修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

いにしえの旅 vol. 3

2009-09-15 | おでかけ
天気も回復したし 日曜ということもあってか ホテルの朝食バイキングは
ロビーで順番待ちになるほど・・・。
朝食を摂ると さっさとホテルをチェックアウトして 京都を脱出!
一路・・・お伊勢参りに向かった。

お伊勢参りは外宮(げぐう)から・・・と云われる。 
そこで 先ずは 天照大神のお食事を司り 
衣食住あらゆる産業の守り神でもある豊受大神をおまつりしている外宮に詣でる。

そしていよいよ 八百万の神々の中心 天照大神をおまつりする内宮に詣でる。
さすがに天下の 『 お伊勢さん 』 周辺の駐車場は満杯状態。
ようやく河原に設けられた臨時駐車場に車を置いて参拝に行った。


   


御正宮では 二拝二拍手一拝。
お参りの作法に気を取られ 肝心の内容は???
中身無しだよぉ せっかくお伊勢参りに来たのに もったいないなぁ。

お伊勢さんと云えば 『 赤福 』
店の前には 赤福を買い求めるヒトで長蛇の列 あぁ・・・こういうの苦手・・・

外宮と内宮の二カ所を詣でただけで 歩数計が↓こんなに・・・


                

++++++++

京都の町は 何度訪れてもドキドキワクワク・・・
歴史の教科書に出てきた寺社仏閣が 街のあちこちで見られ 
その周りでは 当たり前の日常生活が営まれていることが 
なんとも不思議で感動すら覚える。
そこが いにしえの都の魅力でもあるのだろうか。
 
お伊勢参りの後は・・・
ルドおじいとブッチーが 待っている(かな?)
魔女村目指し助手席でうつら うつら・・・なのだった。  (完)

いにしえの都 vol. 2

2009-09-15 | おでかけ
京都二日目の天気予報は 曇りのち雨 しからば 早めに行動開始。
朝食後 ホテルから歩いて向かったのは・・・哲学の道。


     


琵琶湖疎水分線西沿いの小径は 桜の季節と紅葉の季節には 
訪れる人でごった返すのだろうが 紅葉にはまだ早いせいか 行き交う人も少なく
ぶらり旅には もってこいの散策路だった。

疎水道脇の 可愛い和風雑貨を扱う店を覗いたり 歩き疲れると お抹茶とわらび餅で一服したり。
お腹が空いたら 湯豆腐を供するお食事処に入るのも また良し。

そうやって ぶらぶらと 散策しながら行き着いたのは・・・東山慈照寺

     
     


さすがに ココまで来ると修学旅行生の多いこと!
4,5人のグループ行動らしく タクシーの運転手さんがガイドを兼ねて
京都市内を見学してまわっているようだ。
せっかくの庭園も 中学生には侘び寂の世界に理解が及ばないようで 
見学の思い出なのか???証拠なのか??? 
銀閣寺(現在は修理中)を同じような構図で撮っては走り抜けていく。 

     * * * * *

昼近く雨が降り始めた頃には バスで京の中心地へ向かった。
錦市場や新京極をぶらぶら 友人の顔を思い出しながらお土産探しも旅の楽しみのひとつだ。

そして 京都に行ったら是非とも寄りたかったのが ↓ココ。


     


森の館で実施している 草木染め関係品を取り寄せている染色材料の専門店
休暇で行ったにもかかわらず 店内をまわっているうちに 
そうだ アレが不足していたっけ・・・コレもあったら良いな・・・
いっとき仕事モードに入り 森の館宛に発送を頼んでしまった。

     * * * * *

一旦 ホテルに戻り 夜は↓ココ 法然院へ。


     


法然院方丈の間へ 夫婦デュオ亀工房ライブを聴きに出掛けた。
このおふたりとは 十数年来の付き合いになるのだが 知り合った頃は
まだ子どもさんが3人だったけれど 現在は高2を筆頭に6人の子持ち←貴重ダ!
肝っ玉母さんを想像するかもしれないけれど それがまた とっても可愛いヒトなの。
彼女の奏でるハンマーダルシマーは ピアノの原型と云われる楽器で
透明感のある素晴らし音色が聴ける。

雨音も 虫の声も お寺の闇も 全てが演出効果を高め 
ハンマーダルシマーとギターの優しい音色に癒されたひとときだった。

追記) 法然院には 森のセンターが併設されていて
     しっかり 仕事モードでチェックも怠りなく! 

     * * * * *

二日目の歩数は・・・

 
      


前日の反省から この日は靴で行動したので 夜はぐっすり眠ることが出来たのデス。

                                 (つづく)
   

いにしえの都 vol.1

2009-09-14 | おでかけ
最初に訪れた 大原にある三千院のご本尊は 薬師瑠璃光如来。
父の病気平癒を願って 護摩木・・・


     




苔生す静かな三千院の庭を前にしばし佇む我ら夫婦。 
そこここから 苔庭で遊ぶわらべたちの笑い声が きこえてくるような気配。 

     * * * * *
 

     


平清盛の息女 高倉天皇の皇后 安徳天皇の母である 建礼門院徳子が
壇ノ浦で滅亡した平家一門と 我が子安徳天皇の菩提を弔い
終生をこの地で過ごされ 閑居御所とされた寂光院には やはり尼僧の姿がしっくりくる。

大原の里では たまたまなのか 20代後半(?)の娘と母親の二人連れが目立った。
母と自分の二人旅・・・ちょっと 勘弁だなぁ。
娘と自分・・・パス! と 云われそう。

修学旅行生の姿はなく 静かに庭と対峙する至福のひととき。
・・・と 云えば コチラ↓


     


なんと 白味噌アイス アイスだけを口に入れると まさしく白味噌のお味。
きな粉を振りかけ あんこを添えて・・・絶妙なバランスで 美味しさが増す。

     * * * * *

次に向かったのは 義経伝説の鞍馬寺

自分が 幼稚園の頃だったからウン十年前のことだけど・・・ 
我が家に小学館が出している 『 牛若丸 』 という絵本があり 
幼い頃 絵本を開いては・・・ 
都からも遠く離れた鞍馬寺に預けられていた牛若丸が
可哀想で 可哀想で 何度絵本に涙を落としたことか・・・。
カラス天狗に剣術を習う牛若丸 和尚様に学問を教わる牛若丸・・・
そんな牛若丸の幻影を追ってみたくなった。


     


鞍馬山の中腹にある本殿まで 行きはケーブルカーを利用したが
帰りは 昼なお暗き杉林を ポクポクと下っていった。
貴船も行きたかったが 時間切れ またのお楽しみにとっておこう。

     * * * * *

半日は 車で移動に要したが その後 山里を歩いたおかげで 歩数計の数字は・・・


     


傾斜地を歩き回ったせいで 足がかったるくて なかなか寝付けなくてちょっと辛い夜だった。

                                ( つづく )

秋の夜長

2009-09-09 | ひとりごと
     
        photo * つれあい

ついこの間まで田圃の畦から 何百何千という蛙の合唱がきこえていたのに
今 庭の草むらからきこえてくるのは 軽やかな虫の声。

  ♪コロコロ・・・カチャカチャ・・・スーイッチョン・・・リ~ンリ~ン・・・♪
        
テレビも 部屋の電気も消して 静かに聴き入る秋の夜長。

                * * * * *

画像中央やや右より 縦にぼぉっと赤く見えるのが 天の川。