。画質もちょっぴりですが甘め。
それでも映画館で観た時よりは見やすくて目の疲れもあまり感じませんでした。
自宅TVでの視聴の方が圧勝ですね。

価格も発売前は5,000円近くのアナウンスでしたが、それじゃ売れないと気づいたようで
実売価格は半分程度になりました。

なお、このBDは3D再生専用になります。
多くの3D/2Dコンパチ盤と違って3D対応でない環境では全く再生できず不便です(^^:

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」観ました。

2014-12-14 16:33:18 | 映画
2013年米パラマウント。 マーチン・スコセッシ監督。 WOWOWからのBD録画。
久しぶりに3時間もの長尺モノを観ました。さすがにチョッと目が疲れました.....(^^;
映画としては、それなりに面白かったと思います。

紙屑同然のボロ株を、高値で客に売りつけ、「してやったり」のポーズ。 ボロ儲けに次ぐボロ儲け。ジョーダン社長はじめ全社員の鼻息は荒い。

60年ほど前のこと。「金銭の利殖と保全法」(ハーバート・N・カッソン著)という
経済関係の本が家にありました。
まだ子供でしたが、その文章が面白くて何度も何度も読み返していたものです。

もちろんこの映画に出てくるような、詐欺まがいの方法で大衆からお金を巻上げる人種の
ことも書いてありました。
そして「この種の連中の勧誘に乗って迂闊にお金を出してはならない」と強く戒めています。
後になって知ったのですが、当時この本は実業家や投資家の間で大変な名著とされていた
ようです。

今になって考えると、文章の面白さに着目するのも結構ですが、どうやったら
将来金持ちになれるか、そういう部分をよく読んでおけば良かったのですが....(^^;