上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

基本が正しくなければ・・・・・100年後の歴史的評価

2010-06-30 02:41:43 | 爺の寝言戯言独り言
 中学生5~6人(男子3~4名・女子2名)が、店内に入ってきた。珍しいことだ。母の日や父の日のプレゼント、クリスマスパーティのギフト探しに時々来店はあるが、ふだんの日に中高生が店内をうろつくことはほぼ皆無である。

 店員が「何かおさがしですか?」と声を掛けると「い(い)えっ」と言って二階売り場に上がっていく。暫くすると携帯電話を掛けながら別の二人が二階売り場へ走るように上がって行ったそうだ。
 店員が二階に上がって行くと、人影が上がった人数より少ない。なんとなく変な静けさがあった。どこかに人の気配がする・・・。
 なんと!奥の座布団売り場に行くと、先程の子らが座布団を頭に乗せて「かくれんぼ」をしているのだ。さらにもう一人は、その奥にある仮眠室と倉庫に隠れていた。
 女子社員はびっくりしながらも恐る恐る「ここは遊び場ではありません」と注意をした。そんな時もう一人の女子店員が私を呼びにきた。
 「社長、中学生が店内で鬼ごっこをしてます!」

 私も、一瞬耳を疑った。行ってみると、二階の座布団売り場に男子中学生が3人突っ立っていた。
 「君たちの家に知らない人が来て勝手に鬼ごっこをしていたらどうなの」
 「・・・」
 「すぐさま出て行きなさい!」と。
 一人は事の重大さ(不法侵入)が解かったとみえて、すまなさそうに出て行った。察するところ、後の二人はお店は自由に人が出入りできるところだから、なんで怒られているのか充分に解かっていないようだった。しぶしぶ店外に出たが、店頭の駐車場でうろうろしていた。

       

 買い物に行っても、今の親は子供を自由にさせる。商品(ベッド)の上で飛び跳ねる子もいるが、強く制止する親は少ない。ほとんどは「止めなさ~い」と優しく言う程度だ。ひどい親になると何も言わない。こちらが注意すると、「おじさんが怒るから止めなさい」という。
 
 何故怒られたかを子供にキチンと説明しない親が最近多いようだ。頭ごなしに怒る、叩く。「しつけ」だと言って狭い所に入れたりする。普通の子は数回叱られたり罰を受けると、とりあえず親の顔色を見ながら「これをすると怒られるんだ」と思う。理由は解からないがそう思うようになるのだろう。ましてや「(店員などに)怒られるから止めなさい」と言うから怒られなければやってよいと勝手に解釈している。行動の規範がそこには無い。


 キッズルーム(コーナー)で遊ぶ子供にも、おとなしくビデオやおもちゃで遊ぶ子もいれば、ボールなどをTV画面に向かって投げたりする子もいる。おもちゃを持って店内を走り回る子もいる。その時の親の態度にも十人十色だ。子供は皆元気に育ってほしい。だが、悪いことは悪いことだと教えねばならない。


 「常識が無い」のではなく「常識的に物事を考える行動する訓練ができていない」のだろう。

 爺が訪れたヨーロッパ諸国では、お店に入る時に「こんにちわ」的挨拶をして入店するのがあたり前であり、挨拶なしで入店しようものなら「ジロッ」とにらまれる。時には出ていけとばかりにイヌやネコを追い払うように手を振られる。日本人は「お客様は神様です」という言葉を自分勝手に解釈し、店内では何をしても許されると思っている。日本以外ではおそらく「お客様は神様です」などという言葉は存在しないだろう。売り手と買い手は50:50(フィフティフィフティ)、対等だということだ。

 
 基本をキチンと押さえなくて、重箱の隅を突っつくようなことが世の中多い。
「これをすると頭を叩かれるから止めよう」と子供を説得納得させるか、それともこれは「こうした理由だから、してはいけない」とキチンと説明して納得させるかでは子供の行動に大きな違いが生まれる。結果だけを重視した叱り方ではなく、過程を重視した(叱られた理由)をキチンと説明してやることが大事と思う。


 大相撲の問題も当然の成り行きであろう。当の本人たちは、まさか解雇になるとは思ってもみなかっただろう。一場所ぐらいの謹慎で済むだろうと軽く考えていたのかもしれない。事の重大さが解かっていないのだ。

           

 話が逸れるが、国会議員の仕事は、何だろう。国家100年の計を考えることであろう。

 地元選出の議員は、年金の未納問題を取り上げて質問主意書を出したとか。問題は制度の事、国の在り様のことだと思うが、その制度の不備を正すための質問主意書ならば解からんでもないが・・・。そもそも長きにわたって政権を担ってきた政党は何処なのか。何十年と政権を担いながら、官僚を統率できなかった国会議員に、責任は無いのか。
 膨大な国債を発行し、国をダメにしたのは誰か。歳費をのうのうと受け取る政治屋、そして、政治屋以上の権力を持つ(高給)官僚、彼らは責任を取ることない。

 一般企業は赤字であれば経営者は給与等は減額されるのが普通だろう。国の経営者なのだから、歳費を半額にするぐらいは当然と思う。目先の選挙(票)のための政治ごっこをしている無能な金儲け議員は要らない。

 日本と言う国を100年後も世界の一流国で有り続けるためには、子供らが心身ともに元気に育つような、政治を教育をして欲しい。
 事務所費問題とか言う前に、そんな制度を創った議員にレッドカードを出したい、また、そんな制度を直そうとしない議員も同罪だ。国の基本を考える政治家が排出されんことを願う。

 入れたい政党が無い!政治家がいない。 


 地元国会議員のHPから原文のまま掲載します。
●民主党追及の一環として菅総理の国民年金未加入問題に関する質問主意書を出すことにしました。
菅氏は年金未納が発覚して平成16年5月民主党代表を辞任しました。しかしこれは『行政上の誤り』だと当時も今も言っています。民主党のHPにもそう載っています。しかし一連の手続は所定の手順を踏んで適正に行われたものです。これを何故『行政上の誤り』というのか。だとすれば年金行政を所管する当時の菅厚生大臣に責任があるとの認識でよいのか。この間の経緯と責任を明らかにしてほしい。といった内容です。一週間後に答弁書が返ってきたらまた報告します

