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みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「偽りの人生」観ました。

2015-01-13 10:30:19 | 映画
2012年・アルゼンチン/スペイン/独。 アナ・ピターバーグ監督。 WOWOWからのBD録画。
好きなヴィゴ・モーテンセンが主演なので、観てみようという気になりました。

 
医師アグスティンは強すぎる妻との結婚生活に嫌気が差していた。    妻の長期の留守中に双子の兄ペドロが来訪。土産に自家生産の蜂蜜。

 
つい魔がさして兄を浴室で殺してしまう。               兄の養蜂業を引き継いで生活して行こうとするが.....。

 
自分の知らなかった兄のダークな面が徐々に明らかになり.....。     一方、帰ってきた妻は兄ペドロの死体を見て、夫だと勘違いして.....。

「俺は癌だ、いっそ弟のお前に殺して欲しい」などと頼み込む方もどうかしているが、
ついその気になって本当に兄を殺しちゃうってのもどうか(^^;

誰にも「自分には別の人生があったのでは」と思う時がある。
日頃から自分の人生から逃げ出したかったこの男は、つい魔がさして
実際の行動に出てしまうが、人間そんなに簡単に成り代わったりできるものではない。
まして地方ならば人間関係が濃く、周囲から一発で見破られてしまうでしょうに。

いざ「兄」になってみると、自分の知らかった兄のダークな面が徐々に明らかになってきて
しだいに身動きが取れなくなってくる.....。

モーテンセン氏の出ている映画としてはまあまあかな。この作品自体がちょっと地味だったかも(^^;

「シルク・ド・ソレイユ~彼方からの物語 3D」観ました。

2015-01-08 13:06:43 | 映画
2012年・米パラマウント。 アンドリュー・アダムソン監督。 WOWOWからのBD録画。
たまにはサーカスものでも観ようかと、録ったままになっていた「太陽のサーカス」を
取り出してみました。
自分は正直それほどサーカスは好きじゃないのです。
ただこのように鮮やかなシーンを3Dで見せられると、やっぱり目を奪われます。
映画よりも抽象度の高いジャンルですから、今回ちょっと写真を多めに載せてみました(^^;

 
ようこそ「太陽のサーカス」の世界へ。                船に見立てたパイプ細工を使った空中ブランコ。
 
炎のターン。 ブレが多くて解りにくい....(^^;             本を読むおじさん。 ちょっと! 燃えてまっせ!
 
複数の団員によるアクロバット。なんかクネクネして気持悪い(^^;    水をテーマにした演舞。
 
ロープを使った一斉の演技。見栄えがします。             立方体をクルクル廻しつつの演技。
 
終盤近くのベッドを使ったシーン。決してベッドシーンではない(^^;    幕。ぞろぞろ出てきてお客様に挨拶。

たまにはこんなサーカスの映画もいいかな、という気がしました。
なお写真のブレは3D画像(サイド・バイ・サイド)のため仕方のないところです。
立体感の強いシーンほどブレが強く出ます(^^;
セルBDだと大抵は3D/2Dコンパチなので対応可能なんですけどね~。

「47RONIN 3D」観ました。

2015-01-07 17:04:05 | 映画
2013年・米ユニバーサル。 カール・リンシュ監督。 WOWOWからのBD録画。
評価が半ばする映画です。実際はどうなのか自分の目で確かめる感じで観ました。

 
史実にない人物、魁(かい)。 赤穂藩主の娘と慕いあう仲。      吉良氏の策謀により無念の切腹を賜る浅野氏。

 
一年余の雌伏の時を経て、吉良氏の居城へ攻め入る。          城内には怪物も....。 実は吉良氏もこの怪物に操られていたに過ぎなかった(^^;

 
本懐を遂げ、一様に安堵の表情で吉良氏の城を出る赤穂浪士勢。     将軍から裁定が下りる。全員切腹。ただし大石蔵之助の長男・主税のみは許される。

47RONINって何のことか解らなかったけど、たまたま観る直前にTVの映画情報番組で
「赤穂浪士四十七士」のことと判明。あ~、そうかなるほど。
しかしまあこれは史実の赤穂浪士四十七士とは全く関係のない、100%の作り話ですわ~。
荒唐無稽というか、噴飯ものというか。
逆に言えば、そこさえシッカリ認識していればこの映画に問題は別に無いと思います。
「そんなわきゃ無いだろ~」とか「嘘つけ~」とか叫びつつの大笑い場面が多数。
個人的には、ずいぶん楽しめる映画でした。

「父親たちの星条旗」観ました。

2014-12-31 16:50:47 | 映画
2006年・米ワーナー。 クリント・イーストウッド監督。 セルBDにて視聴。
だいぶ以前に「硫黄島からの手紙」と同時購入。今日ようやく観ました(^^;

はじめは硫黄島における戦闘がメインの映画かな?と思っていたら、それは違いました。
主眼は、摺鉢山に星条旗を立てた兵士たちと、その後の人生を描くこと。

 
攻撃目標(硫黄島)の説明を受ける兵士たち。             まずは艦砲射撃で徹底的に島を叩いてから上陸する作戦だ。
 
あまりにも有名なこの写真。軍はこれに目をつける。           一時帰国させた彼らを「英雄」扱いして国を挙げての歓迎。

莫大な戦費を調達するための国債、その宣伝のために彼らは『英雄』にされ、
都合のいいように利用される。だが戦争が終われば、すぐに忘れ去られて.....。

実際の戦場には、いわゆる「英雄」などというものは存在しない。
戦うのは国のためではなく、ともに戦う仲間のためだ、というメッセージが示されます。
やっぱりこれはイーストウッドらしい変化球の映画だな、と思いました。
それでいて心に届くものがあるように感じました。

音質はなかなか優秀ですね。低域が締まっているので、音量を上げると迫力ありますね。
とは言っても、自宅はマンションなので音量を上げすぎない注意が必要ですが(^^;

「三銃士 3D」観ました。

2014-12-30 10:38:15 | 映画
2011年・仏/米/英/独。 ポール・W・S・アンダーソン監督。 WOWOWからのBD録画。
出来の良い面白い映画でした。「三銃士」の映画は幾つか有るようですが
これは2011年の最新作。なんと言っても3Dですし(^^;

 
銃士になるためパリを目指す青年ダルタニアン。父母との別れ。     三銃士と共にフランス王の謁見を賜るダルタニアン(左端)。

フランスと英国の間では平和のための交渉がなされようとしていた。
表面上は和やかに見える両国の関係。
だが水面下では激しく火花の散るようなスパイ戦が繰り返されていた。
この映画では王妃の首飾りがターゲット・アイテムとなります。

 
喰わせ者の枢機卿とその手先の女。実は二重スパイ。          最新の飛空式軍船を駆ってバッキンガム公爵が訪仏。

ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる二重スパイの女、クリストフ・ヴァルツの枢機卿、
オルランド・ブルームのバッキンガム公爵などなど。
それぞれの役者さんにきちんと存在感があり、そういう意味でも楽しめる映画でした。