修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

物語の郷を訪ねて 番外編

2010-09-24 | おでかけ
北への旅から 魔女村に帰る途中 娘を送り届けがてら 実家に寄ると・・・・
家の前に 業者のワンボックスカーが 如何にも 『 作業中! 』 といった様子で駐まっていた。
ナ ナ ナンダァ?????

父が旅立ってから バッサバッサと捨てまくり 家中片付けまわっていた母が 
とうとうキッチンのリフォームを実行に移したのだった。
ガスからIHクッキングヒーターに入れ替えたいと 以前から相談を受け賛成していたけど・・・
業者に入って貰うと決めると 一刻も早くリフォームに取りかかりたかったらしい。
その内容ときたら 調理器部分の交換だけでは済まず 流し台の部分も総取り替えし
キッチンのタイルとクロスも 全て新調することだった。

実家に寄った日は ちょうどキッチンからキッチンセットが全て取り除かれ
古いタイルと 汚れたクロスをはがしたところだった。
工事に入る前に 山のようにあった調理用具や 食器の詰まった食器棚 
大型冷凍冷蔵庫等 全てを 母は ひとりで移動させ 不必要なものを処分したという。
昔から 模様替えが趣味のようなヒトだったけれど・・・・
75歳の小柄な母に そんなバイタリティがあったとは ビックリ!!
その片付けが 「 大変だったわよぉ 」 と云うものの どこか愉しげだった。

数日後 リフォームの進捗状況を訊ねると・・・
「 もう終わったわよぉ。綺麗になって嬉しくって♪ 」 と 
母は 電話で話している間も惜しいようで こちらの問いかけにも上の空。
再び張り切って 片付けを愉しんでいるらしい。
月を見上げてセンチになっているアタシと違って 母は逞しいのか図太いのか???
そのうち時間を作って 新しくなったキッチンと得意気な母の顔を見に行くとしよう。

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コレ↑全部 自分たちのために買い求めてきたものたち。
地ビールに ご当地サイダー 語りのCD 各種参考資料や書籍の数々。
秋の夜長 心は再び みちのくを旅するだろう・・・・・

ムーンパワー

2010-09-22 | ひとりごと
     


木漏れ月(?)に 誘われるように庭先に出てみると・・・・
盆地を明るく照らす 満月にはほんの少し足りない十五夜の月が 空にかかっていた。


     


少々疲れ気味の心身に 月のパワーを充填したら・・・
明日は 今日より もう少し元気になれるかなぁ

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お彼岸なのに 父のお墓参りにも行かないアタシは薄情???
だって・・・あの父が お墓の中にじっとしているとは 到底思えないんだもの!
絶対に 飛び回って あそこは留守にしているに違いないわ。
だから 今夜は もしかしたら アタシの隣で一緒に この月を眺めているかもしれない。
うん きっと そうよ ねっ♪ じっさま♪

でてこい でてこい

2010-09-18 | おはなし
風になった人の最期に伴走し 見送り 先送りしていた仕事を優先し・・・
そんなこんなが いろいろあって 図書館のおはなし会当番をハズして貰っていたのだが
今日 久々におはなし会に復帰した。
半年ぶりのおはなし会に向けて おはなしのひきだしから 
上手く おはなしを引き出すことができるのか不安 
否 果たして引き出しにおはなしが入っているのか うんと心配

ところが 子どもたちを前にしたら 半年のブランクなんてどこ吹く風 (←ホントかぁ???)
いつもの調子 (←コレが怪しい ) で おはなしの世界へ・・・・♪

        本日のメニュー  

    手袋人形   ねんねこやまのこうさぎ
    おはなし    お月さまのはなし
    読み聞かせ つきのよるのものがたり
    わらべうた  月見だんご    
    パネルシアター  どこかで だれかが ないている
    紙芝居    天からのおくりもの

        司書担当 * majo担当

物語の郷を訪ねて その4

2010-09-17 | おでかけ
海岸線から再び内陸に向けて走ること 小一時間。
この日最初にやって来たのは 日本三大鍾乳洞の一つ 国の天然記念物に指定されている龍泉洞





洞の全容は およそ5000mに達すると推定され 更に多くの支洞があり
主洞に沿って流れる地下の川が 水深98mと日本で最も深い地底湖を形成している。





世界でも屈指の透明度を誇る地底湖↑は LEDの照明で更に幻想的!
ただ ただ・・・はぁ~ ほぉ~ 異空間に圧倒されぱなっし!