●菅氏は平成19年1月名古屋で『愛知も東京も経済がいい。しかし子供を生む生産性が低い。』と発言しています。これは何を意味しているのか。女性を産む機械と捉え、女性蔑視であり、女性を貶める発言と多くの批判が。この発言を撤回し謝罪するのか。これも質問主意書を出しました。当時安倍内閣の閣僚が同様の発言をして多くの批判を受けました。(でも当然だと思います。)ちょうど愛知県知事選を戦っていた我々は大変な思いをしました。一方で同様の発言を繰り返していた菅氏については野党だからということだけでお咎めなし。マスコミも問題にしませんでした。でも総理になった今は違うと思います。はっきり撤回し謝罪すべきです。本当は国会で予算委員会などで追及したいのですが、民主党が審議拒否をしているので国会が開かれません。仕方なく質問主意書を出さざるを得ません。早く国会の論戦を再開してほしいと思います。それでないと国民の皆様の期待に応えられないと思います。また今日発覚した荒井行政刷新大臣の実体の無い事務所費問題。同様の疑惑は川端、蓮舫氏にもあります。この3人も説明責任を果たしてもらわないといけません。徹底的に追求してまいります。疑惑だらけの民主党を隠すために国会を閉じようとしているとしたら大問題です。さらに訴えてまいります。




 基本がしっかりしていないと、方向性が間違っていると、最後に苦しむのは子や孫である。

   お客さんに喜んで戴ける「商い」をすれば、子や孫も喜ぶ。
   今、祖母や父母のお陰で、爺は「商い」ができるからだ。    


ああ!! サッカーが負けてしまった。
爺が見ると「負ける」というジンクスがあるので、我慢してTVをみなかったのに・・・。
PK戦での敗退だそうだ。本当に残念だ。
4年後・8年後に「W杯 日本優勝!!」を実現するためにも、子供たちがすくすくと育って欲しいものだ。日本を良くしようとする、基本のしっかりした政治を!・・・
                    
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一店逸品運動・・・綿桂の逸品はどれにしようか。

2010-06-27 08:15:51 | 敷きふとん

 少し前、商工会議所へ他の用事で行った時「一店逸品運動」に参加して貰えないかと言われた。

 こんなことを言うと「偉そうな奴」と思われるだろうが、正直乗り気ではなかった。しぶしぶ参加したのが本音だ。第一回の会合は東京に出張していたため、社員一人参加させた。二回目の会合の前に、参加されたお店をお互いに拝見して店主の想いなどを聞き、他人の目線から見て「逸品」にすると良い品を選び合うことになった。
 8店のグループであったが、7名の方に弊店をご覧頂いた。皆さん全員、地元の店主(および店主に準ずる方)であるが、全員の方が弊店に入店されたのは初めてであった(3店の奥様にはいつも贔屓いただいているが)。ある意味、新規客様の目線で弊店を見て戴いたことになる。
 後日、その感想と皆さんが思う「Watakeiの逸品」とを聞かせてもらった。  5名がオーダー枕を取り上げて戴いた。順当なチョイスだと思った。
 だが、意外だったのが「ブレスエア入り2in1羊毛敷き」を2名様が選んで下さった。
 2in1シリーズはWatakeiの主力敷きふとんである。今までの2in1敷きの中芯はソフト固わたである。それに対してこのブレスエア入りの2in1敷きは3か月ほど前から、何枚となく試作品を作って、社員全員で寝心地を確かめたりして研究していた商品で、ようやく3週間ほど前に合格点をつけられるものが出来上がった。店頭に並べて間もなくお買い上げ戴いた。
 どちらかと言えば、やや硬めの仕上がりだ。

      中芯にブレスエアを入れた2in1敷き。寝た時の感触が評判良い。 

     
     ブレスエアのみをメッシュで包んだ ブレスエアマット(19,000円) 涼しそうと人気が上がるかも。

 今までの2in1敷きは「ソフト固わた」に羊毛わた(WOOL100%)を2㎏と1㎏とで挟み巻いたものである。28,000円から、プレミアム仕様で48,000円まで4種類ある。どちらかと言えば固わたと言いながら「ソフト感覚」 が売りであった。
 今回のブレスエア入りの2in1敷きは、ソフト固わたの代わりにブレスエアを中芯にしたものだ。

              ブレスエアの拡大写真 一辺が約13㎝です

選ばれた理由はと聞けば、ブレスエアという素材からくるのだろう
①夏涼しそうだ。・・・・・暑がりな方
②潰れにくそう(ヘタリが少ない)・・・・・BMIが25~28ぐらいの恰幅の良い方
③ベッドにも使えるタイプもある・・・・・逸品としてはオーダー枕を選ばれた方だが、この敷きが気に入った方
などである。

 爺としては「ブレスエア2in1敷き」は全くの想定外であった。だが、選ばれた方が見えたということは、それなりの需要・要望があるということだろう。
 事実嬉しいことに、初めに購入して戴いた方(刈谷市からお越しの60歳ぐらいの奥様)に追加購入戴いた。「子供(と言っても30歳ぐらい)に取られた」そうだ。その息子さんもお母さんも腰痛持ちだそうだ。固いふとんが腰には良いからといって「せんべい布団」に寝てみえた。ところが、横寝をすると肩や腰骨が当たって(底着きして)少しばかり痛みを感じていたそうだ。
 「ブレスエア2in1敷き」はブレスエアの素材としての腰の強さによって「適宜なクッション性とソフト感」が生まれ、それでいて底着き感が無いとベタ褒めして戴いた。

 
 そんな理由で、「ブレスエア入り2in1敷き」を「准逸品」として、販売してみようということになった。もちろん(たぶん)この商品は完全Watakeiだけのオリジナル商品だ。
 興味のある方は、是非お店に来て「お試し寝」をして下さい。  ちなみに価格は35,700円(税込)です。

 ネットでの販売も致します。10,000円以上ですから、もちろん送料・代引き手数料は無料です

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爺にとってはサッカーW杯以上のことかも

2010-06-26 13:01:59 | 爺の寝言戯言独り言
 日本のサッカーも素晴らしいですね。正直決勝Tに進出できるとは思ってませんでした。
 野球でもサッカーでもいろんなスポーツで、昔からココ一番という時に、爺が見ると何故か贔屓のチームが負けるんですね。オランダ戦は始めから最後まで見ました。だからか負けました。カメルーンとデンマークは見ませんでした。後でニュースや特集で見ました。
 もちろん偶然なのでしょうが・・・。

