上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

ふたりの「豊俊」・・・

2012-08-28 06:58:27 | 心の世界・死後の世界・・・神社仏閣

 私には二人の「豊俊」がいた。

 一人は父「角谷豊俊」であり、もう一人は叔父(母の弟)「土谷豊俊」である。

 母の兄弟は12人であり、母は4番目(長女)、叔父は10番目(6男)である。何故、同じ「豊俊」という名なのかを小学生のころに母に聞いたことがある。父と母は「またいとこ」である。

 父が12~3歳の時に叔父「豊俊」は生まれた。父は秀才で且つ親孝行であったらしい。小学校卒業時に、校長から表彰状と副賞として座机を貰った。その座机は私が小学4年生まで使った覚えがある。そんな父「豊俊」に与かって叔父「豊俊」という名が付けられたそうだ。

 叔父「豊俊」は父とは全く正反対なような性格であった。思った事はすぐ行動し、挙句に「口の悪さ」では、天下一品であった。

母は35歳ごろから糖尿病であった。口癖のように「60(歳)まで生きれん(生きてはいない)」と。そんな母(65歳頃か)に「姉ちゃん、60まで生きれんというが、いつまで生きとるん」・・・・・これだけ聞くと酷いと思われるが腹の中は「姉ちゃん、これなら80・90(歳)まで行けるぞ。」という、叔父ならではの応援であった。

叔母さんとはお見合いと聞いた。お見合いの後数日後、返事が来ないと叔母さんのところへ行って「嫌なら嫌とさっさと言ってくれ」と。叔父ならではの最大級の求婚だった。

口は悪いが腹は無い。一旦信用されると叔父も裏切ることの無いように一所懸命努力した。雑な口の利き方からは想像が出来ないが、美的センスは母の兄弟の中では一番であった。絵を書かせてもピカイチだった。趣味もプロの庭師以上で、直接山へ行って木を選び、岩を選び、配置も自分で決め、素晴らしい庭を作ってしまった。盆栽も若いころからしていた。その盆栽の一つを「400万円で売ってくれ」と業者に言われたが、にべもなく断ったそうだ。仕事は綺麗に正確であった。裸一貫叔母さんと二人鉄工所を始め、一所懸命働いた。受注先からは絶大な信用を戴き、それはひとり息子に引き継がれている。

 そんな叔父「豊俊」が眠りについた。72歳、私より10歳年上であった。「淋しい葬式は嫌だ。甥姪もみんな呼んでくれ。」親戚・兄弟が集まると会話の中心にいつもいた叔父らしい通夜・葬儀であった。

 

 

 

 

 

 

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津波の威力

2012-08-27 08:22:09 | 爺の寝言戯言独り言・・・旅

仙台空港の1階ロビーです。

 津波の高さは3mを超えてます。当日は空港職員の方々の誘導で、皆さん2階以上に避難されケガ人は一人もいなかったそうです。良かったですね。

仙台空港から一般道を通って貰いました。田や畑は海水を被ったため作付は出来ません。家も土台を残すだけです。たとえ外観が残っていても、中はメチャクチャでした。

 途中のガソリンスタンドです。津波の威力で無残な姿です。いろんなものが津波と一緒に流れぶつかったのでしょう。鉄骨の柱、屋根・・・。エネルギーの大きさは想像を超えてます。

  昼食は、仙台名物「伊達の牛タン」を食しました。仙台駅の改札を出れば、目に入るのは「牛タン」の文字ばかり・・・。仙台空港でもやはり「牛タン」。40年ほど前(つまり爺が学生の時)に「伊達の牛タン」などという名物が有ったかどうか記憶に有りません。40年前は「牡蠣」のほうが有名だったような気がしてます。

 仙台駅・仙台空港そして松島へ向かう高速道路網を走ってみて思うのは、津波のエネルギーも大きいと言いましたが、「人の生活力」は決して負けてはいませんね。松島や瑞巌寺、翌日行った中尊寺などの観光地の人の波、津波以上かも知れませんね。日本の底力は、いや、日本人の底力はスゴイと思いました。もっともっと頑張ることのできる民族だと言う事がハッキリ分かりました。

 

老骨に鞭打って・・・オレも頑張るぞwww

婆は肉が苦手。お陰で牛タン食い過ぎた!!

