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熱中症と睡眠との意外な?共通点

2011-08-17 06:42:16 | 夏の寝具・夏の眠り

 とにかく暑い!半端なく暑い!暑いと言えば余計に暑くなる。 「暑い」と言ったら100円罰金!・・・・とゲームのように言う。 言ったら涼しくなるなら100円出したい気分だ!昨日はにわか雨のお陰でほんの少しだけ暑さも和らいだが・・・。夜半過ぎエアコンを止め窓を開けた。明け方になるまで、風も殆ど無く、蒸し暑く寝苦しい時間が続いた。

 先日の新聞紙面で「車内の3歳児、13分で熱中症」とTOP記事があった。大人は1時間以上経過しても熱中症にならなかったが、3歳児では室温45℃で13分・室温40℃で17分で熱中症になってしまった(名工大平田准教授・金沢医科大佐々木教授らのグループ研究で)。コンピュータを使ったシュミレーション実験だそうだが、実際に有ったら大事件である。

 幼児が熱中症に成り易い理由は、①体重当たりの体表面積が大きいので、熱を早く吸収してしまい、体温の上昇が早い。人の体の60%(以上)が水と言われる。体重20㎏の子供なら12㎏(以上)が水という事だ。大人で体重50㎏なら30㎏以上が水となる。12㎏と30㎏どちらが早く熱せられ暑くなるかは明明白白である。 ②体温を下げるためにも、発汗が起きる訳だが、汗腺数は子供と大人とはその数は変わらず(約250万)、その為子供の発汗量が極めて多く、子供は汗かきであるという事になる。 「赤ちゃんは汗かきだから吸湿性の良い寝具を!」というのはそんな理由からでもある。その結果体重の3%分の水分を失うのが、大人に比べてメチャ早い。小まめに水分摂取しなければならない。

上図は体温調節の模式図だ。

 体温を上げないと一口に言っても、表面の皮膚温が上がっても、肝心な「内(深)部体温」を上げないようにしなければならない。模式図から言えば、寒い時は血流量を体表近くから深部に多く集め、熱の拡散を防ぐ。暑い時は血流を体表近くに多くし熱の拡散を図り、体温の上昇を防ぐ(赤線)。それで賄う事が出来ないと「汗をかく」事によって体温上昇を防ぐ事になる。「睡眠とは体温を下げることである」というのは、赤ちゃんが眠たくなると手足が暖かくなるのと同じ原理である。外気温が高いと熱の発散がスムーズに行われず、睡眠が浅くなり易い。 室内で熱中症になる方は多く、発汗状態に成っていないといわれる。血流量の変化や発汗によって、内部温(深部体温)を上がるのを防ぐ機能が十分に発揮されていないからだろう。高齢者は特に暑さの感覚も鈍って来るらしい。

 以前どこかの寝具メーカーで「夏の寝苦しさは背中の湿気が原因」とか言うキャッチコピーがあった。吹き出る汗をどう処理するかで寝苦しさが軽減できるようだ。

 ①汗が出ない室温にする・・・・・エアコンによる温度湿度管理 ②出た汗をしっかり吸う寝具を使う。 ③汗はそもそも気化熱を利用しているから、気化し易いように体にまとわり付いた多湿な空気を飛ばしてやる・・・・・風が吹くと気持ちが良い。風が無ければ扇風機や団扇を使うのも当然である。

 熟睡するにも、熱中症にならないためにも、深部体温のコントロールがポイントでもある。

 爺のちょっとええ加減な独り言です。 今日もまた暑そうだ!

 

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