 サッカーW杯の日本チームの活躍以上に、爺にとってとてつもない事がありました。 宝くじやtotoではありません。

 フランスから帰った14日~24日までの11日間 約140万ブログあるgooブログで、1万位以内に連続してランクインしました。ちょっと出来過ぎです。今朝、ランキング表を見たら、ようやくいつものように「ランク外(1万位以下)」になりました。何故か、ホッとしてます。と同時に、読んでもらえるブログを目指して、頑張ろうと思ってます。

 サッカーW杯で「日本が優勝!」も、あり得ない話ではありません。
 爺も若いころ(中学から大学まで)は軟式テニスをしてました。いつの間にか「縁起担ぎ」もしてましたね。お陰で大会の大小は有りますが、優勝は6~7回ほどしました。

 是非、勝ってもらいたいので、爺はTVの生中継は見ないことにします。後で勝利の「GOOL!!!」をニュースで繰り返し見たいと思います。
           頑張れ!ニッポン!!
 昨日、豊田市までベッドの納品に伺いました。 浄水駅近くの新たに開発された住宅地です。何百戸もの家がこれからも建つそうです。まだ新婚さんにと言えるほどのお二人でしたが、サッカー大好き人間のようでした。早朝デンマーク戦の有った日でしたから「今朝は1時間程しか寝てない」と言ってみえました。午後から用事で滋賀県まで行く予定とか。くれぐれも居眠り運転をしないようにと・・・・、お母さんもすごく心配してました。 

 ある国では、自国のサッカーの試合が有った日は、半日お休みしたとか、会社によっては多くの方が有休を取得したとか、いろいろ工夫しながら応援されたようです。

 眠りは大切です。みなさんも、事故の無いように応援しましょう!                              
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夏バージョン・・・究極の夏寝具で快眠。

2010-06-24 07:54:19 | 夏の寝具・夏の眠り

 爺の夏の寝具を紹介します。ついでに、婆の変な癖を暴露しましょう。

 「部屋の模様替え」・・・婆の趣味というには少し無理があるが、リビングのソファーの位置は一カ月以上同じ状態であることはまずない。マンションに移ってからは、移動にも制限・限界があるから、変化はずいぶん小さくなった。「また模様替え?」と言うと、「掃除しただけ」と返事が返ってくる。爺からみればそれでも「また変わった」と思うことが、婆からみれば「変えてない」ということだ。
 以前一軒家の時は、たとえば、下着を入れる場所が時々移動した。下着を入れる家具が移動するのではなく、入れる家具(タンス)が変わるのだ。下着を取ろうとタンスの引き出しをあけると、そこには下着がない。どの家具(タンス)に変わったのか探すのが大変だ。何十年と生活して来たから、「宝物探し」のように最近はなってきた。マンションに移って1年と数カ月だが、この間にも下着・靴下の収納場所は3回(4回かも)変わった。

 でも、寝室の模様替えは、さすがにベッドを動かすことはできない。シーツや夏ふとんを取り替えてくれた。フランスから返ってきてから、毎晩のように「日本は暑いね。蒸し暑いね。」と言いつつも、時間がなくて冬のふとん(合いふとん)でそのまま寝ていた。
 お休みの昨日は、婆が半日がかりで寝具を夏バージョンに変えてくれた。

  

 枕は、爺が発明したダウンピローだ。必要以上にふかふかにならず、それでいてベースが必要な高さを確保してくれる。いつもながらに「良く出来た枕」だと自画自賛している。
 掛けふとんは「真綿(絹100%)肌ふとん」である。ベッドはセミダブル(日本ベッドのシルキーソフト)だが、真綿はダブルである。少し幅が広い。冬(合い)の羽毛ふとんはセミダブルの別注(175x230㎝)だから、真綿肌ふとんも同様にセミダブルを作りたいと思っている。たぶん、今年の夏はダブルの真綿ふとんで暮れるだろう。
 ベッドパットはウールである。梅雨明けになったら「テンセルのベッドパット」にする予定です。ムートンをそのまま敷いてくれると思っていたが、見た目に暑苦しいからと、剥がされてしまった。本人(爺)は気持ち良く「暑い」とは思わないので、今までのままでよいと言ったのだが・・・。
 剥がされたムートンは、リビングに敷かれた。さっそく、婆はその上でゴロゴロしていた。ムートンはベトツキが無いから、夏でも本当に気持ちが良い。

 ピロケースと掛カバーは綿100%ダマスクのホテル仕様生地を使ったものだ。ベッドパットには麻100%のフラットシーツをメーキングしてもらった。
 掛けカバーとピロケースが麻100%になると最高だ! いずれどこかのメーカーがお買い得価格で用意してくれるだろう。それまでちょっと我慢しましょう。

 それより、真綿の夏ふとんを創ろうと思っている。
 側生地は麻100%で、中綿は絹100%で800g程度を入れて作りたい。
 「究極の夏ふとん」だと思っているからだ。


 今朝は気持ち良かった。起こされるまでしっかり寝た。もう少し寝させてくれたら最高なんだが・・・。さあ、今日もお仕事がんばりましょう。

 真綿ふとん、ムートンシーツ、麻のカバー・シーツそして自分に合った高さの枕自分に合った固さの敷き寝具(ベッド)

 これら「寝具の良さ・眠りの大切さ」をお客様に是非伝えたい、味わって貰いたい。

           
 奥様。 美人は夜創られるのです。ぐっすり眠ればビーナスに負けない「素肌美人」になれます!ハイ!

