上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

「枕(まくら)」が「常用」漢字になる。

2009-08-31 05:51:49 | まくら

 総選挙の結果、政治の世界は変わるようです。でも、人が毎日眠るということは、人が生きてる限り必要であり、変わりません。

     枕(まくら) 

 こんな使い慣れた文字が、今まで「常用漢字」ではなかった。寝具業界に身を置く者にとっては、「びっくり」である。チラシなどに於いても「枕」は頻繁に使っていたからだ。

 枕蚊帳、草枕、枕経、枕芸者、枕捜し、枕木、枕詞(まくらことば)  ・・・  確かに日常会話ではあまり使用する言葉ではない。どちらかと言えば専門用語に近いですね。

 しかし、「枕」は大部分の皆さんお使いの事と思います。乳幼児の時は、枕は不要です。だが、学童になると体も出来てきます。枕が必要となるのです。

                 

 昨日も、6名のお客様にご来店・お買上げ戴きました。

 その中に、豊川市から、枕を使っていないという女性のお客様がいらっしゃいました。合わない枕を使用して、その結果枕に対して何処となく「壁」が出来たのでしょう。だが、首の調子が悪いのです。少し痛みも有るそうです。オーダーで作れば、自分に合った枕に出会えるかもと、ネットで探し弊店までお越し頂きました。

 測定をし、試し寝をして戴きました。当初は低反発のオーダー枕を希望してみえました。理由は、首に対する負担が少なそう、優しそうだからということでした。柔らかさにこだわってみえましたが、実際寝てみると「柔らかさ」より「高さ」さらに「敷きとの相性」がポイントだということを体をもって理解して戴きました。

 一方、一緒にお見えのお母様は、枕は良いと思うのだが敷きがどうも合ってないのでは・・・と、ご相談いただきました。測定してみました。そして、お母様の体型に合わせてオーダー敷きで寝て戴くと、「やっぱり!私の敷きが柔らかいわ。近所のおふとん屋さんで、ムアツふとんを薦められ買ったけど、始めから柔らかいと感じてたわ。キチンと測定して貰わないとダメだね。今日は買えないけど・・・」 ヘソクリを貯めて是非近い内にお越しください。

  「枕は必要だ」ということと、「合った敷きで休むことの大切さ」を実感して戴いた母娘のお客様でした。

 

  こんなにも大切な「枕」が、今回常用漢字になります。これを機会に枕が再認識されることを祈るものです。

 上質な眠りのためには、枕を軽んじないでください。合わない枕で眠りの質を落とす結果になってませんか。評判の良い「枕」であっても、必ずしもあなたに合うとは限りません。

 最適な枕で、  ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなブログでも・・・(2)

2009-08-29 05:58:57 | 爺の趣味の世界

 こんなブログでも、20,000PVを超えた。(IPも昨日までで10,973である。)

 書き始めてから10,000PVまで 463日(約1年と3か月・6月28日達成)を要しました。今回10,000から20,000PVまで、ちょうど2か月(8月28日で61日)だ。10,000PVまでの何と「7倍」の速さだ。

 自分でもびっくりしている。なぜ、こうも急にIP・PVが増えたのか自分でもわからない。

 

      上手に眠れば元気になれる 

 寝具の商品情報から上手な眠り方まで、眠りに関する(科学的?)サイト」を標榜して書いている。少しでもお役に立てること(失敗談も)を書いているからか、読んでいただける方が増えたと勝手に思っている。だが、同業者やメーカーさんが大部分だろうが・・・。

 ブログに関しては、若い者(石川寝具ランド・西部製綿・たかはら・山昇など)に負けたくないという気があるのも確かだ。彼らより20~40年は長くふとん屋をやって来た。体力・知力では敵わないが唯一「経験(つまり年齢)」だけは負けない。

 もうすぐ20,000PVを超えるよと言いながら、ブログを書いていると婆が言った。「直に負けるのは判ってるんだから・・・。血圧上がるだけだよ!自民党が負けるように、あんたがどう頑張っても無理!」婆にまで白旗を上げるように言われてしまった。現実は厳しい。

  たかはら・高原君と山昇・池端君が睡眠環境学会の「睡眠環境診断士」に挑戦したようだ。もちろん、彼らは頭脳明晰であるから、軽くクリアーするだろう。なぜなら、落ちこぼれの爺でさえ、5年前に「睡眠環境コーディネーター」を、そして2年前に「睡眠環境診断士」に合格できたのだから。だが、爺としては、若い彼らの後塵を拝することの無いように、今年は滋賀医大の「上級睡眠指導士」に挑戦中だ。

 強がりを言いつつも、あと何年頑張れるだろう。

 

 「そんな資格取って売上上がるの?」とよく聞かれる。

 メーカーの言いなりに商品を販売するのを止めようと思うからだ。自分でしっかり検証しつつ、「体に優しい、そして、ひとり一人に合った」最適寝具をお薦めしたいのです。

 所詮、メーカーの資格では、メーカーの商品販売のための資格であって、私的な資格といえます。私的な資格をすべて否定する訳ではない。だが、売りたい商品を売るための資格であるから、商品とそれに対する眠りの説明も、都合の良い一面的説明となってしまう。結果、お客様に嘘をつかないまでも、誇大広告的説明になってしまう恐れが生じることとなる。

 メリット・デメリット、それぞれを承知して購入していて戴きたい。TV通販などは、良いことばかりを言っている。だが、小さくテロップが流れる・・・ご愛用者の感想であって、効果・効能を保証するものではありません。・・・と。 眠りを理解せずに一面的知識で販売すれば、その結果、お客様が使い方を間違えることによって「健康寝具も不健康寝具」となってしまう。正しい知識を学び、正しい使い方をお伝えしなければならない。それが真の専門店だと思う。

 

 がんばるぞ!  老骨に鞭打って! 