地下水で滑りやすくなっている洞内を 手すりにつかまりながら歩いていると 
持っていた傘を ひょいっと娘が持ってくれ コチラの足下をそれとなく気遣ってくれていた。
ついこの間まで コチラが娘の荷物を持ってやり 転ばないように手を繋いで歩いていたのに・・・
いつの間にか 立場が逆転しつつあるようだ。
嬉しいような 哀しいような・・・やっぱり嬉しいことなんだろな・・・・・複雑・・・・・

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盛岡と云えば 『 わんこそば 』 と愉しみにしていたのに 諸々の都合で断念
普通のお蕎麦屋さんで 昼食を済まして 次に向かったのは 石川啄木記念館





記念館内で 啄木に関する資料を見学したあとは 同じ敷地内に啄木が通った 
渋民尋常小学校旧校舎 が移築されているので そちらも ゆっくり見学。

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時折 フロントガラスを強い雨粒が叩く 何とも恨めしい天気だけど めげずにGo!
晴れていれば どんな風に岩手山が見えたのだろう???
そんなことを思いながら 訪れたのは 小岩井農場


     


口蹄疫の影響で 牛や羊と直接ふれあうイベントは 全て中止されており
観光客が大勢出入りする辺りにも姿は見えない。


     


雨雲が低く垂れ込め おまけに冷たい風が吹き抜ける 嬉しくない天候にもかかわらず
結構な数の観光客が入っているし 皆 一様にソフトクリームを舐めている。
勿論 アタシ達も ブルブル震えながらソフトを味わいましたとも。
娘なんて この上 ミルクジェラートまで食べてたわ おーさむっ・・・

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最後の晩は ホテル近くの居酒屋に繰り出し 新鮮な魚介類他たくさんオーダーし 
じゃじゃ麺と冷麺もつまみに・・・飲めや 食べろや 
アルコールが進むにつれ みなの口もなめらかになり
娘を囲んで ゆっくり 愉しく おしゃべり出来たことが 今回の旅一番の収穫かもしれない。

翌朝は 再び魔女村に向かって高速道を南下。
でも 行きに寄らなかったSAで またまた美味しいもの探索しながら・・・・
そういうわけで 未だにヘルスメーターに 怖くて乗れないのだ

こうして ちょっと欲張りな旅は終わったのです。
移動距離を小さく もっと集中して物語の郷を探索したかった気もするが・・・・・
それはまた次の旅の愉しみにとっておくことにしましょ♪
物語の郷へ おつきあいくださったみなさま ありがとうございました

物語の郷を訪ねて その3

2010-09-17 | おでかけ
後ろ髪を引かれるように遠野を後にして 次に向かった先は 吉里吉里国 ( キリキリコク )
井上ひさしの小説 『 吉里吉里人 ( きりきりじん ) 』 の舞台と同名であるところから
町おこしで 『 独立国 』 宣言等が行われ 全国的に注目を集めたことがある。
国内には JR東日本山田線の吉里吉里駅がある。
井上ひさしファンのつれあいが 何としても訪れたかった国 (?) なのだ。


    


小説の吉里吉里国は 東北の一寒村が ある日突然 独立宣言をして誕生する国家である。
日本国とは違った 『 イエン 』 を独自通貨とし 国語は方言
科学立国を称して 様々な怪しげな実験が国内において繰り広げられている。
めちゃ面白いので 暇なときに一読されたし!

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吉里吉里国に後ろ髪を引かれているつれあいを急かして しばし 三陸海岸沿いをドライブ♪
この日予約してあったのは 海辺のホテル。
そう! 新鮮な海の幸を堪能しましたとも♪ サンマの刺身の美味しかったこと♪


     


さて いよいよ物語の郷を訪ねる旅も終盤へ・・・・・