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眠る人々・・・フランス番外編

2010-06-23 18:05:43 | 爺の寝言戯言独り言・・・旅/海外

 フランスで見つけた「眠り」のあれこれ。・・・

貧富の差はあっても、人は古今東西誰でも「眠る」ものです。
以下、ルーブル美術館にあった像・・・なお、題名は爺が勝手に付けました。

 眠れるビーナス
  
 戦いの合い間に一休みする兵士

 ①ぐっすり眠れば「肌がきれいに」なることは、ギリシャローマの時代から解かっていたのでしょう。像そのものは大理石でできていますが、ふかふかのベッドが良く表現されてますね。当時実際使われていた寝具の中材は何だったんでしょう。爺の察するところ馬毛ではないかと思ってます。羊毛とも考えられますが、羊毛はフェルト化しペッたんこになってしまいます。馬や駱駝(らくだ)は形状変化が少ないと思われます。ラクダは当時のヨーロッパでも少なかったと思いますから、馬毛である確率が高いように思います。全く違っているかもしれません。

 ②股間から手が出ているのではなく、手を保護する鎧の一部だと思われます。自分の手と兜を枕代わりにしてますね。重い甲冑を着て戦うのですから、疲れも相当なものなんでしょうね。
 夜襲があった時に即対応できるように、ヨーロッパの人々は横寝が多いといわれる。
 逆に、日本人には仰向け寝の人が多いのは、平和な時代(江戸時代)が長く続いたからという説もある。真偽のほどは・・・・?

                      

 シュノンソー城にある「主(貴族)の寝室」です。

   同じくシュノンソー城にある「妃の寝室」です。

どちらも、天蓋が付いてます。そして周りにカーテンが付き、休む時はぐるりと引いて寝るようです。ベッドの大きさは写真では解からないと思いますが、現在のダブルほどでしょう。決して大きくはありません。

 【余談】 外人は大きい・・・と普通の日本人は思う。スポーツの世界ではやはり身体が大きい方が有利なことが多い。また、普段外人と言えば、英米の人を良く目にするからだろう。だが、一般国民で大きいのは、アングロサクソン系であって、ラテン系の国の人々は日本人と大差無いことが多い。ラテン系の国とはイタリア・フランス・オーストリアなど(他の国には行ってない)であって、アングロサクソン系とはイングランドなどだ。
 だが、足の長さは、日本人はラテン系の方々と比べても短いようだ。爺は身長177㎝ではあるが、足の長さは自慢ではないが「短い!」 フランスのトイレを利用した時、その小便器の位置が高いのだ。かろうじて届いたという具合だ。また、洋風の便座に座ると足が普通に届かないのだ。つま先が漸く届くと言った具合だ。爺は日本人だから仕方ない。足の短さは今さらどうにもならない。


 天蓋とカーテンは何故有るのか。単なる装飾ではない。重要な用途がある。
ヨーロッパの冬は寒い。宮殿の殆どの部屋には暖炉がある。起きている時は概ね火が点いている。だが、寝る時には火は消される。そこで、天蓋とカーテンとで寝る人にとっての小さい空間を形作り、冷えを少なくするそうだ。マット面の高さは高い。実際はベッドの横に踏み台を置いて上がるそうだ。
 トイレが非常に少ない。あの広大なベルサイユ宮殿でも3か所程度で、宮殿の端であったり、殆ど外と言っても良いような所にある。その昔、性病はトイレでうつると考えられていたからだそうだ。古今東西、貴族たるもの、簡単には用が足せないようだ。


 今日も朝9時からと、午後2時からと、担当者会議があった。昼前後は書類の整理をしたり、FAX機の調子が悪く送ってもらったCDから、サポートソフトを入力したりして、結局今日もまた休日は潰れた。
 
 今日は、早めの夕食を済ませ、日本サッカーの試合は無いので、早く寝よう!また、明日も雑用で忙しくなりそうだ。

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フランス・・・ベッド事情(3)

2010-06-21 00:40:08 | 旅・・・海外ホテル事情

 5泊目・6泊目はパリのオペラ座のすぐ横の「インターコンチネンタ パリ ルグランホテル」です。

     右オペラ座  左ルグランホテル 

 パリでもトップクラスのホテルのようです。夕方からは、イブニングドレスを着たセレブな人々がロビーやエレベーターに溢れてました。本来ツアーでセットされていたホテルは、モンマルトル地区でした。娘から「パリの地下鉄はスリが多いから地下鉄に乗らない方が良いよ」と言われていたこともあって、ルーブルへもシャンゼリゼ通りへも、少し歩けば凱旋門まで行ける位置のホテルにしました。
 
 ちょっと贅沢でしたが、逆にパリの街を歩き回りました。昼はルーブル美術館を観、夜7時(明るいので夜と言う感覚がない)からは、予約しておいたシャンゼリゼ通りのレストランで夕食を摂り、フルボトルワイン(ロゼ720ml)を婆と二人で大方飲んだこともあって、ほろ酔い機嫌でホテルまで歩いて帰ってきました。ホテルに着いたのは夜の10時前でした。その時間、外はまだ明るかった。一日フリータイムのその日は約25,000歩以上歩きました。疲れました。

          シングルベッドでツインでした。

 部屋ごとにテーマがあるようでした。爺婆の部屋は「バレリーナ」で、ベッドの壁にかかっていたその絵は舞台で踊る絵でした。バスルームにも稽古に疲れたバレリーナのデッサンが掛けられていました。
 以前、自宅の寝室に掛ける絵を探していまると言いましたが、油絵ながら水彩画的に軽いタッチで描かれており、気持ちの良い空間を創っていて、これも良いもんだという感想を持ちました。


 翌朝、ベッドなど寝具を色々調べました。

    

 今回のフランス旅行で、初めてベッドパットにお目にかかることができました。
 マットは、シモンズ社のポケットコイル、ベッドパットはフェザーパットでした。普段の爺のベッドと比べるとベッドマットは結構固めでしたが、量も2kg入りの厚めのフェザーパットとセットしてあったためか、快適でした。婆も「固いマットにフェザーマットという組み合わせ販売も良いかもね」と満足してました。
 フェザーパットは少なくとも数日に一度は羽根を復元させるためにフェザーをほぐすように、リセットしてやらなくてはなりません。ホテルは毎日ベッドメーキングをするので良いが、一般家庭では毎日のベッドメーキングは少々面倒ですね。なお、婆はフェザーパットではなくダウンパットを愛用しています。週に一回程度ペチャンコになったダウンパットに風を入れてふんわりさせています。
 

 羽毛合い掛けふとん
   生地   Cotton100%
   サイズ 180x220cm
   ダウン 70% 1385g入り
 羽根敷きパット
   生地   Cotton100%
   サイズ 100x200x5cm
   フェザー95% ダウン5% 2000g入り
 ベッドマット
   シモンズ社のBeautyrestマット(S社の代表的マットのようです)