 

 

 

 

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枕以外はほぼ満点でしたが・・・

2012-08-25 21:05:01 | 旅・・・ホテル・旅館国内編

「がんばろう東北」と書かれた「やまびこ号」の先頭。 いざ郡山へ

 福島県郡山市の旧知のふとん屋さんを尋ねました。皆さんお元気に頑張って見えました。地震による被害は殆ど無いと聞いてましたが、建物に亀裂が生じたりして、それなりの被害が有ったそうです。

                          元凶 福島原発

 でもそれ以上に、放射能による被害がボディブローの如く、じわじわと効いてきているそうです。放射能から避難するのはいわゆる裕福な家庭の方々。残っているのは、失礼な言い方で立腹される方も有りましょうが「裕福ではない家庭」の方々。客単価も下がるし、来店客数も減る・・・売上が下がるのは当然の帰結。だが、こうした二次的被害は補償の対象には為らないようです。 この夏も小学校のプールは使えず、子供たちは寂しい思いをしているそうです。いろんな話を聞く程に、東電の経営者の他人事のように接する態度・言動には腹立たしく思えますし、また、中電の社員の公聴会での発言は、二次的被害の深刻さを知らない「人にあるまじき発言」と言わざるを得ませんね。彼は会社の意を汲んでの発言でしょうが、会社は彼に何らかの褒賞を贈ったんでしょうか…。

 人はその立場にならないと分からない事が余りにも多い。民意は原発「0」です。電気・エネルギーの問題は簡単ではありません。良い方向にむかうことを祈るだけです。

生まれて初めての五色沼です。碧碧とした木々・・・気持ちが良いですね。

 

毘沙門沼から赤沼・みどろ沼へと歩きました。奥入瀬は「動」、ここ五色沼は「静」といった感がしました。

 

 

 時間が無く掛け足でした。残りはまたの機会に・・・。 さて、初日の宿は、五色沼の近くのペンションでした。

 

 食事は大変美味しく、センスの良いオーナー夫妻の心配りもさわやかに、評判通りの良いペンションでした。

 量も味も90点以上といっても良いでしょう。翌朝食も美味しかった事は言うまでもありません!

朝食です。 コーヒーが美味しかった

 ベッドはフランスベッドのボンネルタイプ。ベッドパッッドはWOOLマーク付き、掛けふとんはWDD85%。100点は付けられませんが、高得点は付けられます。朝起きて楽しみ(?)の「ふとん探訪」をしてみると、なんと!・・・

  

 松坂の山田ふとん店の御誂え品でした。いつ納品したかを後で合流した時お聞きしましたが、ネットからの注文だろうと言う事で、ご夫妻も全くの「想定外」(?)のことで、ビックリされてました。

 納品して結構な時間が過ぎていたようで、羽毛ふとんからはファイバーが相当量飛散してました。世の中のホテルでは敷きはポリエステル綿のベッドパッドが大部分ですが、ここではWOOLのベッドパッドが使われていたため、快適でした。

 だが、残念なことに熟睡できませんでした。 どうしたかって・・・。枕が最悪でした。マチが切れるほどに固くしっかりとパイプが入れられてました。高さも優に10cm以上(15㎝近く)あったでしょうか、夜中に何度も目が覚めました。なお、枕は山田ふとん店さんの商品ではないようです。

 朝起きると、首周りが悲鳴を上げてました。腰まで痛く、それはそれは大変な朝となりました。旅館ですと座布団が枕の代品となりますが、今回は枕の代品さえ見つけられませんでした。