 睡眠に関する知識をこれからも、「お役に立てる知恵」に変えて、書き続けていきたいと思います。

  すべては、皆さんの快眠のために

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロマンスエコー・キャップロール・・・硬過ぎる敷き

2009-08-27 22:24:47 | 敷きふとん

 ロマンスエコー・キャップロールは、硬い敷きふとんの代表ともいえる商品です。

 ある整体院のご紹介で「Watakeiのオリジナルそば枕」  を数年前購入された豊田市のご婦人の話です。

 キャップロールを3~40年ほど前からの愛用であったが、2年ぐらい前に知り合いの薦めで、高価な他の健康寝具に替えられました。しばらく使ったが寝心地が悪く、熟睡できないのか、かえって体調が悪くなったので、もう一度硬い敷きふとんをと探してみえました。豊田市内の大型専門店で問い合わせたが無いと言われ、困っていた時にWatakeiを思い出して戴き、お電話を頂いた次第です。

NEWキャップロール(95,000円)

ロマンスエコー(48,000円)とを持って豊田市のご自宅に伺いました。

 身長152㎝・体重55㎏のご婦人です。BMIが24と少し肥満ぎみですが、標準の範疇です。以前のキャップロールと少し違うということで、2つの商品を寝比べて戴きました。結果、硬さはキャップロールが良かったのですが、寝た時の背中のほてり感は、ロマンスエコーのほうが少なく気持ちが良いとと言うことでした。

 キャップロールとロマンスエコーをそれぞれ10分(以上)ほど、かつ、交互に何度も、通算1時間ほど寝て戴きました。硬くて気持ち良いと、最後にロマンスエコーに決めて戴きました。

                 

 奥様の身長・体重から見ると、ロマンスエコーは硬すぎます。その点は「硬いが好き」ということで、承知の上で購入を決定して戴きました。だが、心配していたことが起こりました。

 気持ちが良いと納得されていたにもかかわらず、夜半過ぎから、硬さに体が悲鳴を上げてしまったのです。1時間程度の試し寝の感じと一晩お休みになった時の感じが、やはり違ったのです。

 返品・交換も選択肢の一つであることを申し上げましたが、ご本人は返品は考えてはいないと・・・。少し慣れれば良いと思いますとのお言葉、ご本人の意向にそって、工夫しながら継続使用をして戴くことになりました。

                 

 一方、26日の続きです。市営住宅の82歳の老人はといえば、「快調だ。よく寝れた。」と言うことです。およそ身長155㎝・体重60kgぐらいです。従ってBMIは25です。

 畳ベッドにミックス綿の敷きのため、底突き感が強く、返って臀部や背に、また、横寝の時は肩や腰に強い圧迫が生じ、痛みの原因になったようです。睡眠環境診断士としての工夫をして差し上げた結果、痛みが和らぎよく寝れたと言って戴きました。

 手前味噌ですが、爺は日本睡眠環境学会開催の「睡眠環境診断士」の第一回認定者です(今年は三回目を迎えます)。6年前には「睡眠環境コーディネーター」という資格も取りました。「睡眠環境診断士」は、ある意味「睡眠環境コーディネーター」の上位資格です。お役に立って良かったです。

       

 そして、さらにボディドクターが良かったようです。

 

 腰痛の場合、一概に「硬い敷きが良い」というものではない。体型によっては、硬過ぎるとかえって腰痛を悪化させることもある。

 寝具の硬さは本当に大切であり、また、その選択は難しいものです。

 

  評判の良い寝具であっても、

     その寝具が必ずしも貴方にとって最適な寝具とは限らない。

 

 

   ホームページはこちらです → 

愛知県で、オーダー枕・オーダー敷き・ベッドマットをお探しなら、ぜひ Watakei まで

試し寝のできるお店です。 

    睡眠・早寝早起き - 健康ブログ村 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老人と腰痛 ・・・ 眠りの不満から政治の不満へ

2009-08-26 08:54:34 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

 老朽化した市営住宅に住んでる82歳(ぐらい)になる独居老人(要支援2)の寝生活について、地域包括支援センターからの相談があった。

 ほぼ一日中、部屋の中で過ごしている。寂しさもあるのだろう、一昨日昨日と2日間の訪問中の1時間半は彼の独演会であった。市役所の対応や、市からの紹介で来る業者の不誠実さを盛んに訴えていた。

 

 初日の訪問で話を聞き、現状を整理してみた。

①腰痛をはじめ、体中が痛いと訴えている。②自費レンタル(3,000円/月・・・すでに3年以上借りているから、かなりの金額に相当する)で畳ベッド(F社・手すり付き)を使用中である。③市のサービスで丸洗いサービス付き寝具の貸出を受けている(自分の寝具を使いたいがそれでは丸洗いが自費となるので、不承知ながら利用している)

 

問題点は次のようであった。

(A)2枚のベッドの床板(畳入り)の間に約3~4㎝程の隙間ができている。(B)敷き寝具の中わたの厚みが均一でない。(C)中わたが木綿と化繊綿とのミックス綿であるが、化繊綿の量が多いため完全に底着き状態になっていた。背が曲った様子はなくは思った以上に立ち姿勢は良い。だが、体重は80㎏近くありかなりの肥満体形である。

     

 特に腰の部分がへたっている。手でなぞってみると化繊綿と木綿わたとの混ざり具合が均一でないので全体に凸凹している。

 ベッド自体に特に大きな問題はない。床板を段ボールで固定し隙間は無くした。この間も、「F社の社員は1年に1度来れば良いほうで、あんたみたいに細かいことは何一つしてくれなかった。電話しても来ない。市役所に電話するとやっと来る。銀行引き落としで支払っているから、金だけ先に持っていく。」と不満をここぞとばかりに言われた。

 最大の問題点は敷き寝具が、老人の体を支えきれていないということだ。当初、ウレタンマットレスと敷きふとんであったが、ウレタンマット自体もヘタリが進み、結果腰が落ち込んでしまい腰痛を起こしたと考えられる。今はマットを除いて敷きふとんだけである。だが、底着きがひどい(床板の隙間も簡単にふとんの上から判るほど)。