 今回のフランス旅行で5つのホテルに泊まりました。
これで結論付けるのは早計でしょうが、基本的には高級ホテル(S/Aクラス)にはポケットコイルが使われ、普通のホテル(Bクラス)以下には、ウレタンマットが使われているようです。

 毎回言っているように、湿気の少ないヨーロッパだからこそウレタンマットの使用が許されるのでしょう。そして安価というのも普及している理由のようです。(フランスでも、おなじみTVショッピングで安価なウレタンマットが紹介されていました。)
 残念ながら、ラテックス(天然ゴム)マットには遭遇しませんでした。

 また、掛けふとんがセットされていたのは2か所のホテルのみでした。1か所はポリエステル綿の掛けふとんであり、羽毛はパリ ルグランホテルだけでした。
 初めに宿泊したモーテルのシーツは(綿の混紡率の高いと思われる)TCシーツでしたが、その他は綿100%のシーツのようでした。湿気が少ないとはいえ、肌に直接触れるシーツ等は、やはり吸湿の良い素材が使われていました。7~8年前イタリアを旅行した時はリネン(麻)シーツが多く使われていたことを思い出しました。ソフトな感触でゴワゴワ感は全く無かったですね。

 そうそう、枕の話を一度もしてませんでした。
パリ ルグランホテル意外は、ウレタンチップの入った枕かエステル(化繊)綿の入った枕でした。ふだん柔らかい枕を使っていたのでそれほど気にはならなかったが、日本人にはちょっと不向きな枕なように思えました。柔らかさは良かったんですが、ウレタンや化繊の中材はイマイチでした。いつも羽毛枕(ダウンピロー)を使っている爺婆としては「パリ ルグランホテル」の羽根枕(ダウンピローではない)が唯一かろうじて合格点をつけられる枕でした。


 次回のヨーロッパ旅行はいつのことかわかりませんが、寝具の先進地区と言われるドイツに行ってみたいと思います。
いつか生きて旅行ができ、生きて帰ってきたら(笑) またこのブログで報告します。

 

ああ~・・ぐっすり寝たー!

お医者様も使ってる「快眠ひろば」のオーダー枕

 

 

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フランス・・・ベッド事情(2)

2010-06-19 01:35:11 | 旅・・・海外ホテル事情

 3泊目はルーアンでした。ルーアンはジャンヌ・ダルクが火あぶりの刑で没した地で、処刑された地にはジャンヌ・ダルク教会が建っている。

     5月30日が彼女の命日である。たくさんの花が供えられていた。正に、ここで彼女は処刑された。

 ジャンヌ・ダルクの話などを聞くと、ヨーロッパは結構残酷な所に思えてくる。「魔女狩り」という宗教的な背景があるからだろうが、正直釈然としないところがある。
 宗教とはある意味「恐ろしい」ものだ。


 さて、市内観光をした後、今日のホテル(メルキュール シャンドマルス)に着いたのは、夕方8時ごろだっただろうか。もちろん、この時期6時と言えば日本なら午後3時くらいの感覚だろう。日没は、夜10時過ぎだ。朝食は6~8時ぐらいが一般的なようだ。昼は1~3時ぐらいなんだろう。そして、夕食は8時から10時ぐらいが中心のようだ。
 フランスの皆さんは、長い明るい一日を楽しむようだ。だが日本人である爺にとっては、夜6時は日本時間なら夜中の1時という訳だから、眠くて仕方ない。それでいて、夜中の2時3時には一旦目が覚める。3日目とはいえ、未だに時差に苦しんでいた。

    白と黒とを基調にモダンな感覚のホテルでした。

 マットは、ダブルクッションでした。数年前に改装したホテルということでしたが、マットは変えてないようでした。   

    スプリングコイルマットです。

 ヘタリが生じてました。しかも柔らかくマットの中央部はヘタリ切っていた感じです。

   写真はボトムのラベル。ボトムはオープンコイルと思われます。

  
 フランスというお国柄はは、機能性よりは見た目を重視すると聞いてました。部屋に入った時はアーバン感覚で素敵でしたが、横たわった瞬間「メチャ柔らかい」と思いました。案の定、朝は少しばかり腰痛を覚えました。

                                 


 4日目は、ベルサイユ宮殿を見学して、楽しみにしていた古城ホテルでの宿泊です。

   古城ホテルの全景です。
 フランスは、最上階が実は、最も安い部屋らしい。つまり、建物の構造上、屋根裏部屋になるからだ。爺婆の部屋は最上階だった。でも面白かった。

    室内の様子です。

 マットは、ウレタンマットでした。そして、やはりベッドパットは無く、日本流に言えば、汗取りパットのような極薄いキルトが敷いてフラットシーツで包んでありました。

 ただ、すごく参考になったのは写真のようにマットの両面に対になるように、絵が貼ってありました。季節に従ってそれぞれの季節の絵がマットの右下に来るように張ってありました。
 同じように日本の「リッツカールトンホテル」のマットにもローテーションシールが貼って在るのを思い出しました。ローテーションをして長持ちさせる工夫ですね。

  
 
 夏の 太陽の絵
 秋の 落ち葉の絵
 冬の 雪の降る絵(写真が逆さまですね)
 春の 燕(と思う)の絵

 美しく表現されている所はフランスらしいですね。



 最後までベッドパットが無いようです。・・・・ 涼しく空気が乾燥している国だから許されるのでしょう。
 日本のような湿気の多い国では、とりわけ高温多湿な日本の夏では絶対考えられませんね。

 ウレタンマットがヨーロッパでは主流になりつつあるようですが、そのまま鵜呑みにして日本に持ち込むのはいかがなものでしょうか。
 ウレタンマットやラテックスマットがこれから日本でも多くなると思いますが、それらノンコイルマットを使うにあたって、最適なベッドパットも研究する必要がありそうですね。

 

ああ~・・ぐっすり寝たー!