 ふとん屋の爺だからどうしても寝具に対しては辛口となる。枕のために一気に評価は落ちてしまった。

 改めて枕は「高さ」が大事と思い知る事となりました。

 

 

 

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西川チェーン中部ブロック会in東北

2012-08-20 09:47:11 | 爺の寝言戯言独り言・・・旅

 今日(20日)から、22日まで2泊3日で東北(福島・宮城・岩手)へ行ってきます。

 当初は仙台まで飛行機を予定しましたが、婆の耳の調子が悪く、時間もお金もかかりますが鉄道の旅になりました。東海道新幹線はもう何度も乗ってますから感激などはありません。でも、その他の新幹線は初めてです。まずは、東京から郡山まで1時間20分弱の東北新幹線「やまびこ」号に乗車します。この歳になっても、はじめての列車はワクワクします。

 さて、新幹線に乗るのが目的ではありません。 目的は3つあります。

①あの大震災から1年半近く経ちます。「東北を応援しよう」と言う声は衰えない。でも、実際どんな行動ができるだろうか?・・・  ブロック会会長の静岡(清水)の石川寝具ランド社長の提案で、「東北地区で会議をしょう」となった。本当に、本当に微力であるが、東北地区に少しでもお金を落とそうという訳だ。

②福島県郡山市に、知り合いのふとん屋さんがあります。元気に頑張っていると、震災後メーカーの社員(元弊社担当)から聞き及んではいたが、郡山で途中下車し直接顔を見たいと思っている。15年以上会っていないかな? 地震の被害は殆どなかったと聞いてますが、放射能の件は心配です。 とにかく元気な姿を見たいと思う。

③爺は学生時代、弘前に下宿していた。今回訪れるところは40年ぶりの所もある。初めての所もある。学生時代夜行列車に乗っての行き帰だから、近くは通っていても寝ていることが殆どだ。また、婆の実家(秋田)へ行く時も日本海側を通ったり飛行機であったりで、全く最近は縁が無い。学生時代を少し思い出しながら息抜きをする事としました。

 

 息抜きとしては五色沼へ行こうと思ってます。写真は3年前に旅した白神山地の青池です。五色沼の湖面はどんな色か楽しみです。富士山が今日ははっきり見えます。

 なお、爺婆はいませんが、お店は営業してます。

 

 

 

 ああ~・・ぐっすり寝たー!!

お医者様も使ってる「快眠ひろば」のオーダー枕

 

 

愛知県内でベッドをお探しなら、Watakeiまで! コイル系・ノンコイル系、比較試し寝ができます。

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羽毛ふとん・二度目のリフォーム(仕立て直し)も可能です。

2012-08-19 09:51:19 | 羽毛ふとん

 お盆(夏季休暇)も終わりました。ふとん屋という商売、有る意味9月からが一年の始まりだと思っている。9月からの新年度(?)の準備で、8月後半はまた違った意味で忙しい。この冬の新商品(新柄)が逐次入荷する。店頭も秋冬の装いへと変えなくてはいけない。同様にお客様も秋冬の準備をしなくてはならない。

 夏の内に布団の仕立替えをとお客様にお願いするが、「人間、尻に火がつかないと・・・」という方が多いのも事実だ。9月10月は仕立替えも一ヶ月以上要することとなる。お正月までに間に合えばまだしも、実際寒くなって慌てて依頼される方も例年多い。・・・ 

 

 今は木綿わた布団から羽毛ふとんへと代わって来た。羽毛ふとんのリフォームをされる方が非常に増えました。そして、「再リフォーム」される方も、実は増えてきました。

 

 お客様が持ち込まれたこの羽毛ふとん、過去にリフォームしてます。ちょっと見にくいかもしれませんが、「181117」という数字が押されています。そう、綿桂では、10年ほど前から、リフォーム年月日をスタンプしています。リフォームのスタンプとリフォーム日時です。今回の羽毛ふとんは、18年11月17日リフォームしたという印です。およそ、6年になろうとしてます。