 

 昨日は、対処対策を爺なりに考えて再訪問致しました。

 対策として、バスタオル等を3枚利用して、腰の部分の凹みをカバーしました。   

 横寝での姿勢が多いこともあって、肩の痛みも訴えられました。ご老人はTV通販の低反発マットをしきりに購入したいと言って見えた。TVコマーシャルの「寝具に体を合わせていませんか。寝具があなたの体に合わなければいけません・・・」を素晴らしいと盛んに持ち上げていた。その通りです。だが、ベース(土地)に問題があるのに立派なビルは建ちません。バスタオルでの補強は、地盤改良ですね。

 敷きふとんの補強をした後、次に横寝対策です。肩と腰骨の部分の圧迫を軽減する必要があります。ソフトな感触が必要です。そこで、低反発マットは思ったより夏暑いので、通気度の良いそして雑菌の繁殖も抑えられる「ボディドクター」のドクターパッド830を重ね敷きしました。

  支持性と通気度とを追及すれば、現状としては最善と思われます。

 作業をしている間も、「給食サービスも高い。しかもほとんど同じメニューだ。TVを見ていると、コンビニでは300円ぐらいでもっと美味そうだし、メニューが豊富だ。2倍も高い金を取って美味くない。市の幹部も毎日これを食ってみろ!いやになっちゃうぞ。・・・」

 さらに、行政に対する不満は大きいようだ。そして、「何よりも法律をころころ変えおって、みんなワシら弱いもんにしわ寄せが来取る。戦争で苦労し、戦後一所懸命働き定年少し前で脳梗塞で倒れ、その後は悲惨な毎日だ。・・・ 病気で病院もなかなか行けん。 ●村には絶対票は入れん!・・・」と。

 「国を守るために、戦車を作りよるが、戦車より毎日ぐっすり寝られんほうが、・・・やんなっちゃう・・・」

  ぐっすり眠れる事は、本当に幸せなことなんですね。政治のこと、生活費(お金)のことを心配せずにぐっすり寝られる世の中が、早く来るといいですね。

 数日寝たあと、結果をお聞きすることにした。納得されたら、ボディドクターを購入して戴くこととしました。

 

 

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

  ああ~・・ぐっすり寝たー!!

お医者様も使ってる「快眠ひろば」のオーダー枕

 

愛知県内でベッドをお探しなら、Watakeiまで!

    コイル系・ノンコイル系、比較試し寝ができます。

新発売 「天使のオーバーレイ」 …腰痛でお悩みの方に

    ホームページはこちらです → 

   睡眠・早寝早起き - 健康ブログ村 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芸能人の不祥事

2009-08-24 06:19:18 | 大人の眠りと睡眠障害

 人は時に過ちを犯すものである。 

 でも、「覚せい剤の使用」は過ちで許されるものだろうか?特に若い人は興味を持つ方が多いだろう。「何事も経験だから一回ぐらい・・・」と思う方もあるだろう。

 だが、人生を棒に振ってしまうのが、犯罪である。取り返しのつかないことはしてはならない。人を殺したり傷つけたりするのは、理由の如何を問わず、「人」であり続けたいならば、してはならない!来世は畜生に身を落としても構わないと、その時は思っても踏みとどまって欲しいものだ。

 突然、何を言い出すのか?と怪訝に思われる方もあろう。

 恥ずかしながら、爺はあの事件までは酒井法子さんのファンでもあった。何とか一度の過ちならば穏便に済ませて戴きたいと思った。

            酒井法子さんのデビューの頃の写真

  娘が小学生の時にくれた写真だ。免許証と共に約20年ケースに入っていた。残念だが、今日ごみ箱に入れた。

 だが、取り調べが進むにつれ、爺の期待はさらに裏切られていく。残念だが、彼女の芸能人としての人生は終わりを迎えてしまった。

 

 人は何故「覚せい剤」に手を出すのだろうか? 

 覚醒・・・それは、すなわち眠らないことでもある。戦時中は軍が軍需工場で生産性を上げるために労働者に配布したとか。トラックの運転手が眠気予防のために手を出すとか。芸能人はさしずめ、気分をハイにしたり、疲労回復剤として服用するとか・・・。

 人間の脳は覚醒して活動すれば、「脳を守るあるいは脳を修復する」ための眠りが必要になるそうです。脳は体重の2%、だが消費するエネルギーは全体の18%に上るそうです。

 また、人は胎児の時から眠ります。その眠りは神経ネットワークを創ります。胎児がお腹の中で活発に動く、それは目覚める(覚醒)のための準備といえる行動です。眠りは大脳を発達させ、生まれて後も大脳が成熟するのにさらに十数年を要します(滋賀医科大・睡眠学講座のテキストより抜粋参照)  

 胎児がお母さんのお腹を激しく蹴ったら、喜びましょう。その子は、眠りながら成長しているんですね(動睡眠の最中なんです)。「寝る子は育つ」というが、体だけでなく、脳内の神経回路創りにとっても大切なんですね。

                

 覚醒のためにはまず眠りが必要です。ところが、人は眠らなければ、死にます。犬や猫でさえ眠らなければ死にます。覚せい剤は何一つ良いことはありません。自然の良質な覚醒は、良い眠りから生まれます。「人としての成長」にも「良質な眠り」が必要不可欠ということです。

 覚せい剤と核兵器とが、地上から無くなることを祈ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いまどきの年配者は    爺婆珍鈍旅・・・京・大阪編(2)

2009-08-23 03:42:06 | 旅・・・ホテル・旅館国内編

 以前、関西の暴力(?)老人のことを書いたが、今度の旅では良い子らに会った。気持ちの良い旅であった。

    爺の席まで空けてくれた

 阪急の淡路駅で、地下鉄の堺筋線に乗り換えました。夏休みで子供たちが多く乗っていました。爺婆が乗り込むと、子供たちが、さっと席を空けてくれました。最近、名古屋近郊でもなかなかお目にかかれない光景です。とてもうれしくなりました。正直、自分勝手にルールを解釈する関西人の人間性を少し疑っていましたから・・・。見直しました。