お医者様も使ってる「快眠ひろば」のオーダー枕

 

 

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フランス・・・ベッド事情

2010-06-16 22:22:20 | 旅・・・海外ホテル事情

 家を出てから最初のホテルまで約20時間以上かかりました。疲れますね。

     ホテルの主要棟です。右隣にはファミリー向けの平屋のアパートのような棟が続いていました。

 最初のホテルは、NOBOTELと言い、いわゆるモーテルですね。
メインは宿泊のみといった感じです。朝食はありましたが、特別なものは無く、パン・ハム類・チーズ類が中心で、野菜果物類は多くはありませんでした。


 ダブルベッドに、ソファの下に予備の簡易ベッドがあり、後はビジネスホテルのようにTVと冷蔵庫のみでした。

  

ウッドスプリングにウレタンのマット、裏側にはえぐったように窪みがありました。窪みの理由は、湿気対策なのかそれともコストを下げるためか、不明です。

           ラットシーツを除いた状態

 びっくりしたのは「ベッドパットが無い」のです。その代用なのでしょうか「フラノのシーツ」がマットの上に敷かれシーツとマットを包むようにフラットシーツが敷かれていました。
 フラットシーツは綿混だと思われました(たぶん綿70%エステル30%)。

 掛けは、アッパーシーツにアクリルの毛布1枚でした。
気候的にも乾燥している国で、さらにエアコンが効いているためか、ベトツキ感は殆どありませんでした。

 朝起きてからマットをマジマジと観察すると、ウレタンマットは、シミだらけといった感じです。婆は「これオネショの跡とちがう?」と、少しばかり気持ち悪そうに言ってました。オネショではないだろうが、汗の跡であると思われます。

 ソファーの下の予備の簡易マット。ウレタンにシーツ、とメインベッドと同じです。


                           

             明け方のモンサンミッシェル

 二泊目はモンサンミッシェルのホテルです。ちょっとグレードアップして ルレ・サンミシェル にしました。当地区のホテルではたぶんトップのホテルだと思われます。
 マットは、当初ラテックスマットかと思いましたが、色々寝たり座ったりしてみたところ、どうやらコイルマットのようでした。
 部屋のエアコンは切って、窓を開けて休みました。気持ち良く寝られました。真っ暗な中にモンサンミッシェルだけが、夜中12時20分頃にライトアップが消えるまで、独特な雰囲気を醸し出していました。

  

 マットはフランスのBEDメーカーTRECA社の Omega Spring マットでした。日本に帰ってから色々調べましたが、ポケットコイルのマットで、TRECA社のトップブランドマットのようです(詳しいことは解かりません)。
 ただ、昨日のホテルと同じくベッドパットはありませんでした。ベッドパットの代わりにフラノのBOXシーツが掛けられており、その上から綿100%(と思う)のフラットシーツが全体を包んでいました。
 また、掛けふとんは、ありませんでした。アッパーシーツにアクリルの毛布でした。

 現地のガイドさん(フランス在住34年の主婦)に、「ベッドパットが無いが・・・」と聞いたところ「ベッドパットって何ですか?」と逆に聞かれた。どうやら、ベッドパットは一般家庭では(あまり)使わないようだ。


     カーテンの右横は暖房用のパネルヒーターでした。

 確かに、空気は乾燥して気持ちが良い。冬の寒さには暖房設備がしっかりしているので、室内はそれほど寒くないのだろう。また、ポケットコイルマットとはいえ、ウレタンの詰め物がしっかり入っているようだった。

 何と言っても、ベッドパット無しというのは、びっくりしました。湿気の多い日本では考えられない就寝スタイルと思いますね。

 3日目、4日目のホテルの話はまた、明日(以降)に!

 

 

ああ~・・ぐっすり寝たー!

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フランスに行ってきました。

2010-06-14 23:43:50 | 爺の寝言戯言独り言・・・旅/海外

 6泊8日でフランスに行ってきました。

  パンフレットと同じだ!と感激している婆

 冥土の土産に、モンサンミッシェルを観たいと以前から思ってましたから、ハイ、もう思い残すことはありません。(笑)
と言いたいけれど、帰ってきたら、来年は何処へ行こうかと「欲」がでました。(笑笑)

 前回のヨーロッパは中欧でした。モザールト(モーツアルト)の生誕250年の年であり、前回のワールドカップ・ドイツ大会の年、つまり、4年ぶりとなりました。
 8組16人+ベテラン添乗員の旅行でした。うち、6日に挙式して7日の出発の新婚さんが4組、でもどの新婚さんもさわやかでした。

ヨーロッパの寝具事情もしっかり見てきました。
明日から、宿泊したホテルのレポートを書いていきます。また、パリ在住34年と38年の超ベテラン現地のスルーガイドさん(現地の方と結婚されている主婦でもあります。)からは一般家庭の寝具事情も聞いてきました。

びっくりしたことがたくさんありました。
そこには、ヨーロッパ(今回はフランス)だからこそ可能な寝具事情がいろいろと発見できました。
「見ると聞くとは大違い」ではなく、「現地で宿泊して初めて解かった」ことに、なるほどと納得して帰ってきました。

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ストレスフリー・・・ちょっとお休みします。

2010-06-06 07:48:19 | 爺の寝言戯言独り言・・・旅/海外

 5月31日に倒れた訳ではないが、ひどい「めまい」と「吐き気」で立っていられなくなった話をしました。その後体調も80%ほど回復したと思えるほどになり、今のうちにと思い耳鼻咽喉科を受診した。
 生まれて初めて(?)耳のレントゲンを撮った。レントゲン写真を見ながら説明を聞いた。レントゲンとはいえ、結構細かいところまで写っていた。結果は「異状なし」であった。
 神経内科で脳のCT・MRIを撮ったが「異常なし」、耳鼻咽喉科で耳の検査もしたが「耳の聞こえ・・・聴力」が衰えていること以外は「異状なし」

 では、あの強烈な「めまい」と「吐き気」は何処から来たのだろう。先生にお聞きしたところ「過労と強度なストレス」によるものであろう、と言われた。

 過労死によるサラリーマン家庭の悲劇はいまだによくニュースになっている。だが、経営者・とくに自営業者で過労が原因で病気や自殺をしても「過労死」とはならない。自らの意思で働いているからで、他人から強要されて(サラリーマンなら職務命令)いるわけではない。いつでも休めるという立場にあるから「過労死」にはならないらしい。だが、現実は命令となんら変わらない「お客様からの要望」「従業員からの要望」で日々悶々としている
 サラリーマンなら「家老死」になるが、自営業者は「足軽死」といったところかな??(笑笑)
 強度なストレス。・・・売り上げも思うようにならない。特に、婆や娘たちは一緒に店で働いているからと言って、爺を社長とも父親とも思ってないのだろう(笑)。単なる雑用処理係(足軽)くらいにしか思ってない節がある(笑)。孫の顔を見るのが唯一ストレス発散となっている(笑)。