 まだ、十分嵩もあり、クリーニング(丸洗い)だけで十分と思われましたが、お客様は側生地の汚れ(ワンちゃんが汚したシミ?)が気になると言われます。昨年もクリーニング(ふとんの丸洗い)をされてます。臭いは完全に取れます。でも、シミはうすくはなりますが若干残ります。

 お客様からは「リフォームはもうできないんですか?」とご質問。「いや、再リフォームは十分可能です」と。嵩もまだ十分あり今回は丸洗いを、来年(または再来年)リフォームすることを提案しましたが、どうしても側生地の汚れ(シミ)が気になるそうです。

 結果、再度リフォームすることになりました。これでまた、5年は暖かく且つ気持ちよく寝て戴ける事間違い無しと思います。でも、ワンちゃんの躾けもしっかりしないと、来年またリフォームってことになるかも・・・。

 一方、こちらの羽毛ふとんは「丸洗い」をします。リフォームをしたのが「150801」、つまり平成15年ですから、9年前です。まだまだ十二分に嵩もあり今回は「ふとんの丸洗い」をすることにしました。

 良い羽毛は、長持ちします。だが信頼できるメーカー品と思っても、実際リフォームしようと解体してみると、中身が見えないからと、とんでもない物が出てくることもあります。リフォーム後は、元のメーカーから有る意味Watakeiの責任になります。メーカーに丸投げする事無く、可能な限り店頭で吹込みします。だからこそ十分な注意と最高の仕立直しをするのです。いや、しなくてはなりません。

 

 羽毛ふとんのリフォームにおいて、羽毛の洗い専門工場に委託してますが、吹き込みは自店店頭で一枚一枚丁寧に吹き込んでいます。サイズ・羽毛量etc...お客様の希望をお聞きして仕立てますが、それ以上に羽毛の質(パワー)に応じて、ベテラン職人が足し羽毛の量や質を考え仕立てています。

 羽毛布団・羊毛布団・木綿わた布団・・・捨てるのはカンタンです。お気軽にご相談ください。

 

 

 

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高専賃(高齢者専用住宅)へ納品

2012-08-16 22:40:42 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

 15・16・17日とお店はお休みしています。  でも相変わらずコマゴマとした仕事で一日が過ぎて行きます。

 15日・・・当家のお盆行事の日。と言っても本家であることから、弟とその子ら、娘と孫がやって来て、他愛もない事をおしゃべりするだけです。今年はちょっと寂しいお盆であった。次弟夫婦が来なかった。旅行に行ったからだ。弟夫婦にすれば、実に26年ぶりの「新婚旅行」なのだ。弟嫁は初めての海外旅行だ。二人が居ない事を良い事に、二人の話で結構盛り上がった。

 午後2時過ぎ、予てより依頼のあった手すりを市内の高専賃へ納品に行った。

 

 バディⅣという手すりです。ちょうど15日が誕生日という90歳になるご婦人が使われます。トイレの出入り口付近に設置しました。トイレ内にはベストポジションバーも設置してます。普段は車いすで移動ですが、リハビリの効果が表れ、10m以内ならなんとか歩けるようになりました。ベッドからトイレまでは約3~4mほどです。入口付近には掴まるところがありません。そこへバディⅣを。理学療法士さんといっしょに、ご利用者さまの動き方を見ながら位置とバーの高さを確認しつつ設置してきました。これで、昼間トイレまで安全に行くことができます。

 その後は、溜まっていた福祉用具購入の「受領委任払い」や「住宅改修の工事完成届け」などの書類を書き、市の高齢福祉課へ提出しました。

半分休み、半分仕事の一日が終わりました。

    

