修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

おはなしの出前

2007-07-09 | おはなし
毎月1回地元の小学校におはなしの出前をしている。
2時間目と3時間目の間のロング休みが、
おはなしの時間と決まっており、
いつも低学年を中心に担任の先生も一緒に参加してくれている。
正味20分位のおはなし会なので、
魔女がおはなし(素語り)を一つして、
司書が絵本を1冊読んでおしまいになる。

今月は素語りも絵本も無しにして、
『もうひとつのたなばた』(上野さかる・作 BOC出版)
を読み聞かせた。
(7月6日の○○空襲のことだが、詳しい内容は本を読んで下さい)
少し長いおはなしだが、おはなしの登場人物が聴き手と
同じ年頃だったこともあるし、遠い他所の話ではなく、
自分たちの住んでいるこの地にあったことだけに
最後までよく聴いてくれた。

ほんの数年前までは、「みなさんのおじいちゃん、おばあちゃんが
子どもだった頃のおはなしです。」と始めていたのだが、
久しぶりに読み聞かせることになると・・・
1,2年生のおじいちゃん、おばあちゃんは、
まだ生まれてなかったりする。
ひいじいちゃん、ひいばあちゃんも
元気に畑仕事してたりするくらいだから
おじいちゃん、おばあちゃんって言っても若いのよねえ。

しかし、普段のおはなし会には、図書担当・司書・
1,2年生の担任くらいしか大人は参加しないのに、
『戦争』『平和』???
こんなキーワードがあると校長や教頭、教務主任まで参加するのは何故?
おはなし会の内容をチェックしにきたの???
たぶん、次回のおはなし会からはまた参加しない気がする。
何年か前にいた校長は、忙しくても時間をやり繰りして、
できる限りおはなし会に参加してくれていた。
本当に子ども達と一緒になっておはなしそのものを楽しんでくれていたから、
校長がいることが当たり前のおはなし会だった。
でも、近頃は違うのよねえ。
どうも釈然としないんだなあ。

子ども達は・・・と言えば、
はじめのうちはいつものと違うギャラリーに少し緊張気味だったけど、
1年生の女の子の「魔女さん、かわいい!」突然のひとことで、
場が和みいつものおはなし会になったんだ。
先月訪問したときは・・・
魔女じゃなくて『山姥』だったということか

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