 開き直って、少しのんびりさせて戴こう。
    ・・・そんな理由(?)で、爺婆は「7日から14日までお休み」します。旅先でブログを更新するなどとてもできませんから、もちろんブログもお休みです。

               

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ヨーロッパで良い≠日本でも良い

2010-06-05 00:04:45 | ベッド&ベッドマット

 2日の水曜日に湖南市の立入君のところで、数年ぶりに集まりを持った。昔(二十年ほど前)からの勉強仲間の集まりである。皆、いまが働き盛りの40代50代ばかりである。爺が唯一の60代である。
 今回は、これからのマットの主流になると思われる「ラテックス」天然ゴムの勉強会である。主に「ラテックスの品質について」と「ラテックスの流通の現状と将来について」の勉強であった。
  3日は東京のビッグサイト  で開催中の「interiorlifestyle」(ライフスタイル提案型国際見本市)へ行った。目的の1つに、昨日の延長で、ラテックス系のノンコイルマットを探すことでもあった。「帯に短したすきに長し」と言ったところだった。

 ラテックス(天然ゴム)のマットレスは、実は今に始まった商品ではない。確か昭和40年(もっと古いかも)には販売していました。ウレタンマットレスに比べ、ラテックスマットの寝心地はとても良い商品でした。さらにヘタリが殆ど無く10年ぐらいは優に使えた商品でした。価格はウレタンマットより少し高い程度だったと記憶している。ただ、品質は天然ゴム100%であったかどうかは解からないが、今よりもう少し固かったような気がした。爺としては40年以上も前の記憶であるから、おぼろげな不確実な記憶である。
 「こんにゃく」のように少しばかりグニャとして扱いにくいこともあったが、最大の欠点は「重い」ということで、家庭の奥様には不人気であった。いつの間にか生産も打ち切られこの世から消えた。「化石寝具」になった。

 当時は和式・・・畳の上に寝床を敷くのが一般でした。殆どの家庭では、木綿わたの敷きふとん1枚だけを敷いて休んでいました。ウレタンマットレスを敷き、その上に木綿わたの敷きふとんを乗せて休むのは当時としては革新的でブームの様であった。爺の父や業界の長老(7~80歳以上の方)に話を聞けば「ウレタンマットレスは飛ぶように売れた」と自慢げに懐かしく話すふとん屋さんが多い。だが、その当時ラテックスのマットを販売していた店舗は少なかったと思う。

 だが、ラテックス100%のノンコイルマットならば、少々重くても良いだろう。毎日畳む(収納する)ものでは無いからだ。
 寝心地が良い。殆どの寝姿勢に対応できる。雑菌も繁殖しにくく衛生的である。・・・などなど、重いという欠点を除けば、非常に良い商品と言える。
 最近のウレタン系のマットには、低反発と高反発のマットがある。それぞれ一長一短がある。最大の欠点は通気性が悪く、蒸れてしまうことである。改良されつつあるがまだ問題を有している。

 今、ヨーロッパではボンネルコイルマットは、完全に一般家庭から消えたという話も聞く、また、スプリングマットは廃棄する時には自己責任で処理しなくてはならないというが、真偽のほどは不明だ。
 ラテックスやウレタン系なら土に帰るというから廃棄を考えればこれからはノンコイルマットが良いのかもしれない。だが、その時間はべらぼうに掛かる。寿命は10年前後であるのに対して、自然分解されるのに多分100年以上は要するだろう。それがECOだと言えるのかは疑問であるが・・・。コイルマットでも、弊店が推奨する品質の良いコイルマットは、20年から30年は十分に使えると思う。
 次回ヨーロッパに行くことがあったら、現地の一般人に色々と聞いてみたい。
 
 ECOだけに目を向けて、寝心地を無視する(快眠を得る)ことをないがしろにするのも出来ない。今回のインテリアライフスタイルに出展していたイタリアのベッドマットとフレームのメーカーの社長さんとも会場で1時間以上話し込んだ。
そして、いろいろ質問をさせて戴いた。
「ベッドパットはどんな素材の物が一般ですか?」
「ベッドパットは使う人もいるが、使わない人が大方です」
「ええっ!?」
通訳を介してなので、意味が伝わらなかったのかと心配したが、何度聞いても同じであった。
つまり、ヨーロッパは日本と比べ湿度が低いので、蒸し暑いということはない。吸湿はあまり考えない。(主に麻か綿の)シーツを一枚マットに敷いて寝るということだ。
 また、「ポケットコイルの方が涼しいのは確かです。」あっさりと言われてしまった。
日本で特に蒸し暑い西三河の気候にも対応できるノンコイルマットとなれば、簡単には探しだすことができない。場合によっては、夏のノンコイルマット専用のベッドパットも開発されなければならないだろう。
 そこんとこは、爺としての「こだわる」ところである。


 次にドイツの会社の日本法人のブースに立ち寄った。
今回出展が間に合わなかったので、現物は見ることができなかったが、爺が思う商品に近いマットがもうじき出来ると言われた。
 出来上がったら是非拝見したいと思う。

 ヨーロッパの商品は良いものが多い。中国からも類似品が模造品がたくさん出ている。いかなる商品であっても、使う場所は日本であり、日本人なのだ。だからこそ、日本の気候に合った、日本人の体質に合ったものでなければならないと思っている。

   ヨーロッパで良い≠日本でも良い   そんな商品が多い中、
   ヨーロッパで良い=日本でも良い   そんな商品をこれからも探します。

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 ああ~・・ぐっすり寝たー!

   

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TVの力はスゴイ!