16日・・・ショートステイも利用しながらも、いままで家庭で介護を受けてみえたご婦人です。介護者は息子さん一人です。仕事も有りますから十分なお世話ができないので、高専賃(西尾市)に入所することになりました。そこで、家から高専賃へとベッドを転搬入しました。綺麗に掃除しながら分解したベッドを高専賃に運び、再び洗剤で洗い拭き組み立てました。

 出来たての高専賃です。

 家では転倒予防のために、ベストポジションバーとたちあっぷ4型とをレンタル戴いてましたが、高専賃では必要無いと回収致しました。息子さんは、「俺が入所したいわ!」と、介護の疲れは結構溜まっている様子でした・・・。

 商いのヒントが無いかと、午後から久しぶりに名古屋の地下街とデパートに行ってきました。会社によっては夏休み最後です。お子さん連れの家族や年代に関係なく女性が圧倒的に多かった。オリンピックもそうだったが女性のパワーはスゴイと感じましたね。

 明日はお店としては最後の休みですが、相変わらず生産性の低い働き方で、事務的な仕事が山になっています。担当者会議も予定されてます。もう少しなんとかしたいですが・・・。貧乏ヒマ無しとは、正に自分の事かと変に納得しつつ今日も暮れて行きました。・・・

 

 

 

 

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枕手作り子ども体験教室(3)

2012-08-12 06:57:16 | 子供の眠り(新生児から小中学生&高校生

 初めはなんとなく落ち着かない様子ですが、枕が出来あがると皆笑顔になります。そしてほとんどの子は、男子なら「気持ええ」と言い、女の子は少し恥ずかしそうに「にっこり」します。

    

 この時は、爺も嬉しくなります。

「眠り」のお勉強中   枕の製作中

 去年もそうですが、今年参加してくれた皆も話をよく聞いてくれました。ありがとうございました。子供さん以上にお母さん・お父さんも真剣に聞いて下さいました。三日間の参加者(お子さん)は16名でした。

 そして、昨日11日は、先週都合が悪かったお友達が4名来てくれました。

 来週18日は2名のお友達が来てくれる予定です。私も作ってみたいと思ったら、電話でどんどん参加予約をして下さい。お待ちしてます。8月18日(土)が最終ですよ。

 

 午前中の子供まくら教室が終わった後は、午後のベッド配達の準備。3台のベッドを納品しました。いまにも振りそうな空を見ながら、ハラハラ・ドキドキ・・・。終わった途端、降りだしました。セーフ! 今日もベッド2台配達予定です。「62歳です」と言うと、お客様から「もっと若いと思いました」などと言われ、調子に乗って配達してます。朝起きるのが辛いです・・・!

 

 

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高齢者の熱産生・・・夏でも寒い?

2012-08-08 08:31:56 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

 立秋の声を聞いたとたん、明け方ちょっとだけ涼しくなったような気がします。この夏も「ひんやり」系の敷きパッドや汗取りの良い敷きパッドがよく売れました。特に好評だったのが、西川リビングの「Ice*Mist アイスPCM敷きパッド」でした。PCMを使って温度上昇を抑え、脱脂綿入りで汗取り効果をアップした、W(ダブル)の効果で快適にお休み戴ける商品です。

 ほとんどの方は、それなりに「涼しさ」に期待して購入されたと思います。もちろん、評判も良くシングルは完売しました。でも、ちょっぴり意外な感想を言われた方がいらっしゃいました。前回の90歳のご婦人です。購入後5日目に伺った時「朝起きると、なんとなく腰の動きが悪い」と言われます。「涼しくて気持ち良いんでは?」と聞けば、「腰が冷えてイカン!普通のを持って来て、替えてくれ。」と言われます。

 概ね好評であったこの商品、若い人達にとっては、涼しさはイマイチと言われる方も正直有りました。でも「冷えすぎる」と言われたのは初めてです。

 