 だが、年配者は残念ながら、爺の中ではまだまだイマイチである。

 前夜の旅館で夕食の「京懐石」を頂いていた時、隣のテーブルの60歳半ばぐらいのご婦人二人連れが、(やや大声で)「和食にワインはねえ・・・。やっぱり日本酒でしょう」と。 爺婆が白ワインを注文し飲もうとした時に、わざと聞こえるように話していた。「大きなお世話だ」と腹の中で怒鳴ったが・・・。 そればかりか、運悪く隣室であった。夜中の3時ごろまで喋りまくっていた大声の関西弁には本当にマイッタ。子供の遠足・修学旅行じゃあるまいに。外観はどこかの会長(社長)夫人といったところだったが・・・。

 

 二日目は西川での「快眠フォーラム」です。昨日は「ダンの会」がありましたが、欠席しました。京都で一日のんびりさせてもらいましたから。

 若手がどんどん伸びてます。若い者に負けないように爺も頑張ります。

 

カバーに入った状態布団だけにした状態

 こちらは前泊の嵐山の旅館「嵐亭」のベッドです。カバーがメチャ小さく(170x190㎝ぐらい)、爺が寝たら足がでました。中の羽毛ふとんをカバーから出すと、たっぷりサイズはありました(製品サイズ190x210㎝)。カバーを取り外して寝ました。寝巻き(浴衣)も短くて「ちんちくりん」でした。料理は京懐石で、たいへん美味しかっただけに、残念である。朝食も良かった。特に昨夜の「赤だし」、今朝のお味噌汁は最高に美味かった。

 食事・風情のある点は合格だが、その他は、特に眠りに関しては不合格といったところですね。

   いぶし銀の純日本瓦 紅葉はさぞかし奇麗だろう・・・

 

  二日目の泊まりはリッツ・カールトンです。まだ3回目ですが、本当に素晴らしいホテルです。年に一度の贅沢です。(もちろん最安値の部屋ですが)

 リッツ・カールトンは、スタッフの皆さんどなたも気持ちの良い接客ですね。今回は初めて正面玄関に着きました。ドアボーイさんの無駄のない動き、荷物を持ちフロントへ。フロントではすでに住所・名前のプリントアウトされたチェックインカードが用意され、確認するだけでした。さすがだなと感心しつつ、部屋へと案内されました。

 エアコンを意識させない室内の空調。気持ちよく過ごせたことは言うまでもありません。

       

 もちろんマットの固さも、爺にはレギュラー婆にはソフトと、あらかじめお願いしておきましたが、その通りの固さになってました。もちろん、気持ちよく寝られたことは言うまでもありません。

 価格に見合ったサービスがあれば、納得します。サービス価値>価格ですね。

 Watakeiの販売する商品・サービスは、価値>価格 となっているかな?まだまだ反省すべき点は、山のようにありますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爺婆の珍鈍旅・・・京・大阪編(1)

2009-08-22 02:38:21 | 旅・・・ホテル・旅館国内編

 爺婆の夏休み初日(19日)は、京都市美術館で開催されている「ルーブル展」を観に行きました。

 無料入場券 木下工務店 から貰ったものだ。       協賛=大日本印刷 大阪芸術大学 関西電力 タイガー魔法瓶 タケモトピアノ ロート製薬 などがあったが、 特別協賛=木下工務店 と大書されていた。              へえ、木下工務店もやるもんだと、変なところで感心してしまった。                   

   京都市美術館の正面横 

 1時半ごろ美術館に着いた。並ばずに入館できたと喜んだが、展示室に実際入室できるまで10分ほど並んだ。室内だったから助かった。

 作品フェルメールの「レースを編む女」は、とても小さな絵であった。小さいからこその繊細な筆使いが、とても印象的だ。やはり、本物を見ないとダメだとつくづく感じるところである。美術館前のポスターなどを見ていると、それなりの大きさがあると思っていたが、その小ささに最前列まで行って思わず目を凝らして見た。

 他にも、「大工聖ヨセフ」や「レンブラントの自画像」などは、印象に残っている。特に、「大工聖ヨセフ」のヨセフの目は何とも表現しえない「目」である。すごく心に残っている。

 夏休み最後(21日)に大阪の国立国際美術館でも「ルーブル美術館展」が開催されていたので、観てきた。浅学な爺なので許してもらえると思うが、京都に比べると大阪のルーブル美術館展は、少し物足りない感じがした。「農民の家族」「王女マルガリータの肖像」という名品もあったが、馴染みがない(ハッキリ言って爺は知らなかった)作品ばかりだったからだろう。

 

 こうした美術品展を見て、いつも変だと思うことがある。

 日本では「撮影禁止」が当たり前となっている。だが、30年ほど前に行った時、本家ルーブル美術館では、みんなが写真を撮りまくっていた。爺もビデオカメラを回しまくった覚えがある。神聖な教会の中でも、フラッシュは禁止されていると思うが、普通にシャッターを切るのは許されているところが大部分だ。

 文化の違いなのか、それとも「神(仏)」に対する畏敬の念の違いなのか、浅学非才の爺では、全く解らない。教会の内部に入ると「脱帽」が当たり前のようだ。また、婦人は肌の露出を禁じられているから、ノースリーブの方はカーディガンを着るなり、ショールを羽織らなくてはならない。

 

 京都市美術館を後にして、天竜寺へ向かった。昔を思い出して地下鉄の終点から何十年ぶりに「嵐電」に乗った。婆は初めてと見えて、少し驚いていた。いわゆる市電のようなものだ。

