修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

雪がやんだら

2012-01-22 | ひとりごと
昨日の雪が 夕方には霙に変わっていたので その後の凍結を心配しながら
そろりそろりと箒を走らせての出勤だった。
すると・・・・・





ツルツルに凍結した轍を避けて歩いたらしい足跡が 轍と轍との間の雪面にくっきり残っていた。
まっさらな雪面に その存在を誇示していったのは シカジカさん。

おやっ??? 森の館に いち早く出勤したのはどなたさん???  


やっぱり 森の仲間たちのおでかけは 雪がやんでからだったようね。

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明日は 若い頃お世話になった方とのお別れに 雪の魔女山から温暖な伊豆へ出かけてきます。
近頃 恩人の訃報に接し 感謝とご冥福の祈りを捧げる機会が増えてきたのは
順番ですから 致し方ないことですが 淋しさを禁じ得ません。

でも・・・・・せっかくですから 伊豆へのドライブを愉しんで来ちゃいます♪

雪 森

2012-01-21 | ひとりごと
     


今年は 雪に覆われたおかげで いつもよりちょっぴり暖かな大寒です。
森では 雪かきオタクの森番が 朝からせっせと大汗かいています。
・・・・・が どんよりした空から舞い散る雪が 森番の足跡を消していきます。

イタチごっこ・・・・・そうだ 雪が止んだらイタチ(?)トラッキングしようっと♪

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追 記) サラサラ・・・雪が降り積む森へ アニマル・トラッキングに さぁ しゅっぱーつ!!!

雪面のあちこちに丸い穴がたくさん開いているけれど どうやらその重さに耐えかねた
梢の雪がパサッパサッと落ちた跡のようだ。
ひっきりなしに雪が降り続いて 端からその痕跡を消してしまうので見つけるのが難しい。
それでも しっかり防寒しているので寒いこともないし 雪の中を歩くのが愉しい♪





真っ新の雪面に 足跡を残す快感と云ったら もう 最高! 
時折 頭上の梢からザザーッと雪が落ちてくるのには閉口するけれど。
それでも しばらく目を皿のようにして 雪面を這わせていたら・・・・・


     


うーむ・・・ごんぎつねさんだろうか???
それとも 先刻のイタチどん???
やっぱり 森に棲む仲間たちも 雪が降っている間は 暖かい巣穴に籠もっているのだろうか。
また 改めて痕跡探しをしよう。

途中下車

2012-01-20 | おでかけ
予報通り 今日は朝から雪降り。
里では たいした積雪ではなかったが 魔女山入口まで登ってくると積雪量も多い。
それでも除雪さえ済んでいれば 難なく通行できるのだが・・・・・
魔女山入口に設置してある温度計の近くで ナントナント 除雪車が側溝に落ちて亀になってる
・・・と云うわけで 本日 やむなく(?)自宅待機となった。ルンッ♪

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先日 つれあいの叔父の葬儀に出るため 大阪まで行ってきた。
亡き義父の弟にあたる人で つれあいにとっては浪人時代に下宿させて貰ったこともあり
とってもお世話になった叔父なので 何をおいても駆けつけたかったわけである。

従兄姉たちとは 義父の葬式以来だから27年ぶりの再会。
以前お会いしたのは ピチピチの20代だったから お互いに随分・・・・・
でも 目そのものは20代の頃と変わらないのものだと お互いの目の奥に見つけたのは懐かしさ。

そして叔父は こぢんまりと 暖かな家族葬でおくられて逝きました 合掌

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告別式を終え 骨上げを済ませると既に夕刻。
そこで この日は ひこにゃんの地で 途中下車することにして 義兄と夜の町に繰り出した。
仕事の関係で しばらく実家を離れていた義兄とは本当に久しぶりの再会。
飲めば飲むほどに 義兄とつれあいの話題が難しくなってくる。
親鸞の教えは・・・辻邦夫の文章は・・・柳田国男の伝承がどうたらこうたら・・・文学論云々
あぁ面倒な兄弟だよ!まったく!!!
でもね ふたりとも とっても愉しそうな顔をして 相手を論破しようとしていた。
こんな時間が作れたのも 叔父からの贈り物なのかもしれない。

翌朝 能登に帰る義兄と別れた後は せっかくだから ひこにゃんに会いに・・・・・





彦根城を散策したら お茶席でまったり一服し ブッチが待っているからと帰路についたのである。

謎の物体現る!

2012-01-19 | ひとりごと
     


湖面のあちこちに 何やら謎の物体が出現した!
宇宙人??? それとも湖に棲む大蜘蛛??? いったいコレは???

その正体は氷紋 
 
凍った湖面に雪が積もり その重みで氷が水中に沈んで内側から穴が開き
その穴から噴き出した水が 放射状に雪を溶かしながら雪中に水路を作ったものである。

毎年 大寒の頃に湖に現れる不思議のひとつ。
要するに めちゃくちゃ寒いから見られる現象なのである。

つれあいの叔父(大阪)の葬儀に出かけていたので せっかく慣れてきた
冷凍冷蔵館の寒さに 再びふるえながら 溜まった仕事を片付けているところ。
明日は 大雪の予報が出ているとか・・・・・大寒に向け 順調(?)に真冬日更新中也。

今に伝わる風習

2012-01-15 | ひとりごと
昨夜は 地元の青年(含壮年)たちで組織する消防団が カンカンカンカンと
消防自動車の鐘を打ち鳴らし 一晩中 小路を巡っていた。
それもそのはず 昨夜はあちこちの小路毎に 道祖神さんで小正月の行事『どんど焼き』が
行われたので その残り火が 風に煽られて火災に発展しないよう巡回していたのだろう。

どんど焼き終了後 その残り火に水をかけて消火を確実にすれば安心なのだが 
それをしない理由があったのだ。
その理由とは・・・・・





   ♪へびも ムカデも どーけどけ 鍛冶屋の息子だ どーけどけ♪

どんど焼きの翌朝 どんど焼きで出来た灰に水を注ぎ その灰汁をコノ↑文言を唱えながら
家の周囲に撒く風習があるためだと云う。
どんど焼きでは 去年の神様のお札やお正月飾り 練習した習字紙を焼いているため粗末には出来ないし
昨夜のうちに水を注いでしまうと 翌朝には固まってしまい 灰を取り出すことができなくなるのだ。
しかし・・・・・
へびもムカデも・・・は わかるけど それが何故に・・・鍛冶屋の息子・・・に繋がるやら???
これこそ民俗学! 調べてみたら面白そう♪

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追 記) 古い町誌を調べたら 載ってました!

そこには・・・・・

     ♪へびも ムカデも どーけどけ おらぁ鍛冶屋の婿どんだ
               槍も刀ももっている ちっとさわると ぶっ斬るぞ♪

 
ちょっと乱暴な言い回しだけど 要するに「おらのうちに近づくんじゃねぇ!」と云う
虫除けの唱え言葉なのであった。