 昔話です。爺の父(169㎝・60㎏ぐらい)は、特に70歳を過ぎた頃から、夏、エアコン無しで、しかも夏ふとん(羽毛)をキチンと掛けて寝ていました。お彼岸の頃にはそろそろ普通の羽毛ふとんを用意してくれと言います。家族みんなからは「オカシンと違う?」と言われてました。

 冬になると、アイダー(1㎏入り)を肌ふとんのようにし、1.4㎏入りの羽毛ふとんを重ねていました。それでも大寒の頃は寒いと時に言ってました。「冬は寒いに決まっとる」と言って家族みんなは気にも止めませんでした。 ご婦人の言葉を聞いた時、父の事を思い出し、そして、「年寄りは意外と寒がり?」という思いが頭を過ぎりました。

 

 ご存知、人の体温の模式図です。以前熱中症と睡眠の話を書きました。人は生きている限り、体温の基である産生熱を発生させています。体格が大きい方は熱産生も大きく、体温が上がりやすいのです。ところが、高齢になってくると、筋肉量が少なくなり特に痩せている方は、熱産生が低下し体温が低めになりやすいようです。高齢者は、産生熱が低いため血流や発汗による体温調節機能を発揮する機会が少ないのかもしれません。機能の低下によっても、汗を掻きにくくなり、さらに高齢者は暑さ寒さの感覚も鈍ってきて、幼児・子供とは違った意味で熱中症に掛かりやすいようです。

 若い人と高齢者とでは、体温が違います。子供の体温は平熱でも37度近くあります。活発に遊べば、さらに体温は上がります。高齢者は体温の低い方が多いようです。活動量も低く、体温は上がりにくいかもしれません。

 今回のご婦人の「ヒンヤリ敷きパッドは腰が冷えるからダメだ」という話は、以外と言うより、よくよく考えてみれば、当然のことかもしれません。どんなに良い寝具といっても、その人それぞれの体格や感覚で、「良い寝具」にもなり「悪い寝具」にもなると言う事です。

 お爺ちゃん・お婆ちゃんのお布団を若い人と同じ感覚で用意すると、ちょっとトラブルかも・・・。注意して上げて下さい。

 

  ザンネン!サッカー(男子)負けちゃった・・・。でも銅は。頑張って!! 

 

 

 

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限りなく住宅改修に近いポータブルトイレの設置

2012-08-06 06:46:24 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

 爺は福祉用具専門相談員です。会社(綿桂)には他に4名の有資格者がいます。福祉住環境コーディネーター・ヘルパーもいます。

 

 1~2週間の入院予定が、約2カ月半程度となった90歳を過ぎたご婦人のお話です。独居です。妹さん二人(70歳代)は、施設に入居したらと薦められましたが、ご本人は住み慣れた自宅(実質1K)で生活したいと言われます。寝たきりを心配しましたが、ご本人の頑張りで、要支援2 まで回復されました。

 自宅に戻られるにあたって、問題はトイレとお風呂です。トイレは従来の和式トイレです。洋式にしないと用が足せません。段差のない和式トイレを腰掛式に変換することにしました。ところが約80㎝角と狭小の上対角線的に便器が設置されていました。そのまま設置すれば出入りが不自由になります。設置方向を180度変えると、用を足したモノが落ちません。水洗では有りませんから、洗い流すことはできません。毎回、設置した便器を外してお掃除するなど、不可能となります。水洗式に改築するとなれば、大規模な住宅改修となってしまいます。

 妹さん達は90歳を超えて住宅改修をして●●万円も掛けるのは無駄だと言われます。隣接するお風呂も改修しようものなら、相当な出費となります。それ以上に年齢と独居とを妹さん達は心配されます。そこで、ポータブルトイレを使用して戴くようお薦めしました。ところが、ご本人はご自分の不浄をヘルパーさんと言えども他人様に始末させる事は嫌だと言われます。・・・・・困りました。