   昔も今も、一両編成だ。

 終点嵐電嵐山からは、天竜寺へと歩いた。初めて天竜寺を訪れたのは高校3年の時だ。2年の時(第一回は奈良)から「歴史と古典の旅」と名付けられた学年に関係なく、全くの自由参加の旅が碧南高校で始まった。一部の先生方(もちろん社会と国語の先生が主)が、校長や教育委員会にも無届で催行した学びの旅であった。爺が卒業後もしばらく続いたようだ。(主催した社会科の教諭が後に一色高校の校長になられている。もう時効だろう)

 この旅こそ、現在の爺の出発点である。仏像に興味を持ち、哲学としての仏教に興味を持ったのは、この旅であり、ここ天竜寺、ここ嵯峨野からである。

  時間がなかったが、本堂に参拝した。

 立木の姿以外は40数年前と何も変わりはなかったと思う。そう言う意味では人間の一生なんて、はかないものだ。

 嵐山の旅館で一泊(寝具チェックは明日)、翌日は大阪に向かった。西川で「快眠フォーラム」があるからだ。阪急の嵐山駅まで行く途中、「小督塚」に立ち寄った。周りは40年程前と全く違っていた。この辺りだと思って捜したが解らず、観光人力車の兄ちゃんに聞いた。

  初めて訪ねた時は、周りの石柵は無かったと思う。また、後ろにその当時「浪速千恵子さん」が供養塔(卒塔婆?)のようなものを建てられていたのを記憶している。

   峰の嵐か 松風か
    訪ぬる人の 琴の音か
     駒ひきとめて 聞くほどに
      爪音(つまおと)頻き(しるき)想夫恋(そうふれん)

ご存じ黒田節の歌詞の一節です。平家物語の小督の局の物語が、何故、黒田節に謡われているのか爺は知らない。ご存知の方が見えたらご教授戴きたい。

 

 ルーブル展を観終わった後は、来年こそパリ・ルーブルへ行こうと婆と約束をした。ただし、景気が良くなっての話だが・・・。 その後嵐山までは、爺の高校時代の話に無理やり付き合わされた婆であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それぞれの季節にそれぞれの美がある・・・・・美術館めぐり

2009-08-19 06:34:40 | 爺の趣味の世界

 今日から、爺婆の夏休み。正月もそうだが夏休みも少しずらして取ることにしている。

 京都市美術館のルーブル展を見に行こうと決めました。

 爺は30年ほど前にミラノテックス視察等でイタリアへ行った事は前にも書いたが、その帰りパリで二泊して、ルーブル美術館へ行った事があります。弟が電器屋に勤めていたので、ビデオを借りていきました。当時はメチャ大きくてまるでTVカメラのように肩から担ぐぐらいでした。一日目、と言っても午後の3時間ほどでは到底すべてを見ることはできなかった。二日目午前中は自由行動であったので、もう一度ルーブル美術館に足を運んだ。それでも駆け足で見なければならなかった。

 婆は、以前からルーブル美術館へ行きたいと言っている。来年こそフランスに行こう。そう言って数年が過ぎている。勉強も兼ね、そして知人から入場券を無償で戴いたこともあって、「そうだ、京都行こう」となった。

 相当の人気のようだ。混雑しているから数十分も並ばねば入場できないとか・・・。京都は暑いから覚悟していかねばならないようだ。

 

               

 こちらは、高校時代の友で、事務局長も兼ねている井上四雄君からの「形象派展」の招待ハガキだ。芸術の秋の始まりである。前回は忙しく行けなかったが、今度は行くつもりだ。9月1日から6日まで、会場は愛知県美術館だ。

 

 夏バテぎみの人にとっては、最も滋養があると思割れるのは上質な睡眠だろう。上質な眠りを得てこそ、芸術の秋も堪能できというものだ。

 それぞれの季節にそれぞれの美があるように。人にもそれぞれがある。眠りも人それぞれだ。だから、寝具も人それぞれであり、それぞれの人に良い寝具がある。最適寝具で夏バテ知らず。そして、芸術の秋を楽しもう。

 最適寝具探しのお手伝いをするのが、Watakeiです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枕ってオーダーできるんだ!

2009-08-18 08:45:58 | まくら

 お盆は、従業員も交代でお休みです。爺婆二人で営業の日もありました。そんな暇なお盆ではありますが、結構雑用もあり、少人数で忙しいものです。ブログの更新も遅れてます。 

                  

 先日も、オーダー枕を作りに岡崎から男性お二人(友人同士)に、お越し戴きました。   作りたい方はお一人。もう一人は興味はあるけど、高いから友達の作るのをただ見るためだけに付添いて来たそうです。 

  イメージ    

 友達がまくらを測定制作している間に、いつ頃からオーダー枕に興味を持ったのか、付添さんに聞いてみました。

 以前「板東 英二」さんがオーダー枕を作るふとん屋(快眠ひろばの仲間・やまぜん)さんに訪問したTV番組をみてからだそうです。その時、「枕ってオーダーで作ることが出来るんや」と初めて知ったそうです。彼はまだ学生であったので、社会人になって稼ぐようになったら買いたいと思われたそうです。だが、社会人になると、他のことに目が行くようになり、枕のことはほぼ頭から消えていたそうです。

 出来上がった枕で友達が試し寝をするのを見て、「俺も・・・」ということになり測定し試し寝をして戴きました。出来上がった枕を使って、オーダー敷きとポケットコイル(シルキー)でお試し戴きました。「ベッド(マット)も良いが、この(オーダー)敷きメチャ気持ちいい!」と、そして「とりあえず、枕だけでも買おうかなぁ」と(弊店では作ったから必ず購入する必要はありません。納得したら買って下さい)、ポツリ・・・少しずつ目の色が変わってきました。

 言ってみれば、「理想の枕と一人ひとりに合った理想の固さの敷き」で寝ている訳ですから、気持ち良くならない訳がありません。

 「高いな~、俺金無いで・・・」 オーダーですから、納品はご注文後3週間程かかります。納品までにヘソクリを作ったら、と冗談ぽく申し上げたました。「体にピタッ!て感じがすごくいいね。・・・体が資本。社会人になって寝ることって大事だって本当に思うよな・・・、オレふとんで寝てるから・・・・思い切って買っちゃえエ!」と。迷いながらも自分でいろいろと問題点を整理しながら、決断されました。内心びっくりしました。

