修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

これが自然体験?

2008-08-02 | ひとりごと
近頃、いや、以前から言われていることに、
子どもの自然体験や生活体験が不足しているということがある。
しかし、それは子ども自身の問題というよりも、まわりの大人たちの
生き方を反映したものに過ぎないのではないだろうか。

マッチを擦れない子ども。
まぁ、マッチを使う機会そのものが、普段の生活にない現代では、
無理からぬことなのかもしれない。
それなら、ガスコンロ(カチッと回して点火)なら、出来るかと思えば、
小学生相手のワークショップで、点火出来ない子どもに多く出会う。
今更驚かないけれど、呆れちゃう。
ピッ、ピッ・・・チーン!
指一本で、調理可能、何の不自由も感じない生活がそこにある。

魔女の森に来る、ファミリーキャンパーを見ると・・・

街中の自宅キッチンをそのまま移動したような便利な炊事用具と、
テーブルにイスのダイニングセットは必ず持ち込まれている。
林床のフカフカクッションを楽しまずに置かれる椅子や簡易ベッド。
夜遅くまで煌々と灯される数々の灯りと、虫除けグッズ。
そんなテント脇には虫かごとタモ・・・その目的は?
翌朝には、花火の残骸と散らばったビールの空き缶。
遊具がないと遊べないのは、大人も子どもも同じ。
トイレはキャンプ場のを使わず、森の館に駆け込んで来る親子。
中には、「和式じゃ、ウ○コできない」と泣く子も・・・。
その上、キャンプ中の子どもたちは野放し状態、
好き勝手に森の館を出入りし、荒らしていく。

あぁ、もう!!
挙げたらきりがない・・・。
決して特例ではない。これが、普通のファミリーキャンパーの姿。
そして、口を揃えて言うことにゃ・・・

  子どもに自然の中での貴重な体験をさせてやっている
  自然の中での過ごし方を伝えているんだ

  
そう言って、生ゴミをキャンプ場に、勝手に穴を掘って埋めている。
生ゴミを埋めて土に返し、紙類を燃すことで
環境に配慮しているつもりらしい。
キャンパーが帰った後のテントサイトの汚ないこと!

まったく!とんでもない大馬鹿野郎だ
たとえゴミは、生ゴミであろうともキャンパーが持ち帰るのが基本だろう。
子どもに自然体験を教える、なんてレベルじゃないぜ!

そこへ来て、キャンプ場の管理は、当館ではなく、隣の施設なのだが、
これがまた、管理がいい加減で、カチンカチンくるんだなぁ

ありゃりゃりゃ・・・
今日の書き始めは、もっと高尚に自然体験についてと思っていたのに、
いつの間にか、愚痴ブログになってしまった。

この週末は、こんなキャンパーで賑わっている魔女の森なの

++++++++

こんなことは、キャンパーだけじゃないけどね。
昼日中、虫かごとタモを持った親子に、

  「 どこに行けば、クワガタやカブトが捕れますか? 」

と聴かれることが、時々あるけど・・・
クワガタやカブト採集と言えば、早朝若しくは暗くなった頃でしょ。
そんなことも知らないんだ

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