2010-06-02 07:34:26 | まくら
 4月の終わりに「山田朱織整形医」がTV出演されたそうだ(爺は見ていない)。その直後からだ、「快眠ひろば」のオーダー枕のお客様が言葉は悪いが「怒涛のごとく」ご来店戴いた。

 5月の土日は本当に忙しかった。  

 5月の販売個数をレジ集計してみたところ、ナント「71個」と出てきた。間違いではないかと一瞬疑った。

Watakeiとしてはもちろん月間販売個数の新記録である。

 山田先生の枕理論には100%賛成はできない(快眠ひろばを展開している店は皆同じだと思うが・・・)。敷きふとん(ベッド)の固さと枕の高さとが関連付けられていない。敷き寝具の固さによっても枕の高さは違ってくるということだ。
 「快眠オーダー枕」はネットでは販売しない。いや、できないのだ。測定して、試し寝をしてそして微調整をするからだ。完全に一人一人に合った枕作りをしていると自負している。

 どんなものか、試しにご来店あれ! 全国の快眠ひろば でお待ちしています。
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余命あと○○○日・・・

2010-06-01 22:03:53 | 爺の寝言戯言独り言
 弊社の決算は5月31日だ。決算のための準備や事務で追われている。さらに、介護の仕事(介護保険による福祉用具の販売とレンタル)で月末は特に忙しい。実績表を各ケアマネさんに送らなくてはならない。実績に基づき国保連への請求業務をしなければならない。ケアマネさんも次月の提供表を作成する予定があるので、できるだけ早く実績表を送ってほしいところだろう。

 FAXでのやり取りが頻繁になるのも月末である。
 そんな時に、FAX機が故障した。
 HPの「よくある質問」をみれば、同様の記事があり、対処ソフトをダウンロードした。全く駄目であった。修理に出すことにしたが、1週間から10日程度かかるそうだ。その間FAX機が無しでは仕事にならない。そこで、以前使っていたFAX機を再登場願った。数日前まで別のところで使っていたが、悪いことが重なる時は重なるものだ。この機器も故障した。既に生産中止から7年以上経った機種なので、修理もできないとのことだった。
 時同じく、さらに別のプリンターも動かなくなった。保証書が見つからなかったが、買ったお店に持ち込んだ。数年前の購入と思っていたら既に5年は経過しており、保証書の有無にかかわらず有償修理となった。
 
 「(どれも)寿命ですね」と言われた。一挙に3台がトラブッた訳だ。 修理のできるものは修理を頼み、修理のできないものは・・・。でも何とか治らないものかと未練たらしく無駄な努力をしてしまう。

 機械も壊れるのが当たり前。せめて、故障する前に、故障を知らせてくれたらと考えてしまった。そんな機器に対する冒涜的想いが自身に罰をあたえることになったのだろうか・・・。

                  気が付けば10年近く使っている

 日々忙しく、それなりに元気に働かせてもらっていた。それは一昨日までの話だ。きのう、朝起きた時から何処が悪いという訳でもなく、すこし違和感を感じていた。午前中は銀行・市役所をまわり11時頃店に戻った。その頃から少し「めまい」を感じていた。時々ある「めまい」だ。

                 ******************************
いま、「羽毛ふとんのリフォーム(作り直し)SALE」を開催中だ。

 ⇒  ⇒  ⇒ 
 リフォームの指示書が1枚ずつ付く。         1枚ずつ解体します。            洗い・選別・乾燥を1枚ずつ行う。       
洗えた羽毛も1枚分ずつ袋に。

                 *******************************

 若い店員からリフォームのお客様の接客サポートを頼まれた。お客様が納得されるまで、20~30分接客しただろうか。お帰りになったその直後から、猛烈な「めまい」と吐き気がした。奥の事務所で椅子に座って少し安静にしていれば治るだろうと思ったが、逆にひどくなってきた。自分でもちょっといつもと違うと感じ、婆に近くのお医者さんまで乗せてってくれるよう頼んだ。昼12時少し過ぎた頃だった。あいにく診察時間は終っていた。昼食を摂る前であったが吐き気は猛烈だった。そのまま、市民病院に行くよう頼んだ。
 市民病院の入口から救急センターまで20mほど車いすに乗って移動したが、それさえもしんどかった。いろいろ検査をして貰った。先生も、脳こうそく・心筋梗塞などを心配して、レントゲン・心電図・CT・最後はMRIと検査して戴いた。

 結果は大きな異常は何もないと言われた。点滴の中に「めまい」を抑える薬が入っていたからか、3時間ほどして少し落ち着いてきた。だが、「めまい」と吐き気は完全には収まらない。
 
 夕方、病院から戻ってきても、31日つまり月末の処理をしなければならなかった。昨日まで何事もなかったのに、今日はつくづく「老い」を感じてしまった。

 人は現状がいつまでも続くと「ついつい」思ってしまう。

 爺自身、介護の現場で末期がんの方も7名いままでに看てきた。一昨日も、若い方で余命数カ月と言われた方のご家族がベッドのレンタル等で相談があった。ある意味医師から見放されても、ご家族様は必至である。奇跡を信じて民間療法も試される。爺の父も癌であった。手遅れであった。医師からは手の施しようがないと言われ、だが、何とかならないかと思い、癌に効くと言われるモノ(健康食品)を父に与えた。奇跡は起こらなかった。・・・その時、人間は本当に弱い生き物だと思った。

 寿命とは生き物の命、あるいは長さをいうと辞書にある。生まれて(生産されて)から死ぬ(壊れる)までにかかる時間のことである。
 「寿」という字には「命」という意味もあるとか。阿弥陀仏の別名に「無量寿仏」という名がある。「計り知れない永遠の命をもった仏」という意味であろうか。
 人の命にも寿命がある。機械類にも寿命がある。
 人の命と機械とを同列に論じるつもりは無いが、この世に永遠は無い。仏教でいう「無常」というものだ。 人は長寿を願う。病気になれば医者に行く。医師に見放されると神や仏にすがる。「薬師如来」や「延命地蔵」などにお願いすることになる。

 爺としては、すべきこと、やりたいことは山ほどある。まだクタバる訳にはいかん。
 
 余命120か月か、それとも余命240カ月か。一か月はすぐに過ぎる。1年は早い。
 人生は「白駒の隙を過ぐるが如し」と言ったところだ。

ぐっすり眠って、さわやかな朝を迎え、一日元気に過ごす・・・平凡これ金と言ったところか・・・。
明日は勉強会だ。あさっては展示会を見に行く。若い者にはまだ負けられん!
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