オーダー敷きとオーダー枕 

 大部分の方は、まずは「枕を購入してから」です。オーダー敷きをご注文下さるまでは、数日後から3年以上経ってからと、また、枕を作って1週間ほど後に電話でご注文下さる方、2~3度と足を運ばれる方、いろいろです。

 古いので恐縮ですが、大府からのお客様の話です。まずご主人が購入されました。「毎晩悩まされていた主人のいびきが軽くなりました。それだけでなく、主人が本当に気持ちよさそうに寝てるんです。主人の顔を見てると逆に怒れてきちゃうんです(笑)。だから、私も欲しくなりました。」と。高価な敷きですから、同時に2台購入される方は稀です。

 枕と共に、オーダー敷き(ベッドマット)を同時に購入される方は、婚礼を除けば、年に1~2人です。数日前に納品したご夫婦も、オーダー枕とオーダー敷きを同時購入でした。今年はこれで3件4台です。ありがとうございました。

 理想の固さの敷きふとんと、今お使いの敷きふとんとを比べると、ほぼ全員の方が「なるほど!」と体が納得されるようです。寝心地が違うのは仕方ないことです。

     

 そんなオーダー敷きも、はじめの頃は自信ありませんでした。オーダー敷きを初めて販売した頃は、内心「西川の言う通り腰痛の方にはエエんか?長持ちするかな・・・」などと、少し心配しながら販売してました。でも、最近は自信を持ってお薦めしてます。お買い求め戴いた方から、苦情が無いんです! (今のところ、私の知る限りでは全国で1件だけ。お客様が間違った使い方をしていたので、正しい使用方法を説明し、ご理解戴いたそうです)

 そして、皆さんから「調子良いよ」と異口同音におっしゃって戴いてます。

 気軽に、測定して、「理想の敷きと理想の枕」を体感ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう秋ですよ

2009-08-14 18:09:59 | 爺の寝言戯言独り言

 今朝起きてカーテンを開けたら、見えました。

 鳥羽の山々が! 3月に見た時以来、今回で2回目です。3月の時は「黄砂」の影響か少しぼやけていました。はっきり見えたのは、初めてです。  

               

      チッタナポリとは知多半島(先端に近い町)にあるリゾートマンションです。望遠にて写しました。 少し手ぶれかな・・・

 奥にうっすらと見える山並が、鳥羽の山々だと思います。

 以前宿泊した西浦温泉の●●●荘音頭にも、こんな歌詞がありました。

    ♪♪ 三河湾どころか伊勢路の山も<ヨイヤナ・・・>一目千両の一目千両の青だたみ・・・♪♪

       赤線(チッタナポリ)の方向に写しました

     少し左に目をやると、佐久島・日間賀島・篠島(少し)が、みえます。その奥には渥美半島を見ることができます。

 

 北からの乾いた空気に覆われた時、気持良く見ることができます。と言うことは「秋」です。

 2階建の家に住んでいた時は、空気を感じるように見たことはありません。いつか高層階といえども見慣れてしまうでしょうが、毎日(?)体感できるのは、嬉しいものです。近隣の町の花火大会が見えるのも嬉しいが、ちょっと変わった意味での自然を感じるのもいいですね。

 昨晩は、南北の窓を開けて寝ました。風が気持よく吹きぬけて、夜半過ぎには寒いぐらいに涼しく眠りました。

 人間は自然の一部です。季節を感じる寝具はまた、気持いいものですね。宇宙を創造し、地球を創造した「神」があるならば、人間の知恵で作った「化学繊維」や、科学的(?)寝具などは「神」の足元にも及ばないと言えるでしょう。

 夏は、やっぱり麻のふとんを皆さんにお薦めします。

 もう「秋」だから、不要? いいえ、秋の長雨の季節にもきっと重宝するでしょう。神様の創ったもの(天然物)は、人にも地球にも優しいんです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝練(早朝練習)の意義

2009-08-13 10:09:08 | 子供の眠り(新生児から小中学生&高校生

 夏の甲子園が始まった。昨日、愛知代表の中京大中京が初戦を勝った。是非とも優勝を期待したいものだ。いつもの夏の甲子園はそれなりに観ている。だが、今年は例年以上に代表には頑張ってもらいたい。

 その中京と決勝戦を戦ったのが刈谷高校だ。過去にも甲子園出場がある。また、サッカー部は国体・インターハイにも出場経験がある県下有数の県立の進学校である。爺の高校時代からスポーツも結構強かった。頭が良くて、スポーツができたから、近隣の女子生徒のあこがれでもある。文武両道の高校である。

 およそ40年前、爺は軟式テニスの西三河大会で間違って優勝した。が、実はベスト8で刈高ペアと対戦した。負けたと思った時、審判がサーブのやり直し判定を下した。お陰で、デュース(ジュース)に持ち込み逆転した。頭が良いから、頭脳的プレーで、本当に苦戦した。

 爺は碧南高校の卒業で、刈谷高校出身ではない。当時も今もいわゆる「優等生」が行く高校である。実は、その刈校の教諭でもある実弟が、その刈高の野球部部長をしている。もし、愛知代表となれば、今頃はとてつもなく忙しい日々を送っていただろう。

  甲子園初出場。刈高HPより。 この時弟はまだ他校の教諭であった。

 その弟に野球部の生徒の日々の生活を聞いてみた。

 「朝練はするんか?」と聞けば、「もちろんやってるよ。」と返事。朝の補習が7時半からだから、6時から朝練をするとなれば、生徒は5時頃には起床する。午後はもちろん練習が待っている。受験校だから、練習後はほとんどの生徒は隣駅の河合塾に通う。帰宅し就寝するのは11時12時となる。

