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羽毛ふとんのリフォーム基準が変わります。

2009-07-03 09:06:46 | 羽毛ふとん

 1枚のFAXが来た。

日羽協(日本羽毛製品協同組合/旧名:日本羽毛寝具製造協同組合羽毛のリフォーム認定工場の認定基準を変更しますという内容でした。

 

羽毛ふとんの普及率も今や100%を超えた(日本の人口以上に羽毛ふとんが販売されたということ)とか。リフォーム(仕立替え)をする方も非常に増えてきました。ところが、リフォームの方法は各社いろいろ。リフォームのレベルが違うのだ。このままではお客様にもご迷惑をお掛けすることになり、業界の信用問題にもなりかねないのです。

 

これからは、次に掲げる 3通りの方式に分類されます。

①リペア・側地交換方式 ・・・・・ 古い羽毛ふとんより側地を裂いて羽毛を取り出し、取り出した羽毛をそのまま充填する方法 

②リフォーム・ダウンウォッシュ方式 ・・・・・  (a) 羽毛ふとんを丸洗いして、その後解体して、充填する 。     (b) 羽毛ふとんを解体して、羽毛を他の袋に入れて洗浄し、その後充填する      (c) 羽毛ふとんを解体し、洗浄せずにスチーム加工をし、その後充填する       
          
③ プレミアム・ダウンウォッシュ方式         
  羽毛ふとんを解体し個別に
(袋に入れずに)専用洗浄機で水洗いし、その後充填する。     規定の殺菌・殺虫を施す。

 

②と③の大きな違いは、羽毛をふとんのまま・袋に入れて洗うか、専用のダウンウォッシュ機で羽毛を直接洗うかである。

Watakeiが行うリフォームは、羽毛を最も傷めず、ふんわりとリフレッシュする③のプレミアム・ダウンウォッシュ方式が原則である。 

      

   解体      →      人体に無害な液体で洗浄      →      乾燥・殺菌

 

 羽毛ふとんの側生地だけを傷つけた場合は、①のリペア・側地交換方式で構わない、が、10年以上使用された場合は、やはりダウン自体をしっかりと洗いたい。また、使用する洗剤が強すぎると、必要以上にダウンの油脂分を取ってしまい、ダメージが大きくなる。

羽毛ふとんのリフォームはどこも同じではありません。内容をよく確かめて戴くのが良ろしいかと思います。

              

Watakeiの羽毛リフォームの特徴はもう一つある。

いつも言うように、日本には気持ちの良い春・秋もあるが、「暑い夏」「蒸し蒸しした梅雨」「寒い冬」、そして北海道から沖縄まで南北に長く、表日本と裏日本、海辺の町と山間部、もちろん個人個人の暑がり度寒がり度は違う。

だから、一律にリフォームするのは「如何なものか」ということだ。

       

    普通立体キルト         二層立体キルト           ツインダウン

と、Watakeiではいろいろなキルトが選択できる。今、弊店で最も人気のあるキルトは、「襟小立体キルト」である。

 衿の部分を小さくし、羽毛の逃げを少なくするキルトだ。ツインダウンでも合い掛けは襟小キルトにすることはもちろん、可能だ。

リフォームもお気軽にご相談ください。遠方の方はこちらへ。

 

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