修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

鳥肌が立った

2008-01-21 | おはなし
         本日のメニュー
  
        おはなし  「干支のおこり」
        おはなし  「牛方とやまんば」
        絵本    「ウィリーと ともだち」 

          司書担当 majo担当

            * * * * * * * * * * *

いつもの小学校で、今年最初のおはなし会。
当初、「牛方とやまんば」を予定していなかったのだが、
ちょうど昨夜 チラチラと雪が舞ったこともあり、
山つきの小学校でもあるので、急遽追加した。
結果、このおはなしの情景を想像しやすかったのか、
子ども達の集中度といったら・・・

まるで、あたかも目の前で、やまんばと三十郎の
攻防が繰り広げられていたかのようなその表情の変化に、
語っているこちらの鳥肌が立つ程であった。
おはなしを語っていて、こんな瞬間に出会える事は数少ないが、
これ程、語りの魅力を再発見させられる至福の時もそうないだろう。



       

ホットで乾杯♪

2008-01-18 | 厨しごと
星降る山里に住む友人から『ホットビール』を教わり、早速試してみた。

ビールを電子レンジで1分温めるだけ。
ビールならではの泡が消えてしまい、
舌にチクチク感が強調される気がして、う~ん微妙・・・。
もう少し温めた方が良かったかなぁ。
ホットビールは、「飲むぞぉー」というときより、
寝際に心を静め、暖めるのには、ちょうど良いかもしれない。

友人は黒ビールのホットを紹介していたが、
もしかしたら、その方がコクがあって美味しいかもしれない


                 


今夜は、『石狩鍋』にホットビール。
デジカメで撮るまでしばらくの間、
つれあいワンコは「待てっ!」「お預け!」・・・よしっ!ワンッ!

共通項は?

2008-01-18 | 手しごと
 

周りはちょっぴり固くて中は、ねっとり美味しい干し柿。


            

              茶色に染めたコースター。


この二つの共通項それは・・・・・渋柿

当地は、寒冷地のせいなのか、家の庭先にある柿はどこも殆どが渋柿。
加工農産物として、干し柿を始め、上記の柿よりも干し方がゆるく、
まわりだけを乾燥させて中身は甘みが強く、トロットログチュグチュの
“あんぽ柿”を出荷している農家が多い。
(個人的には、しっかり干した柿の甘さの方が好き。
  あんぽ柿をいただくと、更に干して普通の干し柿にしてしまう。)

そして、その柿の渋を利用して染めた『柿渋染め』のコースター。
まだ、青くて固い実を使って夏に染めたもの。

昔から柿渋は、防水や防腐、繊維類の強化に使われてきている。
現代でも、団扇の表面に塗られていたり、
酒蔵で酒を絞る袋に使われている。
工芸品として商品になっているものは、夏の盛りの青い渋柿の実を
絞って長期自然醗酵させ、濃度の安定した柿渋を使っているが、
庭先の青柿を使って簡単に染色ができるので紹介しよう。

   * * * * * 柿渋染め * * * * *

  【材料】・夏の青い渋柿
      ・消石灰(1g/1㍑)
      ・おろしがね
      ・柿を絞る布
      ・染める布
      ・筆

   ①青い渋柿を おろし金ですり下ろす
   ②柿のすり下ろし汁を 布で絞る  
   ③絞った汁を染料にして 布を染める(筆で描く)
   ④1週間程 天日で干す
   ⑤水1㍑に対して1gの消石灰を溶いて 媒染液を作る
   ⑥⑤の媒染液に 10分程 染めた布を浸す
   ⑦水洗し 10分程 空気にさらす
   ⑧もう一度水洗し 乾燥させれば 出来上がり

寒いけど面白かったァ

2008-01-17 | ひとりごと
朝のうち、フワッと舞った雪もすぐに消え、じき青空が広がった。
空気が凛と冷たく張りつめた静かな森の中、
普段何気に見過ごしているものたちに、
スポットライトを当ててみれば・・・



  おやっ?モグラ帝国の天窓が、あちらこちらに。

     




  ほらほら・・・ねっ! あなたは、だぁ~れ?

               
            
          
                   (誰か・・・なんて聞かないで・・・)

  さぁ、舞ってごらんよ。


    

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今日はいつものデジカメではなく、
森番の一眼レフ(デジ1)を借りてパシャッ!
ヘタながら接写で撮れたことにご満悦なんだけど・・・
あぁ・・・重すぎ!!
箸より重い物を持ったことのないこの右腕が・・・
さっきからプルプルして重くてカッタルイ!!!
                    まったく、情けない 

富士は何処に

2008-01-16 | おでかけ

            (西湖 野鳥の森からの富士山)


一日富士北麓を駆け回ったが、残念なことにいつも雲がかかっていた。
最初に河口湖畔から大きな富士山を見たが、まだまだ・・・と
欲をかいて先延ばしにしていたら、次第に雲が広がり・・・・。
唯一、最後に西湖近くから大きな富士山を撮ることができた。
自然に相対する時は、「後で」は、あり得ないということを痛感。

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この日、富士北麓行きの最初の目的は、山中湖畔にあるココ。





日本で初めて指定管理者制度を導入した公共図書館
『山中湖情報創造館』をチェック!

木造りの内装が落ち着きを感じさせる、こぢんまりとした小さな図書館。
ほぼ365日開館しており、登録した人は24時間いつでも
ブックポストから予約本を受け取ることができる。
図書館はもちろん無料で利用できるが、視察・見学案内及び資料は有料。

今日は個人的な利用。
先ずは、児童書コーナーで、バーコードをチェック(笑)
やはり、ココもだったかぁ・・・。
左手で背表紙を持って引き出した表紙、
左隅の決まった場所についていた。
本の大きさに関係なく一律に、左角から○cmの場所に・・・。
よって、小さなあかちゃん絵本には、表紙の真ん真ん中ダヨ(涙)
期待して来た図書館なのに・・・残念この上なし!

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山中湖畔の『カフェ・ラパン』で、コーヒータイム。
出てきたレアチーズケーキが・・・おぉ、富士山(?)

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湖畔にある『山中湖交流プラザ きらら』の管理棟『ハルニレ』に寄って、
NPOが主催している事業をチェック・・・ふんふん、ニヤッ、勝った

せっかくの『逆さ富士』ビューポイントについても没(涙)
「今日の富士山のご機嫌はいまいちか。」と、呟きながら富士北麓を走る。


最後に向かったのは、『西湖いやしの里 根場』


             
          (晴れていれば、民家の間から富士山が望める・・・はずだった。)


かつてこの地には、多くの茅葺き兜造りの民家が建ち並び、
人々の生活が営まれていたが、昭和41年台風の甚大な被害を受け、
山からの土砂流出により、その殆どが消失してしまった。
近年、その集落を再生し、観光交流拠点を創出したものである。


    


それぞれの一軒ごとに、伝統工芸を伝えるエリアになっており、
職人技の見学や体験が出来る。

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そしてその帰り、ようやく冒頭の富士のお山にご対面となった。