 完全に睡眠不足だ。と思う

 野球部員は甲子園の予選が始まる頃、(気合いを入れるために自主的に?)坊主頭にするそうだ。長髪の中の坊主は目立つ。弟は社会(世界史)担当だ。理系の大学希望生徒は、受験に関係のない授業となるから、居眠りをする。坊主頭の多くが下を向いている。爺に似て(?)優しいから怒ることはない。

 刈高からは、昨年も東大に20名程が合格している。その他一流校に100~200名程の合格者を出している。(朝日新聞の記事には、学年トップ10に入らんとする野球部のレギュラー部員もいるとあった) 

                       

 記憶には「宣言的記憶」と「手続き記憶」に分かれる。受験勉強は宣言的記憶であり、手続き記憶はスポーツの練習などいわゆる体が覚えるものである。最近の睡眠学の研究では、いずれの学習効果も、十分な睡眠が必要不可欠であると言うことが解ってきた。寝ずに勉強とか、四当五落などという生活は、また、根性論を振りかざした練習は最悪パターンであるということだ。

 以前スポニチに石川遼選手の睡眠前学習の記事があった。・・・・以下記事から抜粋・・・・・初出場となる4月のマスターズ(9~12日、米ジョージア州)に向けては、寝る前に大会のDVDを見てイメージトレーニングをしていることを明かした。就寝1時間前から、石川のオーガスタでの“練習”が始まる。(中略)「寝る前の1時間ぐらいだけど、いつ見るのをやめようか、自分でも何時間たったのか分からないぐらい。この舞台に立つんだと毎晩凄く興奮しながら見てます」と“睡眠前学習”に熱中している。・・・・

 睡眠不足の状態で、一所懸命がんばる早朝練習は、良い効果が得られないということだ。爺の学生時代は「巨人の星」のごとき根性論が優勢であった。王選手が畳が擦り切れるほどに素振りをしたというのも「寝る前」であったから体が覚えてくれたということだ。根性だけで体を痛める練習は過去のものになった。

 授業中の居眠りが、記憶を定着させるのに役立っているかどうかは解らないが、寝不足解消のために必要となれば、致しかた無いのかも。

                 

 現在の受験体制は、人間形成にとって良いかと問えば、?が付く。問題は山積している。しっかり眠ってこそ、良い知恵も出るというものだ。それぞれの体格に合わせて服のサイズが、靴のサイズがあるように、快眠のための寝具がある。快眠のための寝具はサイズでは無い。ライフスタイルや体型によって異なる。

 良い(といわれる)寝具が、貴方にとって良い寝具であるかどうかは判らない。

 ぐっすり眠れば成績も上がるというものだ。(必要条件だが十分条件ではない?)   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5時7分

2009-08-12 01:45:34 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

 全く気付かず、気持良く寝てました。たぶんノンレム睡眠Ⅰ・Ⅱあたりの眠りだったと思います。レム睡眠であれば、状況判断がもう少し早くできたでしょう。「揺れてる~!」 婆の奇声で起こされたのです。

           

 天井からぶら下がっている照明器具が、およそ10㎝ぐらいでしょうか、振り子のように揺れているのです。

 爺の今住んでいる所は、耐震ではなく免震構造のマンション19階です。震度3でした。ゆっくりとした揺れだったのでしょう。婆の奇声がなければ、知らずに寝てたでしょう。

                   

 戸建てに住むSさんに聞いたら、寝室が3階であったこともあり、すごく長い時間揺れていたと感じたそうです。二階でも棚から物が落下したそうです。「あの地震に全く気付かず寝てたなんて幸せですね・・・」と皮肉(?)られた。

 3月に引っ越しするまで約59年間木造の家に住んでいた。阪神淡路大震災の朝、碧南市の築10数年の拙宅ではあったが、結構揺れた。ひょっとして倒れるのではないかと思い、婆にその場にあった布団を被せた。後で「家の下敷きになる前にふとんの下敷きで死ぬかと思った」と婆に皮肉られた。

 「地震雷火事オヤジ」ではないが自然災害はいつも恐怖だ。

 今最大の関心事は「東海地震」です。爺が生まれ育った碧南の音羽町は、昔地名を「海老取」と言った。隣は「塩取場」と言った。いずれにせよ海の中である。伊勢湾台風の時は床上1m以上の浸水であったから、台風にもすごく恐怖感を抱いている。

 そんな経験から、高齢となった時、どこが最も安全かと考えれば「免震構造のマンション」が良いと判断し購入することにした。(9.11ではないが、飛行機がぶつかればなどと考えたところで、確率は最も低い)

 眠りとは、かって人類の祖先たちが漆黒の闇の夜、その恐怖から逃れるために意識を無くすことを覚えた結果だという珍説があった。

 【 眠りはこの世でもっとも滋養になる饗宴】とシェークスピアは言った。

 

 人が最も幸せな時間、眠りの時間。それをお手伝いする仕事に携わることができるのは、また、幸せな時間なのかもしれない。

 売上が少なくても良いではないか・・・・。  (負け惜しみ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快眠ひろばの測定装置が新しくなりました。

2009-08-10 03:45:11 | まくら

 どこが変わったのか?外見はどこも変わっていません。

           

 変わったのはRS232による接続からUSB接続になりました。そして、ソフトが新しくなりました。今までより少しばかり測定し易くなったようです。また、プリントアウトされたデータに顧客名が自動的に記載されることになり、土日などお客様が集中する時にはすごく助かると思われます。

 使い勝手はといえば、肩幅測定がイマイチの感がある。社員の皆は上手にこなしている。戸惑っているのは、あと5か月余で満60歳となる爺だけのようだ。

 また、プリントアウトの字が小さくなり見ずらくなった。その上、今まで使っていたプリンターの調子が悪くなった。メーカーに問い合わせたら「古くて修理部品が無い」とのつれない返事。さらに古いプリンター(エプソンPH-3000)を代打に起用したから今最悪の状態だ。社員からの不評もさることながら、プリントアウトしたデータを基にお客様に説明をするのだが、不明瞭は失礼である。新しいプリンターを今日購入します。