 ご本人の思いを最優先することにし、爺が提案したのはバイオの力で排泄物を消滅させるバイオトイレ「あすなろ」です。 

 用を足せばバイオチップが自動攪拌されます。他人様に不浄物を見られる事はありません。毎回始末をすることも必要ありません。臭いの心配もありません。一石三鳥といったところです。

 陶器で出来た和式便器を壊し、ガタつきの無いようにゴムクッション材をコンパネの下に敷きました。間口は約62㎝。手すり部分などを分解し、トイレの中に「あすなろ」を入れてから再度組み立て直しました。排気用ダクトも取りつけ完了です。

 ただ、用を足している間、トイレの戸が閉まりません。ご本人は独居だから問題無いと言われます。右隅に見えるのは洗濯機です。チップの量を数ヶ月(5~6ヶ月)に1回補充点検に行く事だけは、爺の役目となりました。

 次は、お風呂です。デイに通われますから、そちらで入浴して戴くので、お風呂の修理は見送ることにしました。ところがご本人様、シャワーを浴びたいから何とかしてと言われます。最後の我がままを聞いてと言われます。ケアマネさん・地域包括の主任さん・妹さんたちも思い止まらせようとしましたが、ご本人は言うことを聞きません。最後は全員が、綿桂さん(爺のこと)に任せるから、どこの風呂の業者でも良いからを連れてきて直して下さい、と・・・。

 ここまで信頼して戴けるのは大変嬉しいことです。・・・・・  爺は今は「お世話する立場」に居ますが、数年後には「お世話戴く立場」になると思います。 気持ちの判る福祉用具専門相談員として、期待を裏切らないよう頑張ります。

 

 

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枕手作り子ども体験教室(2)・・・急遽開催!

2012-08-05 04:44:48 | 子供の眠り(新生児から小中学生&高校生

 先日のブログで書きましたように、一部の日時(3日午後・5日午前)に参加希望が集中して、お客様には参加を見合わせて戴く事となり、ご迷惑をお掛けすることになりました。

 その後も、ちびっこ枕手作り体験教室は、もう今年はやらない(開催しない)のですか?・・・・そんなお問い合わせ電話も何本か戴きました。8月3・4・5日は、小学校によっては登校日であったり、地域の行事があったり、また、ご家族で旅行を計画したり、なかなか参加できない方が多々あったようです。

 そこで、

「8月11日(土)10時から」 と 「8月18日(土)10時から」 

2度、急遽開催する事に致しました。是非、参加下さい。

 それでも、11日も18日もダメと言うお子さんには、開催希望日の相談をお受けします。爺の日程調整が出来れば、2名様以上であれば、 曜日に関係なく特別開催致します。ご希望の日時をお申し出下さい。

 今日(5日)も満席開催です。ありがとうございます。

 

 

 

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枕手作り子ども体験教室(1)

2012-08-02 21:02:57 | 子供の眠り(新生児から小中学生&高校生

 24年8月2日の中日新聞で、昨年に引き続き、記事として取り上げて戴きました。お陰さまで、日時によっては早々と満席となり、お断りするか日時の変更をお願いせざるを得ないほどに申し込みが殺到しました。ご希望に沿えなかったお子様・ご父兄には大変申し訳ありません。

 

去年の様子はこちらから・・・

 夏休み後半に、再度体験教室が開催できないか、調整をしています。

 開催が決まりましたら、このブログでもお知らせ致します。

 そもそも、この企画を考えたのは「子供の眠りが危ない!」という、西川チェーン店の若手経営者たちの危惧からでした。子供たち、そしてそのお父さんお母さんに、「眠りの大切さを知ってもらいたい」という「熱き思い」からでした。

 昨年は愛知県内で2店舗ほどの開催でしたが、本年は10店舗程度で開催されます。お近くのおふとん屋さんで是非参加下さい。

 弊店でも日時(4日土曜日)によってはまだ余裕があります。

 

 

 

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