 バージョンアップされたソフトが重くなったのか、少し動きが遅くなったようにも思える。大切なのは、お客様にとって「楽」で「早く」て「正確」な測定ができるかだ。そして、最終目標は「安眠・快眠」と言う結果をお届することである。

 昨日も名古屋市から、新婚さんがいらっした。楽しいご夫婦であった。きっと、笑い声にあふれる家庭を築かれるだろう。そのためにも、Watakeiは最高の眠りで応援します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会計天国と会計地獄

2009-08-07 07:00:10 | 爺の寝言戯言独り言

 西川リビングのチェーン活動の一環で、セミナーがありました。

 講師は青木寿幸公認会計士(税理士)と(有)いろは 代表取締役 竹内謙礼氏である。と言っても誰?と言われる方が大部分でしょう。

    「会計天国」の著者である。

 半分ほど読んだところで、このセミナーを聞きました。

 10年余前、税理士事務所の担当者が入院しされ、税理士さんとも意志の疎通が上手く行かず、決算書の提出期限まで1か月ほどになったことがありました。会計ソフトがあるわけでなく、前年の書類を参考に、エクセルを使って自分ですべて作った経験があります。

 損益計算書、貸借対照表はもちろん、減価償却費・売掛金・未払い金・買掛金などすべての項目の数字を一つずつ確定しながら作業を進めました。最後の数日は徹夜に近い状態が続き、とにかく必死で作成しました。まるで、提出期限の迫った、超怖い先生への宿題をするかのように・・・

 だから、決算書は少しは解ると思ってました。だが、 実はただ「眺めていた」だけでした。少しばかりショックでした。内容を分析できない、それぞれの項目の意味を正しく理解していない自分がそこに居ました。会計地獄に落とされたようです。いや、前から地獄にいたのかもしれません。青木先生の話は、地獄に落ちた爺に対する「回向」のように、有難く聞かせて戴きました。(年寄りくさい!!)

 先生の話と著書「会計天国」は、爺にとっては、単なる会計の話(書)では無く、会計から見た経営の指南書とも言えるものです。

 良い出会いでした。地獄で仏です。 (ますます年寄りくさい!!) 

 帰りの新幹線の中で、残りを読み終えました。

もう一度読み返します。「天国」に行けますように。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柔らかいベッドは本当に体に悪いのか?

2009-08-06 07:02:58 | ベッド&ベッドマット

 西川リビングの本社に行きました。前任のN課長と久しぶりに会い、滋賀医大の睡眠学講座の話題からはじまって、途轍もなく難しい質問を受けました。

 質問:立ち姿勢をそのままに寝姿勢を維持できるのが、理想と言われるが何か根拠はあるのか?その命題は正しいのか?

             

 爺も経験があり、皆さんにも経験があると思います。疲れて帰宅した時、TVを見ながらそのままソファで寝入ってしまうことが。体全体はソファの上だからややハンモック的姿勢である。だが朝起きた時腰が痛いかといえばそんなことはない。むしろ腰が楽な気さえする。これって、「立ち姿勢がそのまま寝姿勢になるのが良い」と言う販売トークが間違っていることでは?・・・・という課長の質問だ。

 

 答:解りません。  爺としては、とっさに次のように答え逃げました。

 映画(洋画)などの寝室場面を思い出して下さい。ふかふかの柔らかそうなベッドに寝てますね。さらに大きな枕を肩(むしろ背中)からしてます。日本人のイメージからすれば、問題ありといったところです。

     問題は、腰(ウェスト)部分をきちんと支えているか、ということです。最近の若い方、外人さんなどはプロポーションが良いから、硬い寝具では腰が浮いてしまいます。女性では時々膝を立てて寝る方もあります。膝を立てることによって腰が下がります。西川リビングのオーダー敷は腰の部分をサポートパッドの装着によって支えます。ウェストの細い方に評判が良いのはそのためです。外資系の一流ホテルは、時にベッドが柔らかいことがあります。朝起きて首が痛いことがある。ベッドより枕(クッションなど)の高さが合わないことが原因だと思います。

 柔らかい寝具の場合は高い枕は合わなくなる、低い枕を使ったほうが良い時もある。ハンモックで枕を使う方はほとんどいないように・・・。

 課長の現担当の静岡の寝具店の社長は「寝ている時は、姿勢ではなく、いかに楽な呼吸ができるかを問題にして、お客様に良い寝具を薦めている」そうだ。時間があったらゆっくりお話をお聞きしたいと思っている。

 そもそも滋賀医大の睡眠学講座で、そのたぐいの勉強はあったのかという質問が話の発端であった。「日本睡眠学会」は医学部的流れで、この質問は「日本睡眠環境学会」(工学部系)の領域だと思います。両方を融合させた話になることが寝具業界にとっては良いことなのだが・・・。

 

 いろいろ雑談しながら話し込んだ。西川リビングの社員は良く勉強する。特にN課長は読書家である。読まれた本から、役に立つ話して下さる。話が長くなることが多いが、ヘタなセミナーより有意義な話になることが多い。時に商談時間が無くなることがよくある。余分なもの(?)を売り込まれる時間が無くなることは良いことだ???

                

 今日午後、西川ベッドの工場から技術部の方が、西川リビングのベッド担当者と来て下さることになっている。良い意見交換ができることを楽しみにしている。より良い商品開発のためにも・・・。

 

 

 

 

 ああ~・・ぐっすり寝たー!

 

 お医者様も使ってる「快眠ひろば」のオーダー枕

 

枕の調整会 開催中! ちょっとでも違和感があったら、気軽に調整しに来て下さい。

 

愛知県内でベッドをお探しなら、Watakeiまで! 

ベッドパッドはこちらから・・・ 

夏の敷きパッドはこちらから・・・

テンセルのベッドフィットシーツ(BOXシーツ)はこちらから・・・

    ホームページはこちらです → 

 

     睡眠・早寝早起き - 健康